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シクラメンの夏越し 休眠させずに水をあげたら変なものが生えてきた!

シクラメンを夏越しさせるには、休眠法と非休眠法があるということを知りました。

そこで、夏の間はまったく水をあげない休眠法で夏を乗り切ろうと思っていたのですが、初心者には非休眠法のほうが簡単だと聞き、夏の間も水を与えることにしました。

ところが、シクラメンに水やりをしたところ、変なモノが出てきました。

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シクラメンの夏越し方法

シクラメンは、冬を代表するお花です。


▲2021年12月 シクラメン

我が家にやってきたシクラメンも、12月の寒い季節に目を惹くような豪華な花を咲かせてくれました。

そんなシクラメンですが、暖かくなる頃には花数や葉っぱも減ってきます。
夏は、シクラメンの球根が休眠状態に入るわけです。

シクラメンを無事に夏越しさせ、冬に再び花を咲かせるには、2通りのやり方(休眠法と非休眠法)があります。

休眠法とは、夏の間、水も肥料も一切与えない方法。
対する非休眠法とは、土が乾いたら水や肥料を与える方法。

どちらの場合も、風通しの良い涼しい場所に置くのが大切です。

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休眠法で夏越しさせようと思ったわけ

最初は、休眠法で夏越しをさせようと思っていました。

理由は、水やりをしなくても良いから(笑)。
また、初心者でも失敗が少ないというのも決め手でした。

しかし、実際にシクラメンを夏越しさせた方のお話を聞くと、非休眠法のほうが管理がしやすいというではありませんか。
また、休眠させたのはいいけれど、いざ秋になって水やりを開始して、芽が出てこない時のショックは相当大きいとも聞きました。

うーむ。たしかに。

眠らせていたと思っていた子が、実は永遠に目覚めなかったなんて、こんなに悲しいことはありません。

そんなわけで、この夏シクラメンには、お水も肥料も与えて、非休眠法で乗り切る方法に切り替えることにしました。

春のシクラメンの様子

シクラメンの最後の花が散ったのは、4月の終わり頃。


▲2022年4月 シクラメン

この時は、まだ休眠法でいくつもりでしたから、計画的には5月中頃に水やりをして、6月末にも水やりをして、そこで完全に給水はストップするつもりでした。

 


▲2022年5月 シクラメン

5月中旬には、まだ水は切っていませんから、花はないけど葉っぱは観葉植物並みに生き生きしています。

 


▲2022年6月 シクラメン

しかし、6月になると土はだいぶ乾いてきて、葉っぱもシナシナになってきました。

 


▲2022年6月 シクラメン

一部の葉っぱは黄変していますし、緑色の葉っぱもやわらかくて全然張りがありません。
そうよね、人間のお肌と一緒で、水分が不足するとこうなるわよねー。

その後、数日で葉っぱはほとんどが抜け落ちてしまいました。

そしてこの後、お水を与えて非休眠法で夏越しをする決意をしたわけです。

夏のシクラメンの様子

7月初め、シクラメンには1本の葉っぱが残りました。

 


▲2022年7月 シクラメン

波平さん並みに1本だけですが、生き生きとしています。
よかったよね。
デラっとハゲなくて本当によかった。

水やりは、鉢の中の土の空気を入れ替えるつもりで、上から給水しました。
もちろん球根には水がかからないように注意しています。

そして置き場所は、リビングの東側の窓辺。
外では、日の当たらない涼しい場所がなかったため、室内で夏越しさせようと思ったわけです。


▲2022年7月 シクラメンの球根

ところで、シクラメンの別名は「豚の饅頭」と言うそうですが、この球根を豚が食べてしまうことから、英語ではsow bread(雌豚のパン)と呼ぶそうです。

まぁ、見た目的にも「饅頭」に見えなくもないけど。

この豚の饅頭は、夏の間に蒸れて腐ってしまうこともあるそうで、だからこそ風通しの良い場所に置くことが大事なのですが、窓は開けて風通しは良いはずなので、室内管理でも大丈夫だと思いました。

鉢の中から変なモノが生えてきた

7月初め、シクラメンに水やりをしてから3週間が経った頃。


▲2022年7月下旬 シクラメン

いまだ、波平さん健在!

ん?
鉢の中に新たな丸い葉っぱが出現か?
と思いきや。

 

キノコじゃんっ!!!

どうやら、水やりで予想外のものにも生命の息吹を吹き込んでしまった模様。

 


いやはや、しっかりキノコだよね。
しかし、外に出していたわけでもないのに、どこからキノコの胞子が飛んできた?

調べてみると、バーク堆肥や腐葉土などの堆肥には、キノコ菌が潜んでいるそうで、高温多湿の条件が揃うと、キノコが成長してくるらしいです。

キノコが生えたからといって、すぐに豚の饅頭に影響を及ぼすわけではないらしいのですが、これはシクラメンにとっての「風通しの良い涼しい環境」とは違うってサインですよねぇぇぇぇぇ。

 

うぬぬぬぬ。
キノコを育てるためにせっせとお世話しているわけではありませぬ。

とりあえず、土が乾くまで水やりはストップします。
そして、1日中日陰となる屋外を探します。

シクラメン様の夏越しって、簡単にはいかないものなのね。

 

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