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庭の雑草対策 夏の草ボーボーに除草剤を撒いてわかった私の未来設計図

雑草天国と化した庭に耐え切れず、除草剤を散布しました。
庭に除草剤を撒くのは初めてなのでいろいろ調べてみたのですが、除草剤にもいくつか種類があり、撒く時期や場所によって使い分けなければならないということがわかりました。

果たして除草剤は、我が家の雑草対策に効果があるのでしょうか。

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除草剤の種類

使用場所による分類

農耕地用非農耕地用があります。
人間の口に入る食物などを育てている土地に撒く除草剤(農耕地用)なのか、駐車場や道路などに撒く除草剤(非農耕地)なのかで、使用する除草剤が違います。

農薬として申請され、安全性が確認されたものが農耕地用ですが、同じような成分の除草剤でも申請していないものは、非農耕地用となります。

散布する時期による分類

雑草の生育時期により、茎葉処理型除草剤土壌処理型除草剤があります。

春先のまだ草が生えていない時期に撒いて、発芽しないようにするのが土壌処理型除草剤
一般には顆粒タイプで売られており、土に撒くと草の根っこから吸収され枯らすので、雑草自体が生えるのを防ぐことができ、効果も半年くらい持続します。
非常に強力なので農耕地には使用できず、道路や駐車場に撒くために開発されたもの。

茎葉処理型除草剤は、液体タイプで売られており、除草剤が直接かかった葉や茎から吸収され、根まで枯らすというもの。
なので夏にボーボーと伸びた雑草に効果的な除草剤とも言えます。
除草剤がかかった雑草だけを枯らすので、近くに枯らしたくない草花がある場合は、除草剤がかからないように散布をすればいいので、農耕地用に適しています。
新たに出てくる雑草には当然効果はないので、効果は1か月程度でしょうか。

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庭に除草剤を撒いてみた

というわけで、我が家の庭にも除草剤を撒いてみました。
農耕地用の茎葉処理型除草剤です。

自宅の西側の土地は、ご覧の通り草ボーボー。
贅沢な悩みなのですが、敷地が広すぎて手が回らないのです。

 

ここまで雑草が伸びたら、除草剤も気持ちよく撒けます。
葉っぱから除草剤が吸収されて根から枯れていくそうですが、完全に枯れるまでには1週間程度かかるようです。

葉っぱについた除草剤は、6時間程度で吸収されていくので、もし撒いたその日のうちに雨が降ると効果が薄れてしまいます。
なので天気予報を見ながら、数日間は雨の降らない日を選んで撒きました。

散布して3日後。
まだ生き生きと生えているように見える雑草。なんて忌々しいっ!

 

しかし、密集していない部分の雑草は枯れ始めました。

 

威勢の良かったヒメムカシヨモギも、こんなにうなだれてきた。

 

除草剤散布後5日め。
全体的にヘロヘロとなってきています。

 

根こそぎ完全に枯れた雑草と、そうでもない雑草のちがいは、除草剤がまんべんなく降りかかったか否かのちがいでしょうね。

 

除草剤散布後8日め。
ほぼ枯れました。
しかし、散布したときにまだ小さな背丈だった雑草は、除草剤がかからなかったため、新たに生えてきています。

今回使った除草剤は、サンフーロンというもの。
除草剤として有名なラウンドアップのジェネリック品なので、半分以下の値段で買うことができました。

 

水で薄めて撒くタイプなので噴霧器が必要ですが、我が家にあったのですよね。

父が使っていたので、たいていの道具はそろっているのですよね。

除草剤を撒いてみてわかったと

たしかに雑草は枯れました。
しかも除草剤が確実にかかった雑草だけ。
そして枯れた頃には、新たな雑草が芽を出しているということもわかりました。
まるでイタチごっこ。

枯れた雑草は、このまま放置しておけばいつしか土壌で分解されていきます。

でも、見た目悪いよね。
枯れた雑草、気になるよね。

だから結局、雑草は枯れても、今度はそれらを取り除いて片付けるという手間と時間はかかるんです。
そして枯れた雑草を片付けても、次なる雑草が芽を出している。

駐車場など何も植物を植えない土地には、春先に非農耕地用の粒タイプの除草剤を撒けば、そこそこ効果は期待できるのかもしれませんが、家庭菜園もやっていて花や木も植えているような土地で、しかも無駄に広い敷地では、除草剤を散布するのにも時間がかかるし、それらを片付けるのにも時間がかかります。

つまり。

夏の炎天下で、きぃぃぃぃぃ~っ!となるんですよ。

そして新たな決意。
これまでも、西側の部分には何か植えるわけでもなく、雑草が生えたらその都度草刈りをしてきただけ。
だったら雑草が生えにくいように改造してやろうじゃないのさ!
しかもDIYねっ!

私の次なるDIYのターゲットは西側部分に決めました。

 

自分で庭の設計図も作ってみました。
何か月?いや何年かかるかわかりませんが、やってやろうじゃないのさ!

梅の木は背丈半分まで切り詰め、ミョウガとユキヤナギをうまく活かした庭造りをしてやろうじゃないのさ!

 

庭のDIYシリーズは、還暦までの完成を目指します。
いや、還暦までも難しいかもしれないな・・・。
それまでブログが続いていて、完成した庭を披露できるといいなぁ。

コメント

  1. るり玉 より:

    こんにちは。

    分かります分かります。
    きぃぃ~~~ってなる気持ち。
    こちらの中学校もね、除草剤撒いたことあるのよ。
    「やった!枯れたね!」って一瞬嬉しいけど、ほんとイタチゴッコ。
    なんか、お金を捨ててるような気にさえなって、防草シート&グランドカバープランツになりました。
    あとは気になる背の高い雑草だけチョッキンして、背の低いのは見て見ぬふり(笑)
    今も、暑さで枯れそうなお花の横でぐんぐん元気に成長してる草を忌々しくながめるしかないというね。。。(丿 ̄ο ̄)丿

    そらはなさんちのお庭改造、ほんとに手伝いに行きたいわ~(何度も言ってるけど)
    レンガとか石積みとかして、ふかふかの土を作って、
    植物をあーでもないこーでもないって植えたら楽しいだろうなぁって思うわ。
    焦らずゆっくりと。。。そらはなさんのお庭作りを楽しみにしてます。
    いつか私が育てたお花を仲間入りさせてもらう日がくるといいな♪

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      質問です(”◇”)ゞ
      防草シート&グランドカバープランツというのは、グランドカバープランツの周囲に防草シートを敷くということですか?
      防草シートはむき出し?砂利敷?
      自分があれこれやるようになってわかったのですが、いつも通っている道の土手一面に防草シートが敷かれていて、それを今まで私はなんにも考えずに見ていたんですよね。
      今日は「あ!防草シート敷いてる。しかもむき出し!」とか思って見てました。
      るり玉さんにほんとに来ていただきたいわー。
      ステキなアイディアが満載でしょうね。
      るり玉さんちと秋田と何百キロと離れた土地で育ったお花が、こちらでも咲くようになるなんて、ステキですよね~。

  2. ルイコ より:

    こんにちは。
    暑い日が続いています。DIY庭師そらはなさんのご活躍には頭が下がります。
    子どもの時に聞かされた「雑草のように強くあれ」の励ましの言葉が、炎天下の雑草とりの身には、きぃぃぃぃぃ~っです。
    除草剤の写真付き解説は、わかりやすくてとても助かりました。きめ細かいブログに、いつも感心しています。
    庭仕事をしていると、雑草とりで額に汗した亡父が、腰が痛いといいながら、一休みして麦茶を美味しそうに飲んでいたのを思い出します。蝉の声がふりそそぐ暑い日でした。私の庭仕事は、父の思い出付きなのです。老後の楽しみ先取り気分で行こ!

    • そらはな より:

      ルイコさんへ♪
      たしかに!雑草のように強くあれ!って素敵な言葉ですが、雑草と格闘する身としては、そんな雑草要らん!ってなりますね~(^^;)
      うちの父も、庭仕事しながらぼんやりと庭に座っている姿を何度もみたことがあり、その気持ちが今ならすごくよくわかるんです。
      身体が疲れたから一休みしているのと、自分が手がけた庭をただぼーっと眺めているだけで、なんだか癒されるというか。
      もっとああしたい、こうしたいと想像しながら楽しむというか・・・。
      父は父なりにこの自然豊かな庭を楽しんでいたんだろうなぁ。
      そして私は私のやり方で楽しもう。そう思いました。

  3. T M ♪ より:

    ユキヤナギが垣根状(?)に並んでるんですか。きれいでしょうね〜〜それを活かしたお庭、イイですねえ♡
    ミョウガ、甘酢漬けにしてもおいしいですよね。ピンク色になってキレイです。
    楽しみですね(^-^) ぜひ、完成の暁には見せてください♪
    そう、ガーデナーは設計図を作るものなんですってね。
    それに何をどこに植えるか描き込んで。それをベースに管理維持もしていくんだとか。
    (イギリスの小説で読んだので、真偽はわかりませんσ^_^;)
    ステキです♡ 楽しんで作ってください。
    お父様も「ほほぅ…」と楽しみに見守ってらっしゃるんじゃないでしょうか。

    写真で雑草を見、なんとなくお庭の奥行を見て…空花さんエライ!
    前向きなご苦労はきっと報われます!

    • そらはな より:

      TM♪さんへ♪
      ユキヤナギが一斉に咲くと本当にきれいですが、うちはそのユキヤナギにツタがからまっちゃって。
      ほんとに管理って大変ですねー。
      設計図を描いてみると、なんだかテンション上がります。
      時間をかけてゆっくり自分好みに変えていきたいと思っています。

  4. ちかちか より:

    そらはなさん、暑い中お疲れ様です。
    義父の遺品を片していたら、庭の設計図が出てきて、どこに何を植えるとか大きな石だの灯篭だの書いてある。庭師にもなりたかったらしく、今の庭は義父の理想だったようです。縁側の籐椅子に座ってよく庭を眺めてました。しかし私達には庭は重荷。よーく見たらあと一本と思ってたカイヅカイブキが三本あるじゃん。どうやって切ろう。。うちも前途多難な庭です。つぶして駐車場にするには大王松の根を掘り起こしていくつもある岩をどけて平すのでン百万円。駐車料もらっても割にあいません。固定資産税も上がります。なんてもん残したんだ!他に変えられないなら、よそのうちにはない庭という喜びを享受したいのですが、怠け者には庭は維持できないんだなあと感じます。
    除草剤にはお金も手間も使いたくないので雑草は生える一方です。ある程度は抜いたり切ったりしますが三週間もすれば元のボーボーに戻るので、真夏は見て見ぬふり。秋になったらドクダミも枯れるし、それからでもいいやって感じで、のんびりしてます。タカサゴユリが毎年たくさん咲きます。それで今年も夏も終わり?だなぁなんて思ったり。秋に来るお客さんの為に先に義父母の家に泊まれるよう片さないと。徐々に体力気力はなくなるかもしれないけど、庭とはこれから長く付き合っていけばいいかなと思います。焦る必要はないと、ね。長文すみません。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      へぇー!お義父さんもちゃんと設計図を描いていたんですね。
      木の根っこを掘り起こす作業は大変ですよね。
      うちも切り株があちこちありますが、そのまんまです。
      昔の造園って、大きな石を置くのが流行りでしたよね。
      うちのご近所のお庭も、石がゴロゴロしていて、しかも池まで作って錦鯉が泳いでいたもの!
      その時は流行りでも、あまり作りこんだ庭は時代が変わると困った庭にもなりかねないんでしょうね。
      私も子どもたちに迷惑をかけない程度に・・・造りこもう(造りこむのかーい!)
      ちかちかさんのお庭は、ものすごく価値のある木が植えられてそうで、それはそれで見てみたいなぁ。