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タチアオイの移植に成功して花が咲いたけれどこんな感じになってしまった

タチアオイの花が咲き始めました。
移植を嫌うというタチアオイを掘り起こして、ダメ元で別の場所へ植え替えたのが今年の3月。
ちゃんと根付いて花も咲いたので、これは移植成功とみていいのかな。

しかし、移植したことで「あらら?」と思うこともいくつか出てきました。

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タチアオイを移植する

毎年夏になるときれいな花を咲かせてくれるタチアオイ。

タチアオイ 昨年7月撮影

背丈は2Mくらいにもなり、次々と上へ向かって花を咲かせていく様子は、本当に美しい。

このタチアオイを3月に移植しました。
畑の真ん中に植えられていてジャマだったのと、近くにあった柿の木を伐採したので、ここは畑にしてしまおうと思ったからです。

しかし、調べてみるとタチアオイって移植を嫌うというではありませんか。
なぜ?

自分で掘り起こしてみて、よーくわかりました。

タチアオイの根っこは、下へ下へとまっすぐ伸びる。
その上、無数に細い根っこもたくさんある。
タチアオイの移植成功の鍵は、いかに根っこを傷つけずに掘り起こすかってところなのですが、そりゃあもう大変でした。

移植を嫌うタチアオイ こっちが移植を願い下げだわ!と逆切れ
畑の真ん中にあった柿の木を伐採したので、すぐそばに生えているタチアオイを移植することにしました。 毎年、ほとんど手入れを...

最後は根っこがブチブチ切れてしまったけれど、しかたがない。
ダメ元だと思えば、なんでもできます。

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移植後のタチアオイ

移植したタチアオイは全部で12株。

これらを、松の木を伐採した跡地に植えました。
門から真正面に見える場所なので、きっと夏には映えるかなぁ・・・と思いつつ。

タチアオイは、植えてから2~3年経つと株が弱ってきて花もあまり咲かなくなってくると言いますが、我が家のタチアオイはまーったく手をかけなくても、毎年勝手に伸びてかれこれ10年以上もきれいな花を咲かせていました。
だからきっとタフなやつなんです、我が家のタチアオイ。

12株植えたタチアオイのうち、2株は枯れてしまったけれど、残りの10株は順調に生育しました。
やった!
タチアオイも、移植大丈夫じゃん!と、やや勝ち誇った気持ちにもなりました。

タチアオイは普通は肥料なんかも必要ないのですが、一応移植したばかりの時は液肥を撒き、害虫防止のスプレーも葉っぱに噴霧しました。

私にしては、めちゃくちゃ手をかけてます。

タチアオイの花が咲いたけれど

7月になって、タチアオイの花が咲き始めました。

 

移植前と同じように艶やかなピンク色のタチアオイ。

しかし。

 

 

 

 

 

 

背丈、低っ!
チンチクリンやないかーい!

しかも。

ハマキムシ多発。
葉っぱをクルクルと丸め、中にハマキガの幼虫が潜んでいます。
ハマキムシにやられた葉っぱをすべてカットしたため、さらに貧弱なタチアオイとなりました。

昨年までは、ハマキムシの害はほとんどなかったんですよね。
で、考えてみると、近くにあった柿の木の葉っぱには、ハマキムシが多発していたなぁ。
ハマキムシは、タチアオイよりは柿の葉っぱのほうが好きなんだろうなぁ。
柿の木を伐採したから、しかたなくタチアオイを住処にしたんだろうなぁ。

こんなチンチクリンなタチアオイでも、来年はもっと背丈が伸びるのだろうか。
以前のように、咲き乱れるタチアオイになるだろうか。

2年前撮影

 

庭仕事は、ホント深いよねぇ。
まだまだ庭師として生計を立てるには程遠い。

 

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