これから庭造りをする方へ 私なら絶対に庭に植えないカイヅカイブキの剪定

大きくなりすぎたカイヅカイブキを、もはや自分たちではどうすることもできなくなり、業者へ剪定をお願いしました。
もしも、これから庭造りを目指す方がいたら、カイヅカイブキはマメに手入れをしていかないと、後々大変なことになるということを伝えたい。

私ならば、絶対にカイヅカイブキは植えないな・・・と、今回の剪定でつくづく思いました。

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大きくなり過ぎたカイヅカイブキ

カイヅカイブキは、1年中緑色の葉っぱを生い茂らせている木なので、よく目隠しや垣根代わりに植えられているお宅を見かけます。
我が家にもブロック塀に沿って植えられたカイヅカイブキがありますが、もう自分たちの手ではどうすることもできないくらい、巨大化・肥厚化してきました。

森か?
・・・っていうくらい生い茂るカイヅカイブキ。

決して剪定をしていなかったわけではないのですが、いわゆる自己流。
毎年父が電動バリカンで表面をガーっと刈るだけ。
それでも1年であっという間に大きくなるカイヅカイブキ。

父が亡くなったあとは、昨年1度だけ夫が剪定をしたのですが、今年は忙しくて時間がない。
たいていのことに首を突っ込む私も、さすがに3M以上に伸びたカイヅカイブキの剪定をする気にもならず、ついに庭師の方へ剪定をお願いすることにしたのです。

カイヅカイブキの剪定が難しいと言われるわけ

下見にきた庭師の方すら、何度も首を傾げるばかり。
ここまで増幅したカイヅカイブキの幅を、スリムにするのは無理なんだそうで。

カイヅカイブキは、お日様の光を求めて外側に外側に緑の枝葉を伸ばしていきます。
すると、内側の枝葉には日光が届かなくなり、次第に枯れて葉っぱがつかなくなります。

内側の枝は何年もかけて複雑に入り組んでいて、緑の葉っぱはひとつもありません。
こうなると、中は風通しが悪くなり、ますます葉っぱは外側を求めて膨らむばかり。

だったら、膨らんだ枝葉をすべてバッサリ切ったらいいじゃない?と思うのですが、カイヅカイブキは、緑色の葉っぱの部分をすべて切ってしまったら、二度と緑の部分は復元しないんだって。

しかも、強く剪定しるぎると、先祖返りといって杉のような針葉樹が生えてくるのだそう。

つまり、カイヅカイブキは毎年マメに剪定し、樹形を整えていかなければならない非常に手のかかるやっかいな木なのです。

庭師の方もおっしゃっておりました。
「最近はカイヅカイブキは人気ないもんなぁ。手がかかって大変なんだよ」と。

カイヅカイブキの剪定後

プロに委ねたカイヅカイブキの剪定。

before ↓

そしてafter ↓

写真ではわかりにくいのですが、高さは1mくらい切り詰めました。
そして、幅は15cmほど切り詰めたのですが、あまり変化はわかりません。

しかし下から覗いてみると、側面は本当に緑が残るギリギリのところまで切り詰めたのがよくわかります。
そして真上はホントにツルッ禿。
緑の葉っぱがひとつもなく、切られた枝がむき出しになり、お日様の光がようやく当たりなんだかうれしそう。

カイヅカイブキは、高さはいくらでも切るのは可能ですが、幅をブロック塀に沿ってスリムにするには、何年もかけて徐々に剪定していくしかないと、庭師の方に言われました。

やっぱり素人じゃ、こんな風に剪定はできないなぁ。
さすがプロよねぇ。こんな切り方、私には無理だなぁ。

本当は庭師の方の作業をじっと見つめて、やり方を盗もうとしたのですが(笑)、残念ながら私が仕事の日に剪定は行われたので、鮮やかな手さばきを見ることができませんでした。

カイヅカイブキの剪定にかかった時間と費用

我が家のカイヅカイブキは、10本以上植えられています。
1本あたりの剪定の相場は、5,000円くらいだそうですが、作業にかかる時間と人数、さらに剪定した枝葉をトラックで運び処理する工賃も加算されます。

当日は、4人の方がやってきて、作業時間は4時間。枝葉は軽トラ3台で運ばれていきました。
まだ正式な請求書はきていないのですが、おおよその値段は6~7万円と言われていますので、妥当な額かなぁと思っています。

「いっそのこと、カイヅカイブキを全部根元から切ってしまって、ここに落葉樹を植えるのはどうですか?」と、庭師の方。
落葉樹は、どんな素人が切っても、根元からどんどん新芽が吹き出てくるので、その後の手入れは楽なんだそうです。

うーん。
ブロック塀も老朽化してきているし(築40年以上?)いずれブロック塀も新しくしなければなりませんが、とりあえず今はこのままで。
カイヅカイブキもこのままで。
庭を大きく改造するのは、まだまだ先になりそうです。

それまでは毎年、カイヅカイブキの剪定に6~7万円もかけなきゃならないのか?と思ったら、庭師の方いわく、「1年おきでいいですよ」だって。

にしても、1年おきに数万円の出費はイタイなぁ。

庭も家も、自分が暮らしやすいように、自分の手で管理ができるように、メンテナンスのしやすいことが大前提。
若い頃は、そんなことまったく考えもしなかったことでしたが、歳をとって自分の身体も思うように動かなくなってくるとなおさらです。

もしも、いつか庭をリフォームすることがあったとしても、もう二度とカイヅカイブキは植えない!
つくづく思った今年の夏。

父が遺した庭を、ずっとこのままにしておきたい母には、もう何を言っても無駄だけど、だったら父が生きている間に、相談しておけばよかったなぁ。

「もう少し、庭木の管理がしやすいように、これから庭を変えていかない?」と。

もう叶わないことを言ってもどうしようもないけれど。
こうなったのは、父のせいでも母のせいでもないんだよなぁ。
すべて父にまかせっきりにしていた私の責任なんだよなぁ。

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コメント

  1. とも より:

    こんばんは。
    あの樹木は、カイヅカイブキと言うんですね。
    義父が庭師さんにカイヅカをカイヅカをと説明していたので、私は貝?と勘違いして、なぜ木なのに貝?なんて思ってました。

    うちも玄関までの通り道に生け垣として植えてましたが、やはりぐんぐんて成長し、通り道を狭くしていたので、根元からバッサリと伐採しました。今は、プラスチックで出来た竹風の生け垣にしました。施工した時は、高いな〜と思いましたが、仰る通り毎年剪定にお金が必要なので、思い切って伐採しました。
    他の樹木の剪定の時も、いつも思うのですが、処分費用が高いですね。
    自分では出来ないので、仕方ないですが、毎年ゴミにお金を払うことに、抵抗感のある私です。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      うん、うん。カイヅカイブキ。
      貝塚いぶきとも書くので、「貝」でもあながち間違いではないですよー。
      おっしゃる通り、ゴミになるものに毎年お金を払って維持管理するというのが、私も納得できないところはあります。
      それが、盆栽が趣味とか園芸が趣味ならば、お金をかけて剪定する価値もあるのでしょうけど、ただ生えているのを切るのに、時間とお金がもったいない~・・・って思っちゃいますねぇ。
      いい策を考えていかなければ・・・。

  2. ちかちか より:

    これってカイヅカイブキと言うんですか。あらー。私はずっとヒマラヤスギと呼んでたー。ムクムクと大きくなり、屋根より高くなって危ないので根元から切りました。毎年二階のベランダに痛い針状の葉を大量に散らしていたのが今年はない!うれしいっ!
    去年一本6万円で二本伐採しました。切るのは大したことないけどほとんど処理費用ですね。
    あと一本お化けみたいに大きくなったのがあります。これは夫が切ると言ってますが、そのあと始末はどうするんだろう。他の木とセットでシルバーさん頼んで片してもらおうかと考えてます。木は数本残して切ったらあとはお金のかからない庭にしないと固定資産税も高いのでこれからやって行けないなぁと悩みます。
    誰が悪いとか相談しなかったのが悪いとか考えないで、一つ一つ自分の理想や管理のしやすい庭にしていきましょうよ。そらはなさんならできると思います。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      ちかちかさんちの大きな木は、ヒマラヤスギではなくカイヅカイブキだったんですか?
      どちらも針葉樹の仲間ですから、祖先は一緒でしょうね。
      カイヅカイブキも大きなものは8mにもなるようですね。
      枝の剪定は私も嫌いじゃないのですが、その後の片づけがね~。それが嫌なんですよね。
      私も生きている今を楽しんで、管理のしやすい庭をめざしますね(#^^#)

  3. T M ♪ より:

    お庭をああしたいこうしたいって夢を膨らませワクワク♪してた方が
    実現が近づくみたいですよ。
    障害はひとまず意識の外に追いやり
    ワクワクして、できることからやって、
    あとは流れに任せちゃうのがいいんだそうです。←ここポイント!
    見えざる力がうまいこと差配してくれるんですって。
    私のヨガの先生は 誰の受け売りか
    「宇宙デパートに注文」と呼びます。その効果的発注法です♡

    空花さんはちっとも悪くないです。
    過去に戻ってダメだししてたらキリがありませんもの。
    ソレ、呪縛ですよ。
    未来志向でまいりましょう。

    今ある資金で買えるから買う、でなく
    後々の維持管理まで熟考して買うべきものが世の中にはあるんですよね〜

    私の友人は、ご実家の庭にボーナス吹っ飛んでますよ。
    祖父 父の代は名士だったんですが
    彼はしがないサラリーマン。
    お父様がお宅の建て替えをなさったんだけど予期せぬ早逝。
    家の管理維持を受け継いじゃった。主に住むのはお母様。
    大きくはないが数寄屋造りの立派なおうちに釣り合う日本庭園。
    結婚していないからなんとかなってるけれど…。
    立派な門松置くところも減る一方の昨今
    まぁこういうお宅があるから、
    造園技術が継承され
    造園業が続いていってるんでしょうね。

    その払ったお金で助かる事業があり喜ぶ人がいる…
    気持ちよくお金を送り出してやったら
    また(お金の)仲間を連れて訪ねてきますよ!

    • そらはな より:

      TM♪さんへ♪
      流れにまかせるっていいですねー。
      なんだか50歳を過ぎたら、自分もいつまで生きているかわからないなぁと思うようになって( ;∀;)
      生きていても、健康であるとは限りませんしねー。
      だからいろんなことを急ぎ過ぎてしまうのかもしれません。
      気持ちよくお金を払えるよう、ものの考え方もシフトチェンジしていかなければなりませんね。