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この冬シクラメンを育ててわかった環境・水やり・肥料のこと

この冬、初めて本格的に育てたシクラメン。
初心者にとってはわからないことだらけでしたが、なんとか枯らさずに春を迎えようとしています。

水やりや肥料の与え方など、自分でやってみたからこそわかったことを、まとめておきます。

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シクラメンがやってきた

12月のある日、夫が買ってきたシクラメンの鉢植え。

シクラメンの花言葉は「遠慮」「気おくれ」だそうですが、あまりにも立派なシクラメンに私の方が気おくれするほど。

なぜなら、その昔シクラメンを数日で枯らしてしまったことがあるので、果たしてちゃんと育てられるか不安だったからです。

でも、今はネットがあるおかげで、いろんな情報がすぐにわかります。
おかげで、3か月経った今でも、シクラメンは健在。

実際に自分で育ててみてわかったことがいくつかありました。

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シクラメンの置き場

シクラメンは冬に開花する寒さに強いお花です。
最適な温度環境は、15~20℃。

人間にとってちょっと寒いくらいが、シクラメンにとっては快適温度となるので、温暖な地方であれば玄関や廊下で育てるのが調度よいようです。

しかし、秋田のような寒冷地の場合、暖房のないところでは室温も10℃以下になります。

 

そこで、我が家ではリビングの出窓のところへシクラメンを置きました。

暖房をつけると室温は20℃以上になりますが、窓の近くでは幾分冷気も漂いますから、ほどよい温度環境となりました。
また、朝はお日様の光が差し込む場所でもあるので、日当たりとしてはちょうどよかったです。

ただし、日本海側の冬というのは、日照時間が極端に少ないです。
シクラメンが我が家にやってきてから現在までの約3か月間、晴れた日というのは8日間しかありませんでした。(過去の気象データより)

それでも、シクラメンは元気に育っています。

シクラメンの水やり

シクラメンの球根の頂部に水をかけてはいけません。
土が乾いたら、葉っぱをめくって鉢の縁に沿ってそっと水やりをすることが大切です。

しかし、上記のような底面給水鉢であれば、ここから水やりをすればいいので簡単です。

受け皿の水は3~4日でなくなるので、水やりは週に2回ほどの割合でやっていました。
念のため、時々土を触って湿り具合を確認することも忘れませんでした。

シクラメンの肥料

最初は、月に2回ほど液体肥料を与えていました。

肥料は微粉ハイポネックス。
これを水で1,000倍に薄めて、底面給水のところへ与えました。

ところが、1カ月も経つ頃にはシクラメンの花が非常に貧弱になってきました。

花芽が一斉に出揃わないのはしかたがないにしても、花の色が薄く顔色が悪い。
そのうえ、花も小さく背丈も低い。

これは与える肥料に問題があるのではないかという結論に至り、今度はハイポネックス原液を1000倍に薄めて与えることにしました。

微粉ハイポネックスに比べ、こちらのほうがリン酸が多く含まれる肥料です。
花を大きくするためには、リン酸が多い肥料でなくてはダメだったんですよねぇ。

しかし、その後も花はイマイチだったので、さらに固形肥料も追加しました。

液体肥料と固形肥料のダブルで、働きかけようと思ったのです。

さらにさらに、月に2回の液体肥料も、週に2回、つまり底面給水に水がなくなると、水代わりに1,000倍に薄めた液体肥料を与えていました。

肥料のやりすぎは、花茎がヒョロヒョロと間延びするそうですが、我が家のシクラメンは背丈が低く寸足らずです。
これは肥料が全然足りていないのでは?と思ったのですよ。

そうした努力の結果、3月現在のシクラメンの様子がこちら↓

めちゃくちゃ寸足らずやないかいっ!

光の加減で、花も顔色悪そうに見えますが、そうではありません。

花はまぁまぁきれいに咲いています。

だけども、買ってきた当時の鮮やかなピンク色ではないし、白いレース模様もなくなってしまいました。
それに、花の数もせいぜい5~6本止まりです。

 

新しい花芽がチラホラと下から上がってきてはいるですが、一気に数十本のも花が一斉に咲くということはありません。

やはり、プロのシクラメン農家さんが育てるようにはいきませんでした。
枯れた花や葉っぱは、その都度摘み取っているし、時々葉組みもやってるし、蝶よ花よと愛でているんですけどねぇ。

こんなに愛情を込めて育てても、素人ではこれが限界なんですかねぇ。

一番の敗因は、日照不足でしょう。そうに違いありません。
そう思うほうが救われます。

今後の課題

当初の目標であった、冬の間シクラメンを枯らさずに花を咲かせるというのは達成できました。

今後の目標は、シクラメンを夏越しさせ、秋には新芽を出させるということ。
そして再び、冬が来たらシクラメンの花にお目にかかりたい。

何事も、自分でやってみなければわからないことがたくさんあります。
やってみて初めてわかることもたくさんあります。

願わくば、シクラメン農家さんに弟子入りしたいです。

 

コメント

  1. なーお より:

    シクラメンが大好きでもう何年も毎年購入していて、越年も果たしています(とは言え越年モノは貧弱ですが)
    まず購入時になるべく葉っぱの数が多くて弾力のあるのを選ぶと良いです。葉の数だけ花が咲くと言われてます。花も凝ったモノより従来からある品種の方が丈夫です。
    水やりは吸水皿だけでなく、鉢中の土を触ってみて乾いていたら鉢中に沢山水を与えて下さい。下からじゃんじゃん溢れる位に与えて吸水皿の中を調整して下さい。
    昼間はカーテン越しの明るい場所に、夜間は寒くても大丈夫だと思います。とにかく光が大切ですが、お住まいの環境がわかりませんが窓辺ならば良いかと思います。
    この方法で我が家は12月の頭に買って、今も葉組みも崩れずたっぷりの花芽と花を咲かせてくれていますがなに分素人の経験上である事をお許し下さい。奥が深い!
    ちなみに住まいは東京です…

    • そらはな より:

      なーおさんへ♪
      詳しいご説明、ありがとうございます(#^^#)
      鉢の上からの水やり、やっていませんでした。
      じゃんじゃんやって、鉢の中の土を活性化したいと思います。
      こちらはとにかく日照不足で、それが原因かと思っていますが、長年の経験がなによりですよね。
      私も、この先何年もシクラメンを育てられるよう、がんばります!(^^)!
      シクラメンに限らず、野菜や花を育てるというのは奥が深いですね。