立たないシャクヤク きたない花びら 曲がった茎でどうしよう

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、これは女性の美しい姿や立ち居振る舞いを、花にたとえて形容したものだと言われます。

シャクヤクはすらりと伸びた茎の先端に、大きな華麗な花を咲かせ、まるで美しい女性が立っている姿のように見えるそうですが、そんな姿とはかけ離れた我が家のシャクヤク。

何年かぶりに花を咲かせただけでも良しとするべきなのか、植え替えするべきなのか、掘り起こしてなかったものにするべきなのか・・・悩むところです。

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数年ぶりにシャクヤクが咲いた理由

シャクヤクは、花びらが何重にも重なった美しい大輪。
しかし、我が家のシャクヤクはもう何年も花を咲かせるどころか、ツボミさえつけない状態でありました。

原因は、シャクヤクの隣には大きな栗の木があったから。たぶん。
大木だったので、生い茂る栗の葉っぱにより、シャクヤクにはほとんど日が当たっていなかったのです。

シャクヤクを育てるには、日当たりと水はけのよい場所が適しているそうですが、朝から晩までお日様が当たらないような場所では、育つわけがありません。
それでも、毎年同じ場所に芽を出し、葉っぱだけは思わせぶりに成長していました。

そのシャクヤクが、今年ツボミをつけました。

栗の木を伐採したことにより、シャクヤクの周囲は一気に日当たり良好の土地になったからです。
植物って正直なんですね。
今までツボミをつけることをかたくなに拒否していたのに、お日様が当たるようになったとたん、ツボミをつける。

花を育てるには、人間が適した環境を与えてあげなければならないのだということにも気が付きました。
雑草は手をかけなくとも勝手にどんどん伸びるのに、美しい花は、手をかけないと拗ねてしまうんですね。ほんと美人は我儘(笑)。

シャクヤクの花びらが茶色い

シャクヤクのツボミは2つ。
それが白い花びらとピンク色の花びらになり、ふくらんできました。

ところがです。
白いシャクヤクの花のつぼみは、なんだかところどころ茶色に変色していて、おせじにもきれいだとは言えないのです。

花びらの淵が茶色っぽいので、つぼみなのにすでに枯れてきたかのよう。
素人な私がみても、これはきっと何かの病気よね・・・と思えるほど。
きっとこのまま花が開くこともなく、枯れていくんだろうなぁ・・・と、思っていたのですが。

なんとケナゲにも花が咲いた。
美しい大輪じゃないけれど。
まるでシャクヤクの花が焦げたような感じで。

シャクヤクの茎がまっすぐに伸びない

ピンク色の花は、茶色には変色していませんでした。

小さいながらも、花が咲き出しました。

しかし、シャクヤクの茎は凛とまっすぐに伸びる姿が美しいのに、我が家のシャクヤクはクネクネと曲がりだしました。

まるで栗の木から遠ざかるように。
栗の木はとっくに切ったのに、そんなに栗のことを恨んでいたのね・・・って思うくらい。

これじゃあ、「立てば芍薬」なんて言葉は、まったく当てはまりません。

シャクヤク斑葉病(はんようびょう)

シャクヤクの葉に褐色の病斑を生じるシャクヤク斑葉病というのがあります。

ツボミすらつけないシャクヤクの葉には、丸い黒い斑点。
たぶん斑葉病?

カビの一種なので、周囲の植物にも伝染していくのですよね。

シャクヤクは全部で5~6株ほど生えていたのですが、花をつけたのは2株だけ。
このままにしておくと、おそらく病気が広がっていくと思われるので、シャクヤクは掘り起こしてこの場所から撤去することにしました。

花を観察していると、わからないこと、不思議に思うことがたくさんあって、今まで私は何も見てこなかったんだということに気付かされます。
目の前にある花は、「視界に入っていた」だけであり、「見て」いなかったんですよね。

いつか私は、自分の手でシャクヤクを育てることができるだろうか。
その時は「立てばシャクヤク」と言えるくらい、凛とまっすぐに伸びるシャクヤクであるだろうか。

当分無理だろうなぁ。
草刈りと落ち葉や枝葉の片づけで、精一杯だから。

それでも、草花を「見る目」は育っていくといいなぁ。

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コメント

  1. とも より:

    こんばんは。うちの庭にも一株だけ芍薬があります。芽が出始めた頃、シルバーの方に雑草と間違われて抜かれてしまったのですが、根が残っていたので、また生えてきました。
    夫が肥料と水をこまめにあげて、今年はなんとか赤紫の花が咲きました。蕾の時はしっかりと立ってましたが、開花すると花が大きく茎が細過ぎて、ずっとお辞儀をしてました。早く咲かないかなと待ってる時間は長いのに、咲くと3日ぐらいしかもちませんでした。また来年までのお楽しみですね。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      芍薬って、肥料をやったり防虫したりと手をかけなければ、きれいな大輪にはならないんでしょうね。
      美しいものを育てるにはそれなりに手間暇かかりますが、咲いたときの喜びは倍増ですね。
      今日、芍薬を掘り起こしました。
      すべての根っこは掘れなかったので、もしかしたら来年も芽がでてくるかもしれません。
      その時は・・・・花が咲くか、また様子をみるかも・・・。
      1年はあっという間ですね。