スポンサーリンク

ガーデニング講座で学んだ春が来る前のバラの剪定のしかた

我が家には地植えのバラが5本あります。
もともとそこに植えられていたものなので、これまで自己流で剪定したり肥料をまいたり、薬を散布したりしてきました。

しかし、今年は手入れを本格的にやってみようと思っています。
なぜならば、ガーデニング講座でバラの管理の仕方を学んだからです。

今回は、バラの休眠期に行う冬剪定をしてみました。

スポンサーリンク

バラの冬剪定の仕方

我が家にあるバラは、ハイブリット・ティーという品種の四季咲き性のバラです。
バラというのは、毎年新しい幹を出し、古い幹は枯れるという更新を繰り返して成長していきます。

昨年出た幹はこんなにもたくさん!
ここに芽が息吹いて葉っぱが出てきたら、風通しも悪く病害虫も発生しやすくなるので、春が来る前のバラの休眠期には、思い切った剪定が必要です。

 

古い枝は株元から切ります。

 

ひとつの株から出た幹を3~6本程度残して、あとは全部剪定します。

 

バラの高さを制限するために、枝元から3~4芽を残して新芽のすぐ上で切ります。

 

切る時は、直角になるよう切ることが大切です。

 

芽のすぐ上で切ると、そこから新芽が出て枝分かれしていきますから、カタチも整うことでしょう。

 

そして、今回初めて発見したのですが、バラの幹に大きな傷跡が!
これは、チュウレンジハバチが幹に産卵し、そこから幼虫が孵化して出て行った傷跡にちがいありません。

私、バラのことを全然見ていなかったんだなぁ・・・と反省しました。

そんなこんなで今年は本格的に剪定をし、バラを育てていきたいと思っています。

 

【剪定前】

 

【剪定後】

かなりすっきりしました。

スポンサーリンク

今後のバラの手入れの仕方

今後のバラの管理の仕方です。

4月~:バラの芽が伸び出したら

主な芽である主芽の横から側芽と呼ばれる芽が出てくることがあるので、側芽は早めに摘みます。

6月~:つぼみをつけたら

ハイブリット・ティーの魅力である大きなバラの花を1輪咲かせるためには、中心の主蕾を残し、その脇に出る側蕾は摘み取ります。

ブラインドの処理

花芽がつかない細い枝をブラインドといいます。
この場合は、5枚葉を1つだけ残して切り戻すと、そこから伸びた枝に花を咲かせることができます。

花ガラ摘み

花が咲き終わったら、花ガラをすみやかに摘み取ります。
1本の枝に葉が十分あるときは、5枚葉を一つ残して切り戻します。
葉が少ない時は、枝先から最初の5枚葉の上で切るようにします。

7月~摘芯

開花期後、新しい幹(シュート)が本格的に出てくるので、20~30cmに伸びて先端に蕾が見えてきたら、枝先から最初の5枚葉の上を指で摘み取ります。

病害虫予防

バラに薬剤散布は必須です。
ダコニールやオーソサイドを定期的に散布して予防に努めます。

私はこの薬剤散布をほとんどしてこなかったため、毎年必ず黒点病になっていました。
しかたがないことだとあきらめていたのですが、今年はマメに薬剤散布をがんばってみようかな…と思っています。

バラの花壇を作るところから始まった

思えば、バラに関心を持つようになったのは、3~4年前から。
たいして花も咲かないし、葉っぱはすぐに黒くなって病気になるし、気持ち悪い毛虫はうじゃうじゃいるし…と、バラに対してあまりよいイメージがなかった私。

▲2018年5月

それでも、父が遺したバラなのでどうにかやってみようと、バラの周囲をブロックで囲って花壇を作るところから始めました。

 

▲2018年6月

ほんの少し手を加えただけで、前年よりもバラの花が咲いた時は、とてもうれしかったのを覚えています。

 

▲2020年6月

その後、バラ園に行って園芸家の方に育て方を聞いたりして、なんとなくバラの手入れというのをわかってきた昨年は、さらにたくさんのバラの花が咲きました。

相変わらず黒点病にもなるし、毛虫もいたしで、まだまだ全然ダメなバラの花壇ですが、それは私が薬剤散布を怠っていたからです。


今年は、計画的にバラの手入れをしていきたいと思いますが、そうは簡単にいかないでしょう。
だから人はバラの花に魅了されるのかもしれませんね。

 

バラが父の想いをわかっていたのかもしれないな
雑草の中に雑然と生えているバラは、毎年毛虫が大発生する割には、花はさほどきれいに咲くわけでもなく、困った私はバラを掘り返...

コメント