選んだのは500リットルの大容量タイプ。
家庭で出る生ごみや庭の雑草、剪定した枝葉などが堆肥になったら嬉しいな…という思いでスタートです。
我が家のコンポスト設置場所と工夫
置き場所は庭の一角の土の上。
日当たりもあり、雨も当たる場所ですが、プラスチック製なので台風のときに飛ばされる危険が…。
というわけで、夫が四隅に木の杭を打ってしっかりと固定してくれました。

コンポスト500Lサイズ
68cm四方、高さも1メートルあり、深さもたっぷり。
最初はとにかく庭の雑草などをどんどん入れていこうと思います。
最初は何を入れればいいの?
コンポストに入れる素材は、大きく「茶色素材(炭素)」と「緑素材(窒素)」の2種類に分けられます。
茶色素材は、枯れ葉や細かくした枝、新聞紙、段ボール、米ぬかなど。
これらはにおいを抑えつつ、ゆっくりと分解が進むよう調整してくれる役割があります。
緑素材には、生ごみ、野菜くず、雑草、コーヒーかすなどが含まれます。
これらは発酵を促し、堆肥化を早める効果があります。
この2つの素材を交互に重ねたり混ぜたりして、バランスよく投入していくことで、においを抑えつつ効率よく堆肥をつくることができます。
やってはいけない素材もある!
何でも入れれば良いというわけではありません。
以下のような素材は避けた方が良いです:
- 動物の骨や油、肉・魚など腐敗しやすくにおいの原因になるもの
- カビた食べ物や病気の植物
- ビニールやプラスチック、金属などの分解されない素材
- 除草剤のかかった草
こういったものを入れてしまうと、虫がわいたり悪臭の原因になったりするので注意が必要です。

コンポストの下は地面!
つまり、生ごみと言っても、野菜クズが主流なんですね。それでも、野菜の皮などはかさばるので、ゴミ袋の節約になりそうです。
また、家庭菜園で収穫を終えた野菜の枝葉もコンポストに入れられます。これまでひたすら可燃ごみとして出していたので助かります。
プランターで使った古い土は?
使い終わったプランターの土も、ある程度までならコンポストに入れてOKだそうです。
ただし、根やごみをよく取り除いて、乾かしてから混ぜると安心。
分解を助けるために、庭の土や米ぬかなどを加えるとより効果的です。
堆肥化を助ける「土」は必要?
最初の段階では、庭の土を少し入れることで微生物の働きを活性化させることができます。
市販の「堆肥化促進剤」もありますが、庭土で十分という意見も多いようです。
自然の力を借りて、じっくり発酵を進めていけたらいいなぁと思っています。
目標は“ごみ減量”と“肥えた土”
生ごみを減らしたいというのも、今回コンポストを始めた理由のひとつ。
特に夏場のごみはにおいやすいので、コンポストでうまく処理できれば一石二鳥です。

この場所は元は穴を掘って生ごみを捨てていた場所
堆肥になったら、家庭菜園や花壇に使って、ぐるっと循環させることができたら最高です。
おわりに
まだ始めたばかりの我が家のコンポスト。
でも、大きな一歩を踏み出した気がします。
500Lの大容量だからこそ、多少の試行錯誤もしながら、庭と家庭から出る資源を無駄にしない暮らしを目指していきたいと思います。
なお、コンポストを設置すると多くの自治体では助成金が出る制度を設けています。
助成内容は自治体によって異なりますが、一般的には購入費用の1/2(上限2万円)を補助するケースが多いです。
わが自治体でも購入費用の1/2が助成されますが…
上限3.000円ですって!
まぁ、ないよりマシと思って申請します。
コメント
こんにちは~隣の県のKOJIROUです(^^)
毎日読ませていただいてます。
今回はあまりにタイムリーな話題なので出てきました!
実は私もGW中にコンポストを始めました。
と言っても庭には取った雑草や野菜ごみを入れるスペースを作って
家庭の生ごみは大きなプラスチックの植木鉢に土と米ぬかで堆肥を作る計画です。
数年前にも段ボール堆肥に挑戦してうまくいかなかった経験があるので
続けられるか自信はありませんが^^;
ちゃんと発酵しなかったらEM菌を入れてもいいかなぁなんて
ゆるくやっていこうと思います。
KOJIROUさんへ
おおー!コンポストの先輩ですね!
私、コンポストって生ごみなんでも入れられるのかと思っていました。
でも肉や魚など入れたら、コバエくるよなぁとか思ってたので、堆肥づくりにはコツがいりそうですね。
私も、あれこれ試しながらゆるくやっていきたいです!