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我が家に薔薇の花壇を作りたいという漠然とした思いで土を掘り始める

風薫る5月です。
先日の土砂降りがうそのように晴れ渡り、空気が澄み切ったそんな日。
前から漠然とイメージしていた花壇を作ることにしました。
どんなカタチにするのか、花壇の枠は何を使うのか、そんなことはまだなんにも決まっていませんが、まずはやってみる。
いつもの私のクセで、思い立ったら行動に移したくてしかたがないのです。

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薔薇が生えている

「薔薇を植えている」ではなく「薔薇が生えている」。
我が家にある薔薇は、まさにそんな感じ。
十数年前に父が植えた薔薇を私は何も手入れなどしてこなかったので、毎年花は咲くけれど、花びらは所々茶色くなっているし、なんだかしょぼい。

父が亡くなった2年前の夏、雑草の中に紛れ込んで生えていた薔薇を、私は1株掘り起こしてしまいました。
たいした花も咲かないくせに、腕に刺さった薔薇のトゲに腹を立て、6株あった薔薇を全部掘り起こそうと思ったのです。
薔薇なんて要らない。きれいな花を咲かせるにはそれなりに手入れも必要だし、剪定したり肥料をやったり、そんなこと私にできっこない。

しかし、十数年かけて我が家の庭にすっかり根付いた薔薇は、簡単には掘り起こせるわけもなく、結局私は小さな株の薔薇ひとつだけ掘り起こして、残りの5株はそのままとなりました。
そして、冬が来る前に見様見真似で剪定らしきことをしてみました。
どうせ抜こうと思っていた薔薇だもの。ダメ元であちこち切ってみてもいいよね。

そんないい加減な手入れだったのに、春が来ると剪定した枝の下からどんどん新芽が伸びだして、小さいながらも薔薇の花が咲きました。
昨年の秋、今度はちゃんと剪定の仕方を調べてから、やってみました。

すると4月には、昨年よりもさらに新芽がワサワサと伸びだしました。
あぁ、薔薇も一生懸命生きているんだなぁ。
1株掘り起こしてしまった薔薇のことを後悔すると同時に、まだ5株残っている薔薇に感謝しました。

私も薔薇をちゃんと手入れしてみよう。

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庭のゾーニングという考え方

我が家は田舎ゆえに広すぎる土地があるのが、困ったことでもあります。
父が亡くなり、この庭を維持管理するのが私の役目となった時も、いったいどこからどうやって手をつけてよいのかわからず、途方に暮れた2年前。

業者に依頼して庭を造り変えるということは母が大反対をしてできなかったので、少しずつ自分で手を加えながらやってきました。
図書館で庭造りの本を何冊か読むうちに「ゾーニング」という言葉を知りました。

ガーデンデザインをする上で、最も重要なことがゾーニング。
ゾーニングとは、建物以外の土地を、目的や用途、形状によって大きく区分して考えること。
特に広すぎる土地は、このゾーニングをきちんとやらないと、我が家のように収集のつかないジャングルのようになってしまうんですね。

といっても難しく考えることはなく、前庭は花壇にするとか、家の横は駐車スペースにするとか、メインガーデンは家庭菜園に使うとか、そんなざっくりとした分け方でいいそうです。
用途をイメージし、ゾーンによってテーマを決めることで、庭がまとまりやすくスッキリとしてくるんです。

そうだったのねー。
我が家のように、空いている土地に何も考えずにどんどん木を植えたり、植物を植えたり、畑にしてみたりというのであっては、そりゃジャングルにもなるわよねぇ。
もっとも、父だってその辺はちゃんと考えていたから、つつじやさつきがまとまって植えられていたり、薔薇の花が一か所に植えられていたりするんだろうけど。

しかし、木は植えすぎでしょう。
その昔、市から植樹用に無料で苗が配られていたからって、なんでもかんでももらってきて、至るところに植えていたら、何十年後には密林になるわ、虫たちのパラダイスになるわで、そりゃもう大変です。

薔薇の花壇を作りたい

そうだ。
ゾーニングなんだよ。

薔薇が植えられている場所は、歩道から畑につながり区分けされていないので、いつも雑草が一面に生えていて、まとまりがない。
せっかく父が遺した薔薇の花なんだから(1株抜いたけど)、花壇として区分けすればいいのだ!

4月早々、微妙な位置に生えていた松の木を伐採し、薔薇の花壇化計画をイメージしながらワクワクしてきました。
でもどんな風に花壇にする?
四角く区切る?それとも円形にする?何を使って区分けする?
調べれば調べるほど、悩めば悩むほどどうしてよいのかわからなくなり、薔薇の花壇着工が大いに遅れておりました。

 

そして5月。ようやく薔薇の周囲の雑草撤去作業。
これは、畑の畝を作った時と同じように、30cmほど土を掘って雑草の根切り作戦で根こそぎ草を取り除きます。

 

地面を掘っていると、伐採した松の木の根っこが出てきて、簡単には掘ることができません。
剪定鋏で根っこを切りながら、作業を進めます。

 

雑草を取り除いたら、花壇の形は半円形にしたいというイメージが沸いてきたので、杭に紐を結んでコンパスの要領で地面に半円を描きます。

 

ブロックのようなものを地面に半分埋めて、花壇の枠を作りたいので、とりあえず掘る。
なんだか庭の土木作業のようになってきた。

昨年も、土を掘って防草シートを敷いて砂利を敷いてと、やっぱり土木作業をしていたんですよね。
今年もまだまだ造園業をがんばれる50代です。

 

しかし、松の木の伐採跡地を掘っていたら、太い根っこが出てきた!
これは剪定挟で切れる太さじゃないから、チェーンソー出動かしら。

 

というわけで、作業は一旦停止。
掘った溝に埋める花壇の枠に、何を使ったらよいか悩み中です。

円の半分の周囲の長さは、約15M。
ゆるいカーブに対応するためには、円柱状のものを使ってカーブさせていくべきか。

イメージとしては、レンガチックな花壇にしたいのですが・・・。

 

嗚呼。
ガーデニングデザインって難しい。
いや、私がやっているのは土木作業か?

今年も庭造りDIYで大いに悩んでます。

その前に、薔薇がきれいに咲くようにちゃんと手入れをしなさいって話ですが・・・。

 

コメント

  1. すず より:

    わぁ~楽しみ(^_-)-☆先日バラを見にここに行ってきました
    ENGLISH GARDEN ROSE CAFE) – 国分寺(カフェ)

    満開のバラを見るためにものすごい人がきていました。高台にあるので暑い日でしたが風が心地よかったです

    バラ我が家にもミニバラの白が花壇に植えてあり、誘引もしてるんですが・・・なかなか。
    むずかしいですね~私も頑張って咲かせます!!

    • そらはな より:

      すずさんへ♪
      薔薇を見るためにお出かけって、ものすご~く心が豊かで贅沢ですよね(#^_^#)
      いいなぁ。お花はやっぱり癒やされますね。
      うちの薔薇も、きれいに咲くといいのですが(^_^;)

  2. このちな より:

    こんにちは! バラのお庭物凄く素敵ですね。何色が咲くのでしょうね? 楽しみですね。私も庭に業者さんに頼んで土を入れて貰い、花壇を作りました。
    まだ何も植えていないのですが、とても楽しみにしています。

    4月に夫が転職しました。60歳で停年になり違う職場で働き、7年働きそこも雇用が終わり、いよいよと年金だけの生活・・?と思っていたら、幸いな事に次ぎの職場が見つかりました。物凄く有難いです。

    でも、私に渡されるお金は微々たるものですが、それは給料が半額になってしまったので仕方ありません。それよりこの会社に行ってくれなかったら、夫にお小遣いを渡さなきゃならないし、ガソリン代も払わなくてはなりません。

    それが今は、まだ生活費としていくばくか貰えるのですから、本当に有難いです。先月から銀行振り込みで無く、現金で私は貰っています。
    今までより、ずっと有難く感謝して使わせて貰っています。

    使えるお金は食費と雑費、交際費等々で10万円で収めたいのですが、今までそんな金額で収まった事は無いですが、頑張ろうと思っています。
    公共料金や税金、保険、夫のガソリン代は引き落としなので、あまり考えない事にしました。

    ともかく私は10万円でやって行こうと思っているだけです。
    こんなに明確に金額が出た事が無いので、びっくりしています。
    では、また~

    • そらはな より:

      このちなさんへ♪
      花壇作ったんですか?しかも業者さんに頼んで!
      楽しみですね~。あんな花やこんな花、色とりどりの花壇を想像しちゃいます。
      旦那様は、健康で働き者ですね(^^)
      本当にありがたいですね。
      近い将来、定年なんて言葉がなくなるかもしれませんね。
      年金生活は、まだ漠然としていますが、収入の範囲内で暮らすことが理想的なので、今から徐々に暮らしを縮小していきたいものです。
      それと、自分が楽しめることにはどんどん参加していきたいなぁ。

  3. るり玉 より:

    まぁ!
    バラもあったの?
    しかもなんて立派な株かしら!
    バラは何十年も咲く強い植物、宝物よ♪
    バラゾーンを円形に囲む計画、素敵ね~。
    地植えのバラの手入れって意外と楽。
    冬にバッサリ切って、根元に堆肥を入れるだけで十分だもの。
    よく本に剪定の仕方や小難しいことが書いてあるけど、
    こうしなければならない、という決まりはない、と、
    育ててみて分かりました。
    ほんと、いつも思うけど、近くだったら一緒に土木やりたくて、
    読みながらウズウズしてる私(笑)

    義母はまだ入院してるのですが、
    そろそろ退院の声が聞こえそうなところまできました(^o^)
    病院での身の回りのことは自分で出来るようになったので、
    今は洗濯とおしゃべり相手に行ってるようなもんです。
    退院してからの生活のほうが不安だわ~。
    さてどうなるか。

    そらはなさんのお母さんは、介護サービスが始まったのですね。
    家族以外の人と接すると、
    生活にメリハリができて刺激にもなりますね。

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      えっ!立派な株にみえますか?
      るり玉さんにそう言ってもらえると、うれしいな。
      実はなんにも手をかけていなかったので、ヒョロヒョロなんです。
      でも、薔薇はバッサリ切って根元に肥料でいいのですね。今まで肥料なんてやったことなかったので、だから貧弱な薔薇だったのかしら。
      るり玉さんが近くに住んでいたら、毎日植物の育て方についてうるさいくらい聞きに行ってると思います。
      その辺の本よりも、るり玉さんに育て方を教わりたいわぁ。
      お義母さん、順調な回復ぶりでよかったです。
      退院したら、またお互いの生活が変わってくると思いますが、今できることを精一杯やる!
      これに限りますよね(^^)

  4. とも より:

    こんばんは。
    近所に二軒ほど、薔薇を育てている家があります。一軒は大きな鉢植えを数鉢並べて、薔薇アーチを作っています。
    もう一軒は、かなり大がかりで外壁中に薔薇を添わせています。
    屋上には温室らしい建物もあるので、色々な花を育ててみえるんでしょうね。
    時期が来ると、一斉に咲きます。毎年楽しみにしていて、色とりどりの華に癒されてます。
    花が終わると、両家共に花殻の掃除に追われています。たいへんです。
    今年は蓮の苗の通販の案内がきてました。
    使わない石鉢があるので、育ててみようかななんて思ってます。いくら仏教好きでも、蓮は、、、。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      薔薇って、手入れをきちんとすればそれに応えるように見事な花が咲くと思うんですよね。
      私は今までホントになにも手入れをしてこなかったので、見様見真似でやってみようかなと思っています。
      でも、お花って咲いたときはきれいだけれど、花後もきちんと管理しないとダメなんですよね。
      だからこそ、咲いた時の美しさは格別なのでしょうけど。
      うはははは。仏教好きだからといっても蓮の花を育てる人って、よっぽどでしょうね。