リノベーション後、私の寝室に取り付けたエアコンは、もともと実家のリビングで母を支えていたものです。
母の認知症が進み、石油ストーブの操作が難しくなったのが4年前。
炎を怖がり、スイッチを消してしまうようになりました。
秋田の冬は厳しく、暖房が使えないことは命に関わります。
そこで私は、寒冷地仕様のエアコンを実家に設置し、暖房の主役をストーブからエアコンへ切り替えました。
母の部屋を守るため悪戦苦闘した日を思い出した
とはいえ、新しい機械の操作を母に覚えてもらうのは難しい状況でした。
そこで母の部屋にスマートリモコンを取り付け、 朝になれば暖房がつき、夜には自動で消え、 室温が下がればそっと動き出すように設定しました。

そのために、何度もWi‑Fiの電波を確認しました。
中継機では届かず、最終的にはメッシュWi‑Fiに⋯。
仕事中もアプリを開いて、母の部屋の温度を何度も確かめました。

安定した数字を見るたびに、
「今日も母は暖かく過ごせている」
そう思えて、とても安心したのを覚えています。
今度は私の寝室へ
母はよく
「自動でつくので便利なものだね」
と感心したように言っていました。
その一言が、あの冬の苦労をすべて報いてくれた気がします。
3年間、エアコンは母の冬をそっと守り続けました。
そして昨年、母が施設へ入所し、役目を終えたエアコンは、 リノベーション後の私の寝室へ移されました。

私の寝室で使うことにしたダイキンエアコン
夏が来る前にエアコンのお手入れ
6畳の部屋には少し贅沢なくらいの性能ですが、 使わずに眠らせておくより、ずっといい。
そう思い、夏が来る前に手入れをすることにしました。

夏前にエアコンのお手入れを⋯
カバーを開け、ホコリを払い、フィルターを掃除する。
すると、抗ウイルスフィルターがひどく汚れていることに気づきました。
その汚れを掃除機で吸い取ろうとした瞬間、フィルターはあっけないほど簡単に破れました。

軽く掃除機をあてただけなのに、あっけなく破れた
取扱説明書には「3年に一度の交換推奨」。とあります。
もう寿命だったのでしょう。
新しいフィルターを注文し、届いたものと並べてみると、 色も質感もまるで別物でした。

全然ちがう!抗ウィルスフィルター
あれでは本来の役目を果たせなかったはずです。
今年の夏は酷暑?
掃除を終えると、部屋だけでなく、気持ちまで軽くなりました。
年々、夏の暑さは厳しくなっています。

抗ウィルスフィルターも設置して準備完了!
それでも今年は、このエアコンがまたしっかり働いてくれそうです。
かつて母の冬を守った風が、 今度は私の夏をそっと支えてくれる。
そう思うと、ほんのりやさしい気持ちになります。
こちらのお店では、以前電子レンジのターンテーブルが割れた時にもお世話になりました。たいていのものが揃います。


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