劇団四季アラジンに行ってきました。
キャストにも少し変更があり、今回はまた新たなアラジンを体験できました。
今回で3回目となるアラジン。
もし、これからアラジンを観に行こうと思っている方がいらしたら、知っているとちょっとうれしくなる小ネタを披露いたします。
あくまでも私目線の小ネタなので、「なんだよ、そんなことかよ」と突っ込まないでくださいね。
アラジンキャスト
前日、アラジンのキャストをHPでチェックして思わずつぶやいた私。
「誰だよ・・・笠松って・・・」
大変失礼しました。
笠松哲朗さんは、劇団四季アラジンのCDのレコーディングメンバーであり、開幕当初からアラジンのアンサンブルとして出演なさっていたお方。
その笠松さんがアラジンとして登場です。
これまで観た2回は、島村幸大さんでしたから、これまた新しいアラジンに会えるというものです。
さらに、ジーニーが道口さん!
私が劇団四季にはまるきっかけとなった美女と野獣で、ルミエールを演じていたお方。
私にとってのルミエールは道口さんがナンバー1なんです。
それが今度はジーニーとしてお会いできるなんて、うれしい限り。
ジャファーも本城裕二さんに変更です。
牧野ジャファーのゾクゾクする低音が大好きなのですが、本城ジャファーはどんな感じかな・・・?と、これまた楽しみ。
劇団四季の舞台を1度観ると、中毒のようにまた観たくなる・・・というのは、演じる役者さんによって、微妙に雰囲気が変わるから、その違いを楽しむのがクセになるんですよね。
台風も近づいてきていたけれど、飛行機が予定通り飛んで、また私は新橋にやってくることができました。
感謝!
劇団四季アラジン小ネタ
初めて劇団四季のアラジンを観たときは、華やかでまぶしいエンターテイメントショーに、ただただ口を開けてみていることしかできず、ずいぶんいろんなところを見逃していたように思います。
なので、ちょっと知っておくと、少しだけ舞台の見方に広がりを持つことができるアラジンの小ネタです。
1.アラジンのお母さん
アラジンって、泥棒なんですよね。
市場から、パンなどを盗んでその日その日を暮らしている。
まじめに働けよ・・・。
ついついそう思ってしまう私は、やっぱり母親目線。
ところがアラジンのお母さんって、2か月前に亡くなったばかりなんです。そして父親はいない。
たしかアニメのアラジンは、高校生くらいの年齢だったはず。
まだ、世間を知らないアラジンだから、突然お母さんが亡くなって、本当に困っているでしょうね。
中東の貧しい国ゆえに、バイトもないのでしょう。
本当に困っている老婆には、自分が盗んだパンを差し上げるアラジンなので、根はやさしいのでしょう。
お母さん、どうしてアラジンを一人残して亡くなってんですか?
2.アラジンの年齢
アニメでは17~18歳の高校生くらいの年齢だったはずですが、劇団四季のアラジンでは、20代の設定なんだとか。
そりゃそうか。
高校生で、お姫様をくどいて結婚するなんて、10年早いわ!←母親目線
3.大辞典と声
ジャファーとイアーゴ、この2人の掛け合いが最高に楽しい。
ジャファーは典型的な悪者。そしてイアーゴはその手下。
ジャファーが王位を乗っ取ろうと「悪巧み大辞典」を開くと、その大辞典がおどろおどろしい声で魔法の洞窟へ魔法のランプを取りにいけというのです。
「悪巧み大辞典」の著者は、ジャファー。
そしてその大辞典から発せられる声の主の名前は「おっかない声」
この2つを覚えておくと、ちょっとだけクスっと笑えます。
4.魔法の洞窟
魔法の洞窟の奥深くへ眠る魔法のランプ。
アラジンが洞窟へ入ると、魔法のランプを見つけるわけですが、その様子を洞窟の外から覗いているジャファーとイアーゴ。
全然洞窟深くないじゃん!
外からのぞき見できるところに魔法のランプがあるじゃん!!
5.魔法の絨毯で空の旅
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って「ア ホール ニュー ワールド」を歌うシーン。
満天の星空にうっとりしますが、大きなお月様がいつしか地球に変わるのですよね。
宇宙レベルの旅になっています。
6.ジーニーの部屋の中
ジーニーは自由になることを何よりも望んでいます。
そして自由になったら、ハワイ旅行へ行きたいと思っています。
アラジンがお城の牢屋へ捕らわれているときに、ジーニーが自分の部屋のドアを開けて登場するシーンがあるのですが、ジーニーの部屋の中にハワイのポスターが貼っているのが見えます。
7.ジーニーのアロハシャツ
自由になったジーニーは、クリーニングに出しておいたアロハシャツを取りに行くのですが、預けたのは1万年前。
引換券をどこにしまっているか不安だったようですが、無事に見つかったようですね。
そのアロハシャツは・・・とてもダサい・・・。
今の時点で思い出せるところは、こんなところでしょうか。
もし、これからアラジンを観に行かれる方は、クスっと笑える小ネタを覚えておいてくださいね。
劇団四季アラジン感想
ええ、ええ。
肝心のアラジンの感想です。
1回目の観劇では、ジーニーの存在感に圧倒されました。
2回目の観劇では、ジャファーの低音の声と、イアーゴの表情の豊かさに魅了されました。
今回3回目の観劇は、ジャスミンの歌声にヤラレました。
なに、このジャスミン!
三井莉穂さん!!
高音が突き抜けるような透明感があり、めちゃくちゃ歌うまいっ!!!
ジャスミンの歌でこんなに聞き惚れたのは初めてです。
そして笠松アラジン。
声質は、島村さんと同じような正統派の主人公の声なので聴きやすいです。
でもね・・・、まだアラジンとして日が浅いのか、最初の「逃げ足なら負けない」を歌うところで、ジャンプしたり上がったり下りたり動き回りながら歌うシーンが、息切れしているように聞こえて、ハラハラしちゃいました。
「自慢の息子」を歌うところも、なんていうのかな・・・、感情がうまく込められていないというか・・・、あっさりと終わった感じで、「あれ?」っと思いました。
アラジンがまだ未熟で若い設定ならば、これから笠松アラジンが経験を積んで成長していくところを、ぜひぜひ見届けたいわぁ・・・。
1年後に、成長した笠松アラジンに会いにいきたい!
ああー、だから劇団四季はやめられないのよねぇ・・・。
コメント
小ネタありがとさんです
私も新しいキャストで観たいです
えりあママさんへ♪
キャストがかわると、ちょっと雰囲気も変わりますねー。
だから劇団四季はやめられないのですよねっ\(^o^)/