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秋色紫陽花の魅力 剪定せずに楽しむ色の変化

紫陽花の剪定は、一般的に花が咲き終わった頃に行います。

しかし、剪定せずそのままにしておくと、秋にはシックな色合いに変わり、「秋色紫陽花」として新たな魅力を楽しめます。

今年は、例年以上に色鮮やかで、長く色褪せない秋色紫陽花が我が家の庭を彩っています。

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我が家の西洋紫陽花について

我が家の紫陽花は、数十年育ててきた西洋紫陽花です。


▲西洋紫陽花

毎年、薄紫色から水色の花が咲き、株元は太く木質化しており、庭に力強い存在感を放っています。

庭の手入れを始めた頃は夏の終わりに剪定していましたが、今では自然なままの姿を楽しんでいます。

冬になると、紫陽花は葉を落とし、花だけが残ります。
アースカラーの紫陽花は、雪景色に優しく溶け込み、冬の庭に温かみを添えてくれます。

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「秋色紫陽花」の魅力とは?

数年前、「秋色紫陽花」という言葉を知りました。
気温の変化で、紫陽花がアンティークな色合いに変わる現象です。

枯れかけた紫陽花も「秋色紫陽花」と呼ぶと、なんだかおしゃれに感じます。

最近では、秋色を保つ品種も登場していますが、我が家の紫陽花も「元祖秋色紫陽花」として、秋の庭に深みを加えています。

実際には剪定が面倒でそのままにしているだけですが、「秋色紫陽花」と名付けることで、愛着が湧いてきます。

今年は色鮮やかな秋色紫陽花に

ところで、今年の我が家の紫陽花は、秋色紫陽花と呼ぶにふさわしい鮮やかさを保っています。

2024年11月 紫陽花

夏には透明感のある水色だった花が、11月になると赤みを帯び、深みのあるアンティークピンクへと変化しました。

 

我が家の秋色紫陽花

花弁は枯れかけて透ける部分もあり、色褪せた部分があたかも秋の葉のように寂しく見えますが、遠目にはまだ鮮やかで、まさに秋色紫陽花そのものです。

 

花期が終わったとは思えない鮮やかさ

調べてみると、夏の終わりに色褪せた紫陽花が晩秋になると赤みを増すことがあるとのこと。

秋田の寒冷地では季節の移り変わりが早いため、これまでその変化に気づかなかったのかもしれません。

紫陽花の剪定をあえてしないことで、楽しんでいる秋色紫陽花が、秋の庭に新たな彩りを加えてくれました。

 

2024年11月 ポタジェガーデン(奥に紫陽花)

他の花々が咲き誇るポタジェガーデンも、まだまだ華やかです。

 

紫陽花の剪定は春が好都合な理由
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