春になると、畑でやることが一気に増えてきますよね。
その中で、ず〜っと気になっていたのがアスパラガスの植え替え。
「そろそろやらなきゃなぁ」と思い続けて、気がつけば……もう6年!
さすがに株もお疲れモードになってきたようで、先日、ようやく重い腰を上げて植え替えを実行しました。
放ったらかしでも、毎年ちゃんと出てきたアスパラ
前回アスパラガスを植え替えたのは6年前のこと。
それまでは10年以上、畑のあちこちに株が点在していて、初めて一箇所にまとめて植えなおしたんです。
その翌年はびっくりするほどの大豊作!
「こんなに出てくるの!?」と、うれしい悲鳴を上げたのを、今でもよく覚えています。
アスパラは3月にちょこっと肥料を撒くくらいで、あとは完全に放置。
それでも春になれば、ちゃんとニョキニョキ芽を出してくれるんですよね。
細いアスパラは立茎させておくと、夏にまた数本収穫できます。
秋には枯れた茎を株元から切るだけ。
ほぼ放置栽培でも、毎年ちゃんと応えてくれるアスパラガス、本当にありがたい存在です。
しかし、ここ2〜3年は徐々に収穫が減ってきていました。
ようやく植え替えを決行!
そんなありがたいアスパラですが、さすがに限界かな?と思い、先日ようやく植え替えをすることにしました。
本当はもう少し早くやりたかったのですが、3月はお天気も悪く寒い日も続き、なかなか植え替えできず。
4月に入ってようやくできたというわけです。

右側 アスパラガス畑
そのため、すでにアスパラが顔を出していて…
「ちょっとタイミング遅かったかな…?」と少し不安になりました。

アスパラガスが顔を出していた!
それでも、かまわずやってしまうのが私。
だってここは自分の庭だもの。
スコップで掘ってみると、6年前とは大違いで、スムーズに掘り起こせました。

アスパラ発掘
根っこはところどころ切れてしまったけれど、それも根切りで株のリフレッシュになるかも!とポジティブに考えています(気持ちが大事!)。
やさしくお引っ越し
掘り上げた株は、お隣の場所へ新お引っ越し。

掘り上げたアスパラガスの根っこは放射状に広げます
浅めに掘った穴に、根を放射状に広げて植えました。
しっかり根付いてもらえるよう、リキダスを散布して、やわらかくふんわりと土をかぶせてフィニッシュ。

アスパラガスを植え付け時リキダス散布(自己流です)
ギュッと押さえつけず、空気もいっしょに包むようにしました。
アスパラガスが少し奥へ引っ込んだことで、畑の面積が広がりました。

右側アスパラガス畑 左側畑予定地
今年はお休み、でも来年に期待!
今年はおそらく収穫はほとんどできないと思います。
でも、根が元気になれば、来年はまた元気な芽をたくさん出してくれるはず。
アスパラガスは、何年も楽しめる長寿野菜。
ときどきこうして手をかけてあげると、ちゃんと応えてくれる——
そんな健気な姿に、ますます愛着が湧いてきます。

今年はまだ畑も整地してない〜!
次の春、また「こんなに出てくるの!?」とうれしい悲鳴を上げてみたいです。

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