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種から育てたゼラニウムが開花で愛を叫ぶ

ゼラニウムはとても丈夫で育てやすいといいます。
そんなゼラニウムを、今年は種から育てました。

種まきから発芽、ポット上げをしてから8号鉢へ移植し、そうして3か月経てゼラニウムがようやく開花しました。

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間違えてゼラニウムの種を買う

実はですね、ポタジェガーデンに地植えしようと思って買った種なのですが、育て方の説明書を見たら
「乾燥した場所を好むので鉢植えにしたほうが管理がしやすい」と書かれておりました。
あれ?なんかおかしいな?という疑問符が頭の中を埋め尽くしてから、ようやく謎がとけた私。

あー----。
ナスタチウムの種と間違えて、ゼラニウムを買っちまったよ。

語尾の「ウム」は同じだけれど、ナスタチウムはハーブの一年草。
対するゼラニウムは、宿根草です。

なんだ、残念。
野菜と一緒にポタジェガーデンに花を咲かせたかったのですが、しかたがない。

ゼラニウムを育てて、ベランダをビビットカラーで飾ろうではありませんか。

というわけで、種から育てるゼラニウムプロジェクト発足です。

・・・って、すごいマヌケぶりをもっともらしく披露する。

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ゼラニウムの種まき

ゼラニウムの種を蒔いたのは、4月11日。

ゼラニウムの発芽温度は20~25度のため、5月になってから種を蒔くようにと書かれていましたが、開花を長く楽しむためにも、早めに発芽させたかったのです。

 

種は全部で16個あり、1粒ずつセルトレイに蒔きました。
しかし、当然のことながら4月の秋田はまだ寒い。

 

ってなわけで、秘密兵器の簡易温室です。
下には電気マットを敷いて、プラケースに入れての発芽促進です。

乾燥しやすいので、朝と夜の1日2回、霧吹きで土を湿らせていました。

ゼラニウム発芽

その甲斐あってか、ゼラニウムは3日めで発芽しました。

色素も薄いし、なんだかヒョロヒョロしていますが、屋内で発芽させたためしかたがありません。
天気の良い日は、プラケースごと外に出してお日様を当てるようにしました。

ゼラニウムの本葉

外に出したり引っ込めたりと、マメにお世話をしたおかげで、ゼラニウムは順調に育ちました。

種まきから2週間目、小さな本葉らしきものが見えてきました。

5月に入ってからは、昼も夜もプラケースごと外に出し、暖かい日は蓋を外し、夜は蓋を半分閉めるといった、温度管理をしています。

 

種まきから23日め。
丸い形のこれぞゼラニウムっていう葉っぱになってきました。

 

31日め。
3枚目の本葉も出てきました。

ちなみに、16粒の種を蒔いたゼラニウムが、発芽したのは12個でした。

ゼラニウムポットあげ

小さなセルトレイでは窮屈そうになってきたので、ポリポットへ移しました。

ポリポットへ移植と同時に、プラケースの温室からも卒業しました。

 

ポリポットの数の関係で、大きめの鉢に2苗植えたものもあります。

ゼラニウムはなるべく乾燥気味に育てると良いというので、水やりはかなり控えめにしました。
表面の土がカラカラに乾いてから、水やりをするようにしましたが、週に1度は1,000倍に薄めた液肥も与えました。

ゼラニウム8号鉢へ移植

本葉も6~7枚となり、根が窮屈そうになってきたので、深めの8号鉢へ移植することにしました。

ゼラニウムの葉っぱは、斑入りのものとそうでないものがあります。

私の予想では、斑入りのものが赤い花が咲くような気がするのですが、これは花が咲いてからのお楽しみですね。

種から育てると、こいうワクワク感もあります。

 

種まきから76日め。
8号鉢へ移植完了です。

土の中には、オルトランDXと元肥を混ぜています。

 

8号鉢へは、3~4株のゼラニウムを一緒に植えました。

ゼラニウム開花

8号鉢へ移植した時点で、ゼラニウムの蕾がついている株もあったのですが、7月5日最初の花が咲きました。

種まきから85日めです。

 

てっきり真っ赤な花が咲くものだと思っていましたが、予想が外れてピンク色。

さらに、違った色合いのピンク色の花も開花。

調べてみると、ゼラニウムってたくさんの種類があるんですね。
交配も盛んにおこなわれており、色や形も多種多様です。

ゼラニウムのここがかわいい!

種から育てたというのもありますが、ゼラニウムの花って本当にかわいいのです。

まず、開花した花の下に控える花たち。
もぉ~、出番を待ちわびる乙女って感じで、なんてかわいいのかしら。

 

そのうえ、葉っぱが丸くてかわいらしい。
見ているだけで、ほっこり癒されます。

 

もちろん花も超かわいい!

 

もちろん花も超かわいい!

 

もちろん花も超かわいい!

かわいすぎてドアップで3回も連呼しちゃいました。

 

 

そうそう。
斑入りの葉っぱから咲いた花は、ピンク色でしたが、斑入りじゃない葉っぱのほうはまだ花が咲いていません。

つぼみを見ると、白っぽい花のようにも思えるのですが、これもまた開花してからのお楽しみですね。

 

 

ゼラニウムの開花期は11月頃までと長いそうなので、プロミックの緩効性肥料と週に1度の液体肥料をあたえ続けるようにしますが、30℃を超える真夏は肥料はお休みします。

また、冬になるころには屋内に置いて冬越しをして、来年は一回り大きな株に育てたいと思います。

ナスタチウムと間違って買ったゼラニウムですが、とってもかわいくてお気に入りの花となりました。

 

コメント

  1. このちな より:

    まあ!
    種から育てるなんて素敵過ぎます!

    何色が咲くかなんてますます、楽しみですね!

    私もペチユニアの種蒔きに成功しまして、何でも種蒔き出来る気分になっています(笑)

    お店の苗って高いですよね~!
    沢山植えたいので出費が大変です!!!!

    少しでも、何でも種から植えて、今年は苗の冬越えもさせるつもりです。

    マーガレットも記事を読まさせて頂いて、慌てて水やりしてます。
    冬超え出来るかも知れないと思って…。種も取りました。

    剪定した苗は、そらはなさんを見習って挿し木にしました。

    お花は楽しいですね!
    いつも凄く参考になります。
    有り難うこさいます!

    • そらはな より:

      このちなさんへ♪
      同じく!
      私も、今年はペチュニアの種から育てています。
      昨年は十数個の種を蒔いて、育ったのは1つだけでしたが、今年は大半が生育中です。
      なので、私も「なんでも種まきできる気分」です!(^^)!
      お花は、花期が長いのがいいですね~。
      そして、種から育てたものは愛しさ倍増ですね。

  2. ゼラニウム より:

    今年 私は ゼラニウムの種を買って 発芽させることができました そして 鉢植えする時に 空はなさを見習って 一つの鉢に 2個 植えたり 3個 植えたりしました やがって苗がどんどん大きくなって花が咲きそうになってきた時に このままではいけない 鉢が狭すぎると思って 7月の中旬頃でしたかね 鉢と土を買ってきて1個ずつに分けました その後 花は咲いたんですけど 苗はとても弱ってしまって この暑さの中 枯れそうになっています どうして1つの鉢に1個の苗を植えなかったのか とても後悔しています その原因の一つに この記事を読んだことがありますきっと この後 そのはなさんは 植え替えをされたのでしょう もしかしたら それが原因で他の花が枯れてしまったのかもしれません 私は 1つの鉢に1個ずつ 最初から植えれば良かったと 思っています。

    • そらはな より:

      ゼラニウムさんへ
      種から育てた大切なゼラニウムが、枯れそうになっているなんて、とても悲しいですね。
      私は、挿し芽で育てたゼラニウムが、おそらく水のやりすぎ?で枯れてしまいました。
      根腐れを起こしたのでしょう。
      丈夫だと言われているゼラニウムですが、水やりの管理って難しいなぁと思っています。
      ちなみに、最初に種から育てたゼラニウムは、8号鉢に3~4株植えて育てていますが、植え替えしておりません。
      今のところ元気です。
      そして懲りずにまた挿し芽をしています。

  3. ゼラニウム より:

    お返事有り難うございます。

    植え替えされていらっしゃらないんですね。
    とんだ勘違いをして、申し訳有りません。
    同色のお花ばかりに見えたので、つい、すみません。

    元気なお花もありますし、私が時期も見ないでやってしまったことです。

    それより、私でも種から育てられたのは大きな喜びでした。
    有り難うございました。

    暑い毎日、ご自愛下さいませ。
    失礼致します。

    • そらはな より:

      ゼラニウムさんへ
      種から育てると、格別の想いがありますよね。
      この暑さで、ゼラニウムが弱ってしまわないか心配です。
      挿し芽も、うまく発根するか不安です。
      でも、失敗すればまた次こそは!って気持ちにもなりますよね。