先日、素敵なアレンジメントフラワーをいただきました。
バラをメインにしたその花束は、もうゴージャスで美しくて、眺めているだけで気分が上がります。
でも、悲しいかな。
生花ですから、いずれは枯れてしまうのが宿命…。
「どうにかして少しでも長持ちさせたい!」と思っていたら、なんと「キープフラワー」の存在を初めて知りました。
キープフラワーって何?
キープフラワーは、切り花やアレンジメントフラワーを長持ちさせるための専用液。

添付されていたキープフラワー
水に混ぜるだけで、花の鮮度を保つ効果があります。
花が枯れる原因となる雑菌の繁殖を抑え、必要な栄養を補給することで、花を元気な状態に保ってくれる優れものです。
お花好きの方には常識かもしれませんが、私はこれを初めて知り、目からウロコでした。
なぜ花が長持ちするの?
キープフラワーがどうやって花を元気に保つのか、ちょっと調べてみました。

いただいたフラワーアレンジメント きれいだなぁ
1. 水を清潔に保つ
水の中に雑菌が繁殖すると、花が傷みやすくなります。
でもキープフラワーは雑菌を抑えてくれるので、水替え頻度を減らしてもOK。
これは私にもぴったりなアイテムです。
2. 栄養補給
栄養素がたっぷり含まれているので、花が「まだ頑張れる!」と、長く咲いてくれます。
3. 鮮度維持
切り花がしおれる原因のひとつ、エチレンガスを抑える成分も配合されています。
これでお花も長持ちするというわけです。
実際に使ってみた話
いただいたアレンジメントフラワーを見ていると、なんとかこの美しさを年末までキープしたい!

花びらが幾重にもあるとゴージャスよね
なんなら正月飾りにも…なんて欲張りな野望が芽生えました。
なので、さっそくキープフラワーを使ってみることにしました。
【使い方】
1. キープフラワーの原液10mlを、水500mlで薄めます。
2. 希釈液をアレンジメントフラワーのオアシスに注ぎます。
…ここで事件発生。
器から水が溢れました(´⊙ω⊙`)!
500mlの溶液をオアシスが全部吸水してくれるものだと思っていました。
よく考えてみれば、そんなわけないとわかるのですが、ホント無知って怖いわぁ。(←他人事)
説明書にはしっかり「入れすぎ注意」と書いてありました。(最初に読め)
どうやらオアシス(吸水用スポンジ)の乾燥具合を見ながら、少しずつ追加するのが正解だったようです。
使用時の注意点
今回の失敗を踏まえ、これから使う方に向けてポイントをまとめました(偉そうに)。
■水の量は少しずつ追加する
→ 特にオアシスを使っている場合は、一度にたっぷり注ぐと器から溢れてしまいます。
最初は控えめに足して、徐々に調整しましょう。
■水の状態を確認する
→ キープフラワーを使っていても、水が濁ることがあるので(花瓶の場合)、時々水をチェックして新しい希釈液を足すのがおすすめです。
■置き場所も重要
→ 切り花は直射日光やエアコンの風が当たるとしおれやすいので、できるだけ涼しく風通しの良い場所に飾りましょう。
■容器に注意
→キープ・フラワーは希釈液が弱酸性のため、鉄・ブリキ等の花瓶には使用できません。
キープフラワー、どこで買える?
キープフラワーはお花屋さんやホームセンター、一部のネットショップで手に入ります。
ホームセンターは自分の庭のように幾度となく足を運んでいるというのに、キープフラワーの存在には気が付きませんでした。
家庭用なら200mlサイズで500円程度とお手頃価格なので、今度ホームセンターへ行ったら探してみます。
庭の花に使ったらどうなる?
私は秋田の寒冷地に住んでおり、庭に咲いた花を切り花として楽しむこともあります。
春から初夏にかけては、庭のチューリップやマリーゴールド、夏には紫陽花やミニヒマワリなど、様々な花を飾ることが多いです。
そこで、来年は庭の切り花にもキープフラワーを使ってみようと思いました。
季節ごとに飾るのがさらに楽しくなりそうです。
やっぱりお花っていい!
花があるだけで、部屋がパッと明るくなりますよね。
しかも少し手をかけるだけで長く楽しめるなんて、嬉しい限り。

庭のバラもこんな風にきれいに咲いたらいいのだけれど
冬は、庭も殺風景となりますが、お部屋の中にお花があるとやっぱり華やかで癒されます。
バラのアレンジメントフラワーもキープフラワーの力でお正月までもっておくれ〜…と、私の念も毎日送ることにします。
我が家の場合、最大の敵はオカメインコのハナ♂だったりします。
コメント
キレイですね〜✨️
やっぱり、冬にカラフルなお花があると、心がぱっと明るくなりますよね
お花(仏花用の切り花程度でも)扱ってるスーパーなら、フラワーフード(切花鮮度保持剤、切り花延命剤)置いてること多いと思いますよ〜。
キープフラワーとか、クリザール、美咲、あたりが多いかな。
ホームセンターだと、液肥コーナーにプライベートブランドの切り花長持ち剤が、500mlで400円くらいで売ってたりします。
バラのアレンジは、お正月までは厳しそうかなと白雪は思います・・・、1〜2週間程度、クリスマスまでどうかな、と。
直射日光の入らないできるだけ涼しい場所、できれば10℃前後のちょっと寒いくらいの場所のほうが長持ちする(玄関とか)けど、できれば目に入る場所において楽しみたいですもんね。
暖かい場所だと、時々、霧吹きで葉水してあげるといいです。あと、しおれてきたら、思い切って抜いて、切って水上げして生け直すのもありです(^^)v
フラワーフード、白雪は、実はあまり日常的には使いません(^^ゞ毎日水取り替えたほうが効果的(特に夏は)
これは!というお花(バラとか)や、つぼみを咲かせたいときには、ちょっと濃い目にして使います。
花瓶の水を取り替えなくていい、減ってきたら足すだけ、というけれど、やっぱり取り替えたほうが長持ちします。なので、使ったときも、2〜3日で新しい溶液に取り替えます(ペットボトルに溶液作って冷蔵庫保存)。こういう使用法なので、不経済だからあまり使わないんですよね〜(^^ゞ
アレンジの場合は、様子見て2〜3日に1回(乾きが早いようなら毎日)水足しと葉水かな。
ハナちゃんは・・・うん、お気をつけて(^^)/
あ、むぎちゃんの方は、お花その他に興味はなしですか?
ちなみに、白雪が「これは!」というとき(バラのつぼみを咲かせたい!)に積極的に使うフラワーフードは、「美咲」です。
キープフラワーでもクリザールでも華の精でもきっと変わりはないのだろうけど、たまたま使ったら諦めていたつぼみが大きくなってきれいに咲いたので、白雪のイチオシになりました(^^)
白雪さくらさんへ
ははははは(^-^;
やはりお正月までキープは難しいですよね。
それでも、霧吹きで葉水はよいですね。ぜひ!やりたいと思います。
そして、ハナは目新しいものにすぐに食いつきますが、むぎちゃんは、気が強いのにものすごーくびびりなので、私の側から絶対に離れません。
なので、むぎちゃんの心配は無用なわけです!(^^)!