紫陽花の剪定をしました。
え?今頃?と思われる方もいらっしゃると思いますが、昨年も紫陽花の剪定は3月に行っています。
私にとっては、春先に剪定を行うほうがいろいろと都合が良いので、今年も早春の今、紫陽花の剪定をしました。
秋色あじさいってなんですか?
一昨年のこと。
「秋色あじさい」というものがあると知りました。
なになに?新種の秋に咲く紫陽花なの?と思ったら、通常の紫陽花を夏が過ぎてもそのままにしておき、色が褪せてアンティークカラーになったものを「秋色あじさい」と言うんだそうです。
これを聞いた時、「ヤラレタ!」と思いましたよ。
だって、アンティークカラーの紫陽花って言えば、とっても聞こえはいいけれど、要するに枯れて茶色になった紫陽花のことですよね?ね?
うまいネーミングセンスだなぁと思いました。
まぁ、枯れた紫陽花というとちょっと語弊がありますが、ドライフラワーの紫陽花とでも言えばいいのでしょうか。
決して秋色あじさいを誹謗中傷しているわけではございません。
むしろ、秋色あじさい大歓迎ですよ。
だって私、秋色あじさいを楽しむために、紫陽花の花後はそのままにしているんですもんね。
紫陽花の剪定時期
秋色あじさいを楽しむとかなんとか言っちゃいましたが、すみません、ウソです。
紫陽花の剪定に適した時期は、花が咲き終わる頃だと言いますが、秋田では8月の夏真っ最中。
そしてこの時期は、家庭菜園の野菜のお世話で大忙しの時期でもあるんです。
そして8月は暑い。
こんな時に、紫陽花の剪定なんてヤル気ゼロなんです。
だから秋色あじさいを楽しむために、枯れた花・・・いやいや、アンティークカラーの紫陽花をそのままにしているんですよ。
・・・と、誰に対して言い分けしてるんだか自分でも笑っちゃいますが、紫陽花は秋がきても冬がきてもそのままで、アンニュイな紫陽花を楽しんでいます。
3月に紫陽花の剪定を行うのが好都合
そんな我が家の、現在の秋色あじさいをお見せいたしましょうっ!
秋色あじさいです!(春だけど)
こちらも秋色あじさいです!(春だけど)
これが枯れた紫陽花に見えるか、秋色あじさいにみえるかは、見る人の心次第ってことにしておきましょう。(強気)
そして、3月に紫陽花の剪定を行うようになって今年で2年目。
私にとっては大変便利で都合が良いということがわかりました。
まずは、葉っぱがひとつもなく枝だけなので、剪定も非常にやりやすいということ。
どれが古い枝で、どこが混みあっている場所なのかがよくわかります。
それと、花芽はもう出ていますから、花を咲かせたい枝を残して剪定しやすいのです。
紫陽花は非常に勢力旺盛ですから、すぐに葉っぱが混みあってきます。
なので、中央部をなるべく透かして剪定したほうがよいと思います。
混みあった中央の枝を強剪定しやすいのも、3月の今だから。
今年はこんな枝ぶりに仕上げてみました。
もう一か所の紫陽花も、割と強めに剪定しました。
早春の今は、嫌な虫もいないし、本当に庭仕事がやりやすい。
そもそも紫陽花の花後すぐに剪定をするのは、剪定後に花芽が形成されるからだと言いますが、昨年もこういう形で剪定しても、花はちゃんと咲いて、紫陽花ブーケもつくることができました。

まだまだ奥が深い紫陽花。
今年はどんな花を咲かせてくれるでしょうか。
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