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【家庭菜園】はじめての枝豆 育て方と収穫と実食

今年初めて栽培した枝豆を収穫しました。
なんてったって種から植えた枝豆ですから、収穫の喜びも一段と大きい。

というわけで、枝豆の育て方についてわかったことをまとめました。
あくまでも初心者&素人目線です。

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はじめて枝豆の種をまく

枝豆の種を畑に植えたのは5月9日のこと。

種はトーホクの種早生枝豆。食味のよい白鳥系品種。
枝豆の品種は400種類以上あるそうですが、この白鳥系品種というのは、クセがない万人受けする品種らしい。

ホームセンターに種を買いに行ったら、売っていたのがこの種のみ。
お店の推しメン(豆)なのか、はたまた他の種は売り切れていたのかは定かではありませんが、私に選択肢は与えられず、1袋200円ほどの種を手に取り、そそくさと家に帰ってきました。

 

ところで、枝豆の種って大豆なんですよね。
未成熟の時期に収穫された緑色の若いものを枝豆と呼び、成熟するまで待って茶色く乾いたものが大豆となります。

今は枝豆専用の種が多く流通していますが、自分で枝豆を育てなければ、こういうことも知らなかったわけで、子どもも野菜も自分で育てることで初めてわかることってたくさんありますよね。

・・・って、枝豆と我が子を同列に並べるほど、家庭菜園にハマっている自分が怖い。

 

そんなかわいい枝豆の種は、大きくて蒔きやすい。
見た目固くて頑丈そうだけど、発芽しやすいように水に一晩つけるなんてことはしなくていいとトーホクの種の袋に書いてあったので、直接種を植え付けました。

ただし、地温を上げて発芽率をアップするため、畝は透明マルチで覆っています。
透明マルチって書くと、なんだか農業を知っているかっこいいヤツだと思われそうですが(←私の勝手な思い込み)、透明のゴミ袋をハサミで切って開いたものなので、あしからず。

 

枝豆が発芽したのは、種を蒔いて7日後のことでした。

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枝豆栽培の最大の敵

さてさて、枝豆の種は大きくて扱いやすいけれど、枝豆を育てるうえで最も注意するべき最大の敵。
それがカメムシなのです。

カメムシは枝豆のサヤに集まり、中の豆から栄養を吸い取ってしまいますから、豆が大きくならないばかりか、おいしくなくなってしまうんだって!!!

その他、アブラムシやメイガ、ヨトウムシやハダニなど、よっぽど枝豆がおいしいのか、虫たちに大人気な枝豆。
枝豆栽培の成功は防虫対策と言っても過言ではありませぬ。

 

なので、種を蒔くのと同時に防虫ネットをトンネルがけ。
不織布を使うのは、保温も兼ねているけれど、防虫ネットの編み目はアブラムシが入り込む恐れがあるので、私が使うのはいつでも不織布のトンネルがけです。

ただし、この不織布トンネルの難点は、中の様子が見えにくいということ。

だから、久しぶりにトンネルを開けてみたら、枝豆と一緒に大葉が勢いよく育っていた!なんてサプライズもあったけれど、おかげさまで害虫被害は皆無でありました。

 

ちなみに、その時の大葉はハーブガーデンへ移植し、現在もスクスク成長中。

悪い虫たちから守るため

しかしですよ。
枝豆も、いつまでも過保護に守ってあげることはできません。

いつしかトンネルの中で大きくなり、早く出してくれと言わんばかりにギューギューになってしまうからです。

そうよね。
親の役目はいつしか終える時がくるのです。
枝豆が外の世界でもたくましく育っていくことができるように、トンネルを開放し枝豆を解き放つ時がやってきたのです。

 

6月24日、枝豆のトンネルを外しました。

しかし、かわいい枝豆には悪い虫が必ず付くものです。
それはカメムシというやつら。

 

そこで、今度のボディーガードはスミチオン乳剤様。
これを1000倍に薄めて、せっせと枝豆に散布しました。

スミチオン様は強力な助っ人で、外の世界に出た枝豆たちを悪い虫から守ってくれました。
そして私は、スミチオン信者になりました。

 

その枝豆に可憐な白い花が咲いたのは、6月下旬のこと。

 

そして、枝豆のサヤがついたのは、種をまいてから2か月後の7月初めのことでした。

枝豆収穫の時

枝豆のサヤがついてからは、毎日のように葉っぱの下をのぞき込み、今か今かと収穫のタイミングを見計らっておりました。

だって、枝豆の収穫適期は1週間くらいだっていうじゃないですか。
早ずぎても実が十分膨らんでいないし、収穫適期を逃すと、せっかくの枝豆がおいしくなくなってしまいます。

お店で売っているような枝豆の姿を想像しながら、その時を待ちましたが、7月下旬になってから下葉が黄色くなってきました。

 

毎朝せっせと水撒きはしているものの、連日の異常な暑さで水不足のためでしょうか?
それとも、そろそろ収穫時期だというサインでしょうか。

 

葉っぱの下をのぞいてみると、マッチョな枝豆もあるけれど、まだ痩せた枝豆も混在しています。

うーん。
1株の8割くらいがマッチョになれば収穫しても良いらしいけれど、種の袋には85日で収穫できると書いてありました。

 

日にちを数えてみたらちょうど80日め。
さて、どうしよう。

ビビりな私は、枝ごと全部収穫するのではなく、各枝からマッチョだけを選抜するという非常にめんどうな 収穫方法を選びました。

まるで選抜総選挙。
選ばれし枝豆です。

枝豆初収穫と実食

そんなこんなで枝豆初収穫!

うっひょーっ!
種から育てたかわいい枝豆たちです。

 

枝豆は、枝から外したとたん味がどんどん下がると言いますから、急いで洗って、急いで塩をすり込んで。
サヤの両端を切るなんてことはしません。
だって急いでいるんだもの。

 

あとはフライパンにコップ1杯の水を入れて、蒸し焼き。

 

好みの固さになったら、ザルに上げて完成~!

採れたての枝豆は、どんなにおいしいかとすぐに食べてみました。
しかし、想像していたよりも水っぽい感じで、アレ?なんかちがう・・・という率直な感想。

ところが、枝豆が冷めてから食べたら、びっくりするほどおいしかったです。
塩味もよくきいていて、豆の甘さもひきたち、これぞ家庭菜園の味!

枝豆は粗熱をとってから食べたほうがおいしいですね。

 

ちなみに、最近ネットでも話題の「焼き枝豆」というのもやってみました。
時間がなかったので10分ほど枝豆を水に浸してから、フライパンで焼くというやつ。

これは、私のやり方がうまくなかったのか、あまりおいしいとは思えず・・・。ごめんなさい。

やっぱり枝豆は塩茹でかな。

まだ畑には、マッチョになるべく待機中の枝豆たちがいます。

1袋200円で買った枝豆の種は、1個の種からたわわに枝豆が収穫できる、大変お得な栽培でした。
なにより、採れたてをすぐに食べるおいしさは、格別!!

 

コメント

  1. コバヤシ より:

    こんにちは、そらはなさん。

    いつも同じ事しか言えないのですが、
    物語調の家庭菜園物語が面白くて
    読んでいる私もほっこりします。

    毎週月曜日の1週間のメニューも本当に美味しそうで

    『ああ…毎日こんなご飯食べられるなんて…
     そらはな家の子供になりたいな』と

    本気で思うアラフィフ女です(笑)。

    これからもお野菜の収穫が続くと思いますが
    どうか熱中症にはお気をつけくださいませ。

    • そらはな より:

      コバヤシさんへ♪
      そうなんですよ、今年の夏は暑いのですよ。
      秋田で連日30度超えって、考えられない暑さなのですよ。
      熱中症に気をつけながら、家庭菜園物語も楽しみたいと想います^_^

  2. しまりす より:

    おはようございます。

    我が家もエダマメ育てていま~す!
    黒大豆ですが。

    美味しいですよね~。(*^-^*)

    確かに収穫時って悩みます。
    絶妙な時って、僅かですよね。(^-^;

    個別に収穫されたとのことで、すごいです。

    熱中症などにお気をつけてくださいね。

    • そらはな より:

      しまりすさんへ♪
      黒大豆ですか!
      植えてみたいなー。
      来年やってみようかなぁ。
      早朝5時頃、せっせと豆をもぎ取ってます。
      6時を過ぎると、もう暑くてダメですねぇー。