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庭造りDIY 花壇を作ったことで生まれた相乗効果

我が家の雑然とした庭が嫌で、4年前に花壇を作りました。
といってもブロックを並べて区切っただけの簡単かつ低予算な花壇です。

しかし、円形花壇を作ったことで、たくさんのよい効果が生まれました。

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残念なバラ

いろんなものが雑然と生えている我が家の庭をどうにかしたいと、見よう見まねで花壇を作ったのが4年前のこと。

費用は安く、労力は最小限をモットーに、もともと植えられていたバラのゾーンをブロックで区切ることにしました。


▲雑然とバラが植えられていた場所

バラは、父が植えたものですが、隣には松の木が生えていて、洋風なんだか和風なんだか、チグハグな状態。
特に区切ってもいないので、ここに雑草が生い茂ると、せっかくのバラもどこにあるのかわからないほどになり、非常に残念な場所でした。

松毛虫がうじゃうじゃいた松の木を伐採したので、ここを花壇にすることにしました。

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円形花壇を作る

まずはこの場所の中心部に棒を立て、そこに紐を結んでコンパスの要領で地面に半円を描きました。


▲小学校で習った円の描き方がこんなところで役立つ

花壇は、何かで囲わないと花壇とは言えない!
という信念を心に秘め、黙々と作業を進めました。

 


▲ガーデンファニー

花壇の縁に選んだのは、ガーデンファニーというコンクリートブロック。
ブロックの端が円形で隣のブロックと合わせられるようになっているので、少しずつ角度をつけていくことで、円形の花壇を作ることができます。

 


▲土方作業はつらい でも負けない

ガーデンファニーを埋めるための溝をスコップで掘り、ひたすら土木作業。

 


▲区切っただけなのに花壇っぽく見える

ガーデンファニーを半分ほど埋めて、周囲を土で固定して半円形花壇の完成です。

 


▲松の木の切り株

伐採した松の切り株も、花壇の淵として利用しました。
ここに松の木が植えられていたんだということを、忘れたくなかったからです。

…とか言うとかっこいいけれど、本当は切り株を掘り起こす労力がなかっただけなのよね。

円形花壇にかかった費用

さて、この円形花壇を作るのにかかった費用です。

ガーデンファニーは1個191円。
それを30個買いましたから、191×30=5,730円。

円形花壇を作るのに要した時間は3時間ほど。
私の工賃が時給1,000円だとしても(安い)1万円でおつりがきます。

DIYなのですから、多少不格好でも費用はかなり抑えられますよね。
そしてなにより、愛着がわきます。

円形花壇の変化

そんなこんなで、我が家のバラの花壇はこの4年でかなりの変貌を遂げました。


▲2016年 松毛虫に泣かされた

以前は松の木が生えていたこの場所。

 


▲2018年5月 まだバラがこんなに小さい

後に、円形花壇の中にラベンダーやジャーマンアイリスを移植しました。
また、花壇の前にはブロックを敷いて小道をつくりました。

 


▲2022年 センニチコウ

さらに、今年はセンニチコウも仲間入り。
バラの花壇はいっそうにぎやかになりました。

 


▲2022年9月 バラの花壇

そして、現在のバラの花壇の様子がこちら↑

バラって、害虫が多いしすぐに病気になるし、もう嫌だ!と思っていたのですが、それは私がひとつも手入れをしていなかったせい。

 

▲2021年6月 バラが美しく咲く

花壇を作ったことで明らかに変わったことは、自分の意識の変化でした。
花は手をかけた分だけ美しく咲くんだなぁ・・・ということを、身を持って実感しました。

 

▲2021年 正面花壇も柵で区切る

バラの花壇をDIYしたことで、さらに昨年は隣の場所の花壇作りも始めました。

 

▲2022年9月 正面花壇

1万円以下で作った円形花壇は、お値段以上の効果を生み出しています。

最期に目指したいもの

庭造りDIYは、誰に文句を言われるわけではないし、究極の自己満足の世界。

▲2022年9月 ニチニチソウとジニア

完成度の高さは求めなくても、自分が良ければそれでよし。
だからもっと自由に、もっと好き勝手に、まだまだ楽しむべきものだと思っています。

 

▲2022年9月 ラベンダー

今後、歳を重ねるごとに、少しずつローメンテナンスな庭にしていきたいと思っていますが、最期には「ああー、庭造り、楽しかったなぁ」という思いをたくさん抱えて、庭でお茶を飲んでいたいものです。

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