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我が子のはじめての一人暮らしの準備 物件選びの体験談

6年前の今頃、長男が受験勉強に励んでいるとき、私は必死にアパート物件探していました。
我が子が初めての一人暮らし。
私も一人目の子どもだったため、何もわからないことだらけでしたが、受験のための宿探しが出遅れたため、一人暮らしをスタートさせるアパート選びだけは、先手先手で動きたいと思っていました。

子どもの一人暮らしが順調にスタートするために、私がどう動いていたかの体験談です。

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国公立前期入試の場合

長男が、国公立前期入試を受けたのは2月下旬。
実は、この時の受験のための宿探しを、「センター試験が終わって受験する大学に願書を提出してから」などとのんびり構えていたため、いきなり出遅れました。

二次試験のための大学のそばの宿は、早い人だと9月には予約をしています。
キャンセルは3日前までは無料というところが多いため、二次試験を受ける可能性のある大学の宿は、早めに抑えておくと安心です。

旅行代理店にお願いして、ホテルのキャンセル待ちをしてもらっていましたが、幸い二次試験の出願をする頃には、先手先手で動いていた方たちのキャンセルが出たため、長男も受験する大学の近くのホテルに宿泊し、受験に臨むことができました。

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アパート探しは出願する大学が決定したら

受験のための宿探しは出遅れてしまった私ですが、アパート探しはセンター試験が終わって出願する大学が正式決定してからすぐに動き出しました。

「オレ、絶対合格するから」と、サラッと言ってのけていた長男の言葉をすべて信じたわけではありませんが、情報収集するのはタダですから、アパート物件探しは私の安心材料でもありました。

アパートの間取り、立地条件など、すべて一任すると長男に言われていたので、ネットで可能な限りの不動産屋のHPを見て、条件に合うアパートがあればピックアップしていきました。

立地条件としては、大学へ徒歩圏内であること、駅から近いところ、大学からアパートまでの途中にスーパーがあること。
家賃と間取りの条件としては、家賃5万円以内、1K、トイレ・バスは別、南向きで日当たり良好。

以上のような条件で探しました。

不動産屋へ電話をかけて確認

条件に合う物件が数件見つかったので、それぞれ取り扱う不動産屋へ電話を入れました。

A不動産「電話では対応できかねます。この時期は大変混雑するので、直接来店し整理券を取って待っていただくことになります」

B不動産「仮予約はできません。合格してから確実に入居するという条件でないと契約できません」

C不動産「直接来店してからのご案内になります」

いずれもこんな感じの返答でした。
電話で直接お話をすると、その不動産屋の対応の仕方がそれぞれちがっていて、快く諦めがつく場合と、とても嫌な気分で電話を切る場合とがあります。
嫌な対応をされた不動産屋の物件は、絶対借りない!と思ったものです。

そんな中、ダメ元で最後に電話をかけたD不動産屋だけは、「1件のみなら仮予約OK」というお返事をいただきました。
実は一番条件に見合う物件が、D不動産屋のものでしたので、本当にラッキーでした。

しかも対応してくれたD不動産屋のAさんは、4人のお子さんのパパであり、とても親身になって相談に乗ってくれました。
こうして、D不動産屋のAさんとは何度かメールや電話でやり取りをし、長男が二次試験を受けている最中に、私は初めてD不動産屋を訪れAさんと対面することになりました。

http://nettosyuunyuu2012.blog.fc2.com/blog-entry-455.html

二次試験当日契約する

長男は前日一人で現地入りしていて、ホテルから二次試験へ向かいました。
私が当日不動産屋を訪れたのは、約束していた11時を少し過ぎたところ。
4人のお子さんのパパであるAさんは、想像以上にイケメンであり、他に似たような物件の資料をいくつか準備してくださっていましたが、私は最初に仮契約した物件が気に入っていたので、すぐにその物件をみにいくことになりました。

空き部屋を案内され、ネットで見ていた通りの間取りと日当たりのよさに安心し、あとはひたすらカメラで写真を撮りまくり、キッチンや収納場所の寸法を測ってはメモしました。

カーテンの寸法や、洋服の収納ケースのサイズを決める上でも、物件をみに行くときは、カメラとメジャーとメモは必須です。

大学へも徒歩5分、駅からも徒歩5分という最高の立地で、しかも角部屋。
6畳の1Kでちょっと狭いけれど、一人暮らしなら十分です。
狭いと、冷暖房費もかからないですしね。

そのまま不動産屋のお店へ戻り、仮契約を済ませました。
合格していた場合は、電話を入れると必要な書類を郵送で送ってくれるというので、記入して送り返せばいいだけ。

あとは、引っ越しする当日に不動産屋へ寄って、部屋の鍵をもらってアパートへ向かうという手はずを整えました。

アパート契約初期費用

住居:1Kアパート(6畳カーペット敷・トイレバス別)
家賃:45,000円
敷金:2か月分
礼金:1か月分
仲介料:1か月分
ハウスクリーニング代:35,000円
入居応援サポート:15,000円
損害保険:12,000円

合計:290,000円

 

今でこそ、敷金礼金0円物件というのも聞くようになりましたが、当時はアパート契約は家賃の5~6倍の初期費用がかかると言われておりました。
長男のアパートもまさにその通りでした。

しかも契約は2年ごとに更新で、更新料(1か月分)もかかりました。

入居応援サポートというのは、鍵を紛失した場合24時間体制でサポートしてくれたり、水漏れ時の対応をしてくれるというもので、初めて子どもを一人暮らしさせる親の心理をうまくついていますよね。
加入はあくまでも任意ですが、聞けば安心料とばかりに入りたくなってしまうもの。

後になってからわかったことですが、大学生協の学生保険でも同じようなサポートがあったので、二重で保証にお金を払っていたことになります。
よい勉強代になりました。

「3年生になる時、他のアパートに引っ越ししてもいい?」なんて、最初のころは話していた長男ですが、住めば都。結局大学4年間を長男はこのアパートで暮らし、卒業しました。

社会人になっても、勤務先が都内だったらこのままこのアパートから通うと長男が言うくらい、快適かつ便利かつ節約のためだったのかもしれませんが、結局、最初の勤務地は仙台となったため、大学卒業とともにこのアパートを出ることになりました。

私も東京へ遊びに行ったさいには、長男のアパートを宿代わりに使わせてもらったので、本当に思い出深い物件です。

 

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