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【家庭菜園】防虫ネットをかけても虫は防げない

楽しい家庭菜園シーズンです。
せめて自分たちが食べる分の野菜は、なるべく農薬に頼らず育てたい。

そんなわけで、防虫ネットも利用して、虫が入らないようにしているのですが、防虫ネットって万全ではないのですよね。

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きっかけはキャベツ

私が防虫ネツトを使うようになったのは、友人からキャベツの苗をもらったことがきっかけです。

それまで、虫が集まる葉物野菜には絶対に手を出したくなかったので、家庭菜園はきゅうり、トマト、ナスという無難な路線でやっていました。

しかし、いただいたキャベツの苗が、それはそれは美しかったのですよ。
キャベツ農家をやっている友人のお父さんが作った苗ですから、当然です。

キャベツを育てることになりました
2019年7月16日㈫ 晴れ 最高気温 28℃ 最低気温19℃

そんなわけで、私もキャベツ栽培を始めたのですが、これがきっかけで葉物野菜もいろいろ育てるようになりました。

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防虫ネットをかけていたのに

キャベツは1mm網目の防虫ネットを使いました。(近所のホームセンターにこれしか売っていなかった)


▲キャベツにかけた防虫ネット

要は、モンシロチョウがキャベツに卵を産み付けなければいいので、これでカンペキよね。

 


▲キャベツ虫食い跡

と思っていたら、1カ月後にはなぜだかわからないけれど、虫食い跡が見られるようになりました。
当時は、これが誰の仕業なのかまるで見当がつかず。

そして1週間後、信じられない光景を目にします。

 


▲モンシロチョウ

防虫ネットの中に、モンシロチョウがいたーーー!(・∀・)
しかも2匹も!
さらに、キャベツの葉っぱの裏側には、まもなく羽化しようとしている蛹まで!
しかも3個も!!

ど、ど、ど、ど、どゆこと?

その後、私の情報網を駆使してわかったことは、モンシロチョウは防虫ネットの網の上に卵を産みつける。
孵化した幼虫は、1mmの網目は簡単に通り抜けて、キャベツ食べ放題、外敵皆無の防虫ネットワンダーランドで伸び伸びと育つ。

生まれた我が子が一生食べ物に困らないよう、キャベツの網の上で産卵する親心よ・・・、なーんて感心している場合ではありませぬ。

翌年は、防虫ネットの裾からナメクジが入り込み、キャベツはナメクジマンションと化しました。(卒倒しそうだった)

【キャベツ】ナメクジ被害に心が折れる
2020年6月28日(土) 曇りのち晴れ 最高気温 21℃ 最低気温19℃

こんな経験を経て、キャベツは不織布トンネルで育てるようになり、現在に至ります。

今では、キャベツはとってもきれいな状態で収穫できるようになりました。

【キャベツ】定植と不織布のトンネル
2022年5月3日㈫ 晴れ 最高気温 13℃ 最低気温8℃

防虫ネットの使い分け

しかし、我が家の防虫ネットがすべて不織布を利用しているわけではありません。

エダマメは、1mm網目の防虫ネットをかけています。
というのも、エダマメの害虫は主にカメムシ。

さすがにカメムシは1mmの網目を通ることはできませんものね。

 

対するアブラナ科の野菜はすべて不織布のトンネル掛けです。
アブラナ科は、アブラムシが付きやすいので、1mmの網目は簡単にくぐりぬけてきます。

春先の栽培はまだ網目の防虫ネットでも大丈夫ですが、6月以降になるとアブラムシが襲来しますからね。
昨年は、ちょっと油断してルッコラを網目のネット内で育てていたら、アブラムシの団体が宴をしていました。

今年は、大根、水菜、カブ、小松菜も不織布トンネル内で育てています。

本当は、農薬も上手に使いこなせたらいいのでしょうけど、夫婦2人暮らしで食べる野菜なんてそんなに多くはいりませんから、せめて無農薬で育てたいです。

が!

 

最近、土の中から出てきたコガネムシが、防虫ネット内にいるのよね。
動きはにぶいので簡単に捕殺できますが、苗の定植時にきちんと薬を使うことも必要だなぁと、感じています。

無農薬野菜や有機野菜を作っている農家さんは、本当にスゴイ!といつも思っています。

 

 

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