エアフライヤーで作ってみたかったものの一つに「とんかつ」があります。
油で揚げないヘルシーなとんかつが、ほぼ放置で作れるのなら、こんなにうれしいことはありません。
果たしてうまく作れるのでしょうか?
エアフライヤーとは
エアフライヤーはノンフライヤーとも呼ばれ、油を使わずに揚げ物が調理できる家電です。
高温の熱風を内部に循環させ加熱する仕組みで、油を使わないのでとってもヘルシーに仕上がるうえ、油はねで周囲が汚れることもなく、ヤケドのリスクもほぼありません。
また、油の処理が不要だというのもうれしいポイントです。
反面、揚げ物とは少し違うので、物足りなさを感じることがデメリットでもあります。
サンキョーのエアフライヤー
私が買ったのは、SAMKYOのエアフライヤーで、4.2Lサイズ。
このサイズは、1~4人分の調理が可能ですが、夫婦2人暮らしの我が家では、このサイズを買ってちょうどよかったと思っています。
5合炊き炊飯器に高さをプラスしたようなサイズ感です。
バスケットに可視窓がついているのも選んだ理由ですが、実際に使ってみると、最初の頃こそ窓から何度も覗いては食材の様子を眺めていましたが、慣れてくるとほぼ放置なので、あまり窓は関係なかったかも・・・なんて思っています。
最後の決め手は、やはり価格でしょうか。
初めてのエアフライヤーなので、あまり高額なモデルで「買って後悔した」と思うのも嫌だったので、まずは導入編としてお手頃価格のものを選びました。
エアフライヤーでとんかつを作る
今回は、スーパーで売っている衣付きとんかつをエアフライヤーで作ります。
このとんかつはとてもおいしいので、たまに買って油で揚げるのですが、作ったあとの油ハネの掃除や、油の処理が面倒なんですよね。
なので、とんかつがエアフライヤーで作れるのなら、とってもうれしい。
だって、油要らずでお掃除楽々。
ただし、衣の上にはスプレーで油をまんべんなくふりかけます。
油無しでは、ただのパン粉焼きになると口コミで見たのでね。
添付のレシピブックによれば、とんかつは200℃12分の加熱。(予熱あり)
スタートボタンを押して、途中で一回ひっくり返します。
そして12分後の姿がコレ↑。
うーーーむ。
これはどこからどう見ても、とんかつではなくパン粉焼きではないだろうか?
ただし、所々はキツネ色になっているところもあるので、これは私のオイルスプレーにムラがあったとしか思えません。
もしくは、もう少しオイルたっぷり吹きかけたらよかったのかもしれません。
追加加熱しようかどうしようか悩んだのですが、中にはしっかり火が通っていたので、今回はこのままいただくことにしました。
とんかつソースをかけたら、それなりにそれっぽく見えますが、やはり白々しさは否めません。
油で揚げたキツネ色のとんかつとは、ちょっと違いますよね。
ところが。
食べてみたら、衣はザクザク食感で、中のお肉はふっくらで、これはこれでアリだと思いました。
しかも、揚げ物の油で胃もたれすることもなく、このとんかつならば2枚は食べられそう。(逆にキケン)
つまり、おいしい。
結論として、エアフライヤーで作るとんかつはおいしいですが、もう少しキツネ色っぽい仕上がりにするには、オイルスプレーの熟練した技術と、加熱時間の調整が必要だと思いました。
油が大幅にカットできるという点では、身体にとっても良いことですし、今後もエアフライヤーをどんどん活用していきたいです。
コメント