初めての帝国劇場 ミュージカル【王家の紋章】で期待したもの 

帝国劇場に行ってきました。
ミュージカル【王家の紋章】を観てきました。
知る人ぞ知る「うぬ♡こやつ♡愛いやつめ」というセリフが何度も出てくるアレですよ。

子どものころ、漫画【王家の紋章】を見て育ったものですから、ミュージカルの世界観ではどんな風に表現されるのか、楽しみでもありました。

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はじめての帝国劇場

まさか帝国劇場にやってくる日があるなんて、思ってもいませんでした。
「日本ミュージカルの聖地」と呼ばれる帝国劇場の歴史は古く、1911年(明治44年)に開場してから実に100年以上の時を経ているわけです。
とはいえ、建物は2度建てかえられていて、今の帝国劇場が完成したのは1966年のこと。私の年齢とほぼ一緒なわけです。

築50年以上も経つと、やはり古い感じは否めません。
しかし建物の中はとても清掃が行き届き、気分がよかったです。

そして王家の紋章。

やだ♡ ポスターで見る限り、ビジュアルは漫画の世界観と一緒じゃないですか。こりゃ期待できそう♡
ちなみに、演じる役者さんはほとんど存じ上げない方ばかり。ごめんなさいね。

帝国劇場2階喫茶室でランチ

王家の紋章ツアーは、秋田から日帰り弾丸ツアーでした。
朝、羽田空港に到着してから、そのまままっすぐ帝国劇場にやってきました。
12時の開場とともに、まずは腹ごしらえね。

せっかく帝国劇場に来たのだから、ランチも帝劇の喫茶室で。
パーラーインペリアル(imperial=帝国)という名前なので、そのまんまやん!と心の中でツッコミながらも、窓の外には皇居のお堀。
うーん、なんて威厳のある喫茶室。

注文したのは、セサミブレッドサンドイッチのエビ・アボカド。
ホットコーヒーとセットで950円。
うーん、なんて格式高いお値段。
料金は前金制なので、サンドイッチがテーブルにきたらお金をウェイトレスさんへ渡します。

注文したらすぐにきたので、最初から作っているんでしょうね。
だってこれからミュージカルを観るのに、待たされたら困りますもんね。

セサミブレッドは、見た目よりも柔らかくておいしい。エビとアボカドにワサビマヨネーズが絡まって美味。
しかし、ヒジョーに食べにくいサンドイッチでもありました。ちぎって食べるとボタボタとエビ・アボカドが落ちるし、丸ごとかぶりつくしかないのかな。

ホットコーヒーは、単品で頼むと600円!
威厳ありすぎでしょ!と思ったのですが、実は帝国劇場のスプーンをお持ち帰りできるという仕組み。

初帝国劇場記念にスプーンお持ち帰りです。

ミュージカル王家の紋章 感想

漫画【王家の紋章】は、私が小学生の頃から、月刊プリンセスに連載されていました。
当時は、絵のタッチがなんだか気持ち悪くて(ごめんなさい)読んでいなかったのですが、高校生になって王家の紋章ファンの友人からコミック本を借りて読んだことから、好きになりました。

ざっくりとしたあらすじは、アメリカ人のキャロルが、古代エジプトにタイムスリップしてしまい、そこでファラオ(王)メンフィスに惚れられて、やがて二人は愛し合うようになるのですが、さらには周囲の国の王たちもキャロルを求め欲しがるという、キャロル略奪大作戦なのです。←そーなのか?
ナイル川に落ちては現代へ戻り、またまた古代エジプトへタイムスリップして・・・というのを繰り返すたびに、キャロルの兄ライアンは、ナイル川のほとりでひたすらキャロルを探している・・・というのがパターンのやつ。←そーなのか?

なんといっても、王家の紋章を語る時には、メンフィス王がキャロルに言う「うぬ♡こやつ♡愛いやつめ」というセリフ。こんな歯の浮くようなセリフが、たまらんのです。
誰かが「王家の紋章、読んでいた」と聞けば「うぬ♡こやつ♡愛いやつめ」と、必ず言っちゃうもんね、私。

さてさて、ミュージカル王家の紋章を観た感想です。

最もすごい!と思ったところが、「ビジュアルが完璧!」ってこと。
メンフィスはもちろんですが、私がツボったのはライアン兄さん。あの縦じまのスーツに長髪は、漫画そのもの。
敵国のイズミル王子もそのまんまだし、ウナスやルカもビジュアル最高!漫画のイメージをここまで完璧に再現してくれるなんて、うれしすぎです。
ミヌーエ将軍なんて、そっくりすぎて笑いが止まりません。

そして、オーケストラビットがあり、生演奏なんです。
すごいー。さすが帝劇。

・・・と、良かったところを述べましたが。
ここから、ちょっと「ん?」と思ったところ。

私は原作を知っているので、ストーリーの流れは把握できましたが、原作知らない方には、ちょっとわかりにくかったんじゃないかなぁ。
なぜにメンフィスがキャロルに惹かれるのか、エピソードが少なすぎていまひとつ。逆にキャロルがメンフィスを好きになるのも、いまひとつ。
イズミル王子がキャロルを好きになるのも、いまひとつ。
まぁ、限られた3時間ちょっとの枠に、メンフィスとキャロルの結婚式までをまとめなければならないのだから、しかたがないのでしょうけど。

セリフも、聞き取れない箇所が何回もあってね。
おばさんの聴力と言われたらなんの反論もできませんが、劇団四季の発声法に慣れているもんだから、早口&低い声で言われると「はっ?今、なんつった?」と思うところが何度もありました。

ミュージカルの構成も、ひたすら歌う。いちいち歌う。これぞミュージカルの王道ってくらい、歌う。そこまで歌にするかってくらいに。まぁ、ミュージカルなんですけどね。
生演奏であるがゆえ、生歌がオーケストラに負けているなぁ・・・と思うところも、ところどころにあり。

しかし、アイシス役の濱田めぐみさん、ミタムン王女の愛加あゆさんは、ダントツお上手でした。アイシスの切ない歌声は、本当にすばらしかったし、ミタムン王女は見た目も踊りも歌も、ミタムン王女になりきっていましたもんね。

漫画の世界から、実物のミュージカルにすると、どうしても自分の想像していたのとちがってガッカリするということもあると思いますが、ミュージカル王家の紋章は、ビジュアルは最高でした。
だけど、声質が私のイメージするところとちがうなぁ・・・という役柄はけっこうあったので、そこが個人的には残念だったところかな。

あ!!!それと「うぬ♡こやつ♡愛いやつめ」というセリフを、もっともっと入れてほしかったのに、私の記憶する限りでは「愛いやつめ♡」と1回しか言わなかったのですよー。
ええーっ。王家の紋章ファンとしては、あの歯の浮くようなセリフを聞きたかったなぁ。何度も何度も。だって、王道でしょ。

メンフィスあるあるの「かまわぬっ!」も「馬をひけーぃ!」も出てこなかったなぁ。
期待していたのにな。残念。

それでも初めての帝国劇場は、夢のような時間でした。
現実逃避できて、楽しかったです。

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コメント

  1. えりあママ より:

    おかえりなさーい!
    王家の紋章、楽しまれましたねー
    日帰りとはビックリ!流石の行動力ですね
    私もマモミルが当たれば良かったのになぁ〜
    観たかったわ

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      ただいまーっ!
      古代エジプトの世界を楽しんできました。
      マモミルも観たかったなぁ。
      王家の紋章は、冬頃DVD化されるようですよ。マモミルバージョンとゲンキミルバージョンがあるようです。

  2. 水仙 より:

    これだったのですねー。四季じゃないやつ。
    濱田さんは四季にいましたよね。

    • そらはな より:

      水仙さんへ♪
      へへへっ(^-^;四季じゃないやつでした。
      後で知ったのですが、濱田さんは劇団四季出身、ミタムン王女役の愛加さんは宝塚出身ときき、おおー!さすが!となったわけです。