昨年、実家の建物の東側にあるスペースを花壇にリニューアルしました。
そこは、以前は車庫の裏側で日も当たらず、誰も気に留めなかった場所。
でも、コンクリートを打ち、レンガで縁取ることで、まるで秘密の庭のような「自分だけのシェードガーデン」が誕生しました。
先日は、そこにヒューケラとベゴニアを植えましたが――今回はさらに新しい仲間として、アジュガをお迎えしました。
ベゴニアの手前に、葉色が美しいアジュガを
今回植えたのは、アジュガの中でも葉色が魅力的な2種類、「ミッドナイトミステリー」と「バーガンディグロウ」。

左:バーガンディグロウ 右:ミッドナイトミステリー
それぞれ個性的な葉色で、しっとりと落ち着いた雰囲気のミッドナイトミステリー、そして斑入りの明るい葉が印象的なバーガンディグロウ。花も葉っぱもとってもかわいい!
配置は、既に植えてあるベゴニアの手前。

ベゴニアの手前にアジュガを植える
左右に広がるヒューケラの彩りに、センターでアジュガがやさしく寄り添うようなイメージです。
アジュガの広がりは、花壇の味方になる
「アジュガは広がりすぎるから植えないほうがいい」なんて声を聞くこともありますよね。

アジュガは植えてはいけない?もう植えちゃったよ
でも、今回のようなコンクリートに囲まれた細長い花壇なら、その心配はあまりありません。
むしろ、地面を覆って雑草を防いでくれる、心強い存在になってくれそうです。
葉の美しさで一年中楽しめる
アジュガの魅力は、花がない季節でも葉の美しさで楽しませてくれること。

ミッドナイトミステリーだって!よくこんなネーミング考えつくよね、葉っぱはつやつや
ミッドナイトミステリーの深い紫葉はシックで重厚な印象を与えます。

バーガンディグロウって、どこかの公爵のような名前!
バーガンディグロウの斑入りの葉は、花壇に軽やかさと明るさを添えてくれます。

ヒューケラもまだ小さいけれど、元気!
今はまだ株間が広くスカスカですが、これから少しずつ広がっていって、ヒューケラとの色のコントラストがもっと楽しくなるといいな、と期待しています。
アジュガの育て方メモ
春に紫や青の花を咲かせるアジュガは、グランドカバーにぴったり。
手がかからず、見た目にも楽しめる万能選手です。
● 日当たりと場所選び
直射日光は苦手なので、半日陰〜明るい日陰が最適。特に東側や建物の影になる場所にぴったりです。
● 土と植え付け
適度な保水性のある土がおすすめ。株間は15〜20cm程度で、自然にランナーを伸ばして広がります。
● 水やりと肥料
乾燥にはやや弱め。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。肥料は控えめでOK。春に緩効性肥料を少し与えるだけで十分です。

花壇がスカスカなので、むしろ早く増えてほしいアジュガ
● 増えすぎ注意?
広がりやすい特性がありますが、囲いのある花壇や限られたスペースなら安心。広がりすぎたと感じたら、ランナーをカットして調整すれば大丈夫です。
小さな花壇に広がる、大きな楽しみ
ヒューケラ、ベゴニア、そしてアジュガ。

ベゴニアの葉っぱもピカピカつやつや
少しずつ、お気に入りの植物たちがこの小さな花壇に集まってきました。
いずれはクリスマスローズも加えて、もう少し落ち着いた雰囲気にしていきたいな…なんて想像しています。

アジュガもいろんな種類があるんですねー
季節ごとに変わっていく花壇の表情を、これからもゆっくり綴っていけたらいいな。
そして、秋田でもアジュガは冬越しできるのでしょうか?これまた楽しみ〜!
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