大学入学時、生協の出資金を払ったのを覚えているでしょうか。
多くの学生は、おそらく覚えていないでしょう。
なぜなら大学生協の出資金を支払ったのは、たいていは親だからです。
そして、支払った親でさえ、その出資金のことは忘れています。
卒業する前に、大学生協の出資金返還手続きは忘れずに行いましょう。
大学生協の出資金
大学生協のサービスは、大学生活を送るうえで大変便利なので、入学時に生協に加入される方は多いと思います。
さて、加入時に支払わなければならないのが出資金です。
大学生協は学生や教職員が加入し、一人ひとりが出資することで、共同運営されている組織だからです。
この出資金は、大学生協によって違いますが、我が家の長男の大学では15,000円、次男と長女の大学では25,000円でした。
入学時には多くのお金がかかりますから、生協の出資金の金額には、いくら子ども3人いて経験積みでも、毎回驚かされます。
というか、出資金という存在を忘れてるんですよねぇ。
それだもの。
子どもが大学を卒業するころには、出資したことも忘れているというわけです。
出資金の返還は手続きが必要
出資金ですから、大学を卒業し生協を退会するときには、お金が戻ってきます。
しかし、自動的に口座に振り込まれるわけではなく、各自返還手続きをしなければなりません。
ところがですよ。
この返還手続きの案内は、大学生である子どものところへ届くのです。
入学時、出資金を払うのはたいてい親だと思うんですよね。
だから親のほうへ連絡をくれればいいものを・・・と思うのは私だけでしょうか。
子どもは、大学生協の出資金と言われても、まるでピンとこないでしょう。
そしてそれが、子どもの性格別にどうなるかと言いますと(我が家比)
長男は、卒業時にちゃっかり返還手続きを行い、出資金は自分の懐へ入れていった。親へは報告なし。よって、親も出資金のことを忘れていた。
次男は、返還手続き案内を放置し、そのまま卒業。卒業後、大学生協から親の元へ出資金返還の連絡がきて、初めて出資金の存在を思い出す。(←親もマヌケ)
長女は、出資金返還案内用紙を、自分には関係ないと一度は丸めて捨てようとしていたが、ふと気になって「生協に出資金って出した?」と連絡をよこす。
大学生協の出資金は、卒業時に戻ってきます。
忘れずに返還手続きをしましょうねー。
出資金は子どものために使います
長女は、これから大学生協の出資金の返還手続きをしますが、その出資金は引っ越し費用にあててもらうことにしました。
とはいえ、長女の大学では生協の退会手続きができるようになるのは、3月になってから。
返還請求もすべてweb上で完結しますが、出資金が指定した口座に振り込まれるのは5月頃とのこと。
来月の引っ越し費用は、親が負担しますので、結局生協の出資金も長女の新生活費用となります。
子どものために出したお金は、やっぱり子どものために使うということです。
ちなみに、長男の大学では、指定された日に組合員省を生協窓口に持参し、卒業前に現金にて返還されたようですので、これも時代の流れなのでしょうね。
新生活はなにかとお金がかかりますから、面倒な手続きもきちんと処理して卒業すると、きっと社会人になった時もいろんな面で役に立つことでしょう。
ところで、出資金の返還手続きをしないまま卒業した次男の、そのお金はどうしたかというお話はこちら↓
コメント
そらはなさん、こんばんは。
出資金返還の書類が保護者宛に来ていたのに、後でと放っておいてすっかり忘れてました!
子供の下宿先に来ていたら、きっと手続き忘れていたと思います。
そらはなさん、ありがとう~。
今後いろんな手続きも社会人としての第一歩ですね。
入学時は、バタバタと忙しくて1つ1つ手続きを終わらせるのに精一杯だったな~。
あれから4年、あっという間ですね。
ジュピターさんへ♪
なんと!ジュピターさんのところは、親に出資金返還の書類が届くんですね。
いいなぁ。
お互い、我が子の大学生活はあっという間の4年間でしたね。
入学時は親がほぼほぼ手続きを済ませたけれど、卒業時は娘がぼちぼち自分でいろんな手続きを進めています。
成長したなぁ!と思いたい!