夏といえば、やっぱり枝豆!
家庭菜園でも大人気の作物ですが、実は虫たちにも大人気。
特にトンネル支柱を外した後は、毎年どこからともなく奴らは現れます。
私も以前はスミチオンなどの農薬を使っていたのですが、ここ2年ほどは「なるべく農薬に頼らず育てたい」という思いが強くなりました。
そこで「じゃあ、どうやって虫から守る?」と試行錯誤した結果、今年ようやく満足のいく防虫対策にたどり着けた気がしています。
トンネル栽培で物理防除
農薬に頼らないためには、やっぱりトンネルを使った物理防除が有効です。
これまでは、「枝豆栽培用 足長防虫チャレンジセット(高さ60cm)」という、支柱とネットがセットになった便利グッズを使っていました。

昨年はこれで枝豆を育てた
ですが、このセットの幅は40cmしかなく、枝豆は1列しか植えられません。
2列にしても良いのですが、葉が茂るとギュウギュウになって蒸れてしまいがち。
ちなみに我が家では、畝幅を60cmと決めているので、2列植えに対応できないのが地味なストレスでした。
今年は「ダンポール」で自由度アップ!
そこで今年は、枝豆用に「ダンポール(FRP製トンネル支柱)」を使うことにしました。
選んだのは、太さ8.5mm × 長さ210cmのタイプ。
これがもう、本当にすごかったんです!

ダンポール8.5mm✕210cm
なにがすごいかと言いますと
・軽いので扱いやすい
・しなやかに曲がるが、まっすぐ戻るので収納が場所をとらない
・サビない・腐らない・劣化しにくい
・表面が樹脂コーティングされていて色もきれい、ネットが傷まない
・端から30cmのところに印があるので、差し込む位置もわかりやすい
・畝幅や高さに合わせて自由に組める

見えにくいけれど両端に印がついているのでここまで地面にさす
これまで使っていた鉄製のU字支柱では、トンネルの高さは50cmが限界でした。
でも、210cmのダンポールで60cmの畝幅ならば、トンネルにすると60cm以上の高さが確保できました。

簡単にトンネルができた!
これなら、枝豆の後半戦でもトンネル内に余裕がありそうです。
防虫ネットより「不織布」派
ところで、防虫ネットって「1mm目合い」でもアブラムシが余裕で入り込んでくるんですよね…。
過去にはモンシロチョウに卵を産みつけられて、孵化した幼虫がネット内に入り込み、中でチョウチョがヒラヒラと舞っていた…なんてこともありました。
まるで巨大な虫かごですよ。

そんな経験もあって、今は不織布派です。
不織布のメリット
・網目がないからアブラムシもブロック!もちろんモンシロチョウの幼虫も!
・通気性・保温性があるので、発芽初期にもぴったり(特に寒冷地)
・ある程度風通しも良いので蒸れにくく、トンネル内の環境が安定
・透水性あり! 上から水やりもOK

枝豆用に1.8m幅の不織布を買った
今回は幅1.8mの不織布を使いましたが、ダンポールのトンネルにちょうどよいサイズでした。
ダンポール、ちょっと高いけど納得のコスパ!
今回使ったダンポール(210cm×太さ8.5mm)は、1本あたり約200円と、正直少しお高め。
でもそのぶん…
・半永久的に使える耐久性
・鉄製より軽くて安全
・収納スペースを取らない(反発力で真っすぐ戻る!)
・使い勝手がよく、設置のストレスが激減!
この快適さを一度知ってしまったら、もう鉄製には戻れません。

枝豆の種を蒔いてすぐに不織布でトンネル掛け
我が家の支柱はすべてダンポールに統一したいくらいです。
果たして今年の枝豆栽培は、うまくいくでしょうか。
それは、やってみなければわからない。
それでも、いろいろ試してみるのはとっても楽しいです。
うまくいったら、高さのあるブロッコリーも育ててみたいです。
コメント
そらはなさん、こんにちは。
豆は育てるのが簡単というネット記事が多いですが、虫害多い作物なのですか?
2年前スナップえんどうを不織布で被い育った後布撤去したら鳥に食べられてから豆類を育てる自信なくノットチャレンジで・・育ててみたいけど、この記事のガード私には敷居高い・・(;^_^A
ところでコキアの実って「とんぶり」で食されるのですね←ユキノシタ同様、食用でないと食べられないのかな。そらはなさんは、とんぶり食べた事ありますか?
観賞用と思ってても食と兼用の植物が多く、調べると驚かされることが多いです。
庭・畑仕事が忙しくブログ更新大変ではないでしょうか。お体大切にされてくださいね。
サリーさんへ
枝豆は、種も大きくて蒔きやすいし、発芽率も良いし、成長も早いので、たしかに育てやすいてす。
だがしかし!
虫も寄ってきます。特にカメムシーーー!
子供の頃は、父が枝豆を育てていて、いつもたらふく枝豆を食べていましたが、あれはかなりの農薬を散布していたんじゃないだろうか…と、今になって思っています。
とんぶりは、秋田ではよく食べますよー!
子供の頃は、すりおろした長芋と一緒によく食べていました。
コキアの実と、食用のとんぶりとは、ちょっとちがうみたいですが、私もよくわかっていません。調べてみます。
ブログの更新は、その日の頭の中を整理するのに活用していますが、たまに寝ちゃうことも( ;∀;)
自分のペースで続けていきたいです。