スポンサーリンク

ゼラニウムの冬越し方法 寒冷地でも花を楽しむコツ

寒冷地の我が家では、毎年11月になるとゼラニウムの鉢を室内に避難させます。

今年で3回目となりますが、実際にやってみると意外と簡単です。

今回は、そんな我が家のゼラニウム冬越し体験をゆるっとご紹介します。

スポンサーリンク

一般的なゼラニウム冬越し方法

「ゼラニウムの冬越し」をネットで調べてみると、以下のような方法が一般的なようです。

■暖房がない、寒すぎない部屋で管理する

■冬の間は肥料を与えず、水やりも控えめにする

■冬前に剪定して、株を1/2~1/3にする

おそらくこれは、関東以西の雪など積もらない地域向けの方法でしょう。

我が家は、雪が積もる寒冷地・秋田ですから、この方法はほとんど取り入れていません。
それでもゼラニウムは毎年元気に冬を越してくれます。

スポンサーリンク

我が家流!リビングでぬくぬくゼラニウム冬越し

ゼラニウムはリビングの窓辺で冬を過ごします。

暖房をつけている日中は20℃以上、夜間は10℃以下になるという寒暖差のある部屋ですが、晴れた日には太陽の光もたっぷり入るので、真冬でも次々と花を咲かせます。

冬の管理は以下の通りです。

■液体肥料は週1回

花が咲き続けるため、栄養補給が必要です。
1000倍に薄めたハイポネックスを与えています。

■水やりは土が乾いてから

「ゼラニウムは乾燥好き」と言われるので、土の表面をよく見ながら過湿にならないよう気をつけています。

■冬前に剪定はしない

寒くなる前にバッサリ切ることはいたしません。
冬はなるべく体力温存を優先しています。

▲2024年11月下旬 リビングのゼラニウム

リビングで越冬させることで、毎日間近で様子を観察でき、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。

ちなみに、我が家のゼラニウムは「四季咲き」で、冬でも花が絶えません。
初めて冬越しさせた際にそのことに気づき、とても得した気分になりました。

乾燥対策 バークチップの活用

暖房の効いた部屋で気になるのが「乾燥」です。
そこで、冬の室内管理では、バークチップを使っています。

▲バークチップを敷く

鉢の表面に敷いておくだけで、土の乾燥を防ぎますし、見た目もオシャレになります。
保温効果もあって一石三鳥です。

初挑戦!根っこを切ってコンパクトに

今年の春、初めてゼラニウムの「根切り」というのをやってみました。

▲2024年11月 コンパクトなまま冬を迎えたゼラニウム

伸びた根を半分くらい切り詰めたのですが、夏の間は葉っぱも茎もコンパクトに育ったので、冬の管理も楽になりそうです。

ゼラニウムの根詰まり?植替えと剪定後1ヶ月 
先日、ゼラニウムを植替えしました。というのも、常に下葉が数枚枯れてくるのが気になっていたからです。ゼラニウムを種から育て...

 

玄関でも越冬できる?実験スタート!

そして今年は、リビングだけではなく、暖房のない玄関でもゼラニウムを越冬させてみることにしました。

▲比較的大きくなったゼラニウム(左右)と いただいたゼラニウム(真ん中)

選ばれたゼラニウムは、比較的大きく育った2株と、ご近所さんからいただいたゼラニウム。

リビングと玄関、それぞれの環境でどんな違いが出るのか…春になったら成長具合を比較するのが楽しみです。

コメント

  1. 白雪さくら より:

    ふふふ・・・リビングと玄関でゼラニウムにどう変化が出るか、そらはなさんのレポート楽しみです✿
    ちなみに、白雪も、冬のゼラニウムはいろいろな場所に分散しておりまして(実験というよりはスペースの関係)、大鉢は玄関組です。
    玄関は温度差も小さく(凍みるほどでなければ寒いならずっと寒いほうが、植物的には「冬だから半休眠」とかになるみたいです)リビングより管理が楽というか手がかからない(というか、あえてかけない)感じです。
    白雪家では、玄関ゼラの水やりって、月1〜2回やるかどうか、って感じです。厳冬期はやりません。厳寒の玄関は水切れより凍るの危険!ただでさえ水やると鉢の温度が下がるんです、水やっただけでしおれてだめになっちゃったことあります・・・
    そして、玄関に置く鉢たちはなるべく水を控えて(土が完全に乾いても2〜3日待ってから水やり)冬越しモードにしておきます。植物内に水が少ないほうが耐寒性高まるんです。
    白雪の感覚では、凍らなければ0℃でも耐えられるんだけど、0℃近くがずっと続くようだと流石に厳しいかな。なので最低温度は3℃と思ってます、これを下回りそうなら段ボールやプチプチで保温、0℃近くが続くようなら夜は室内退避、って感じです。
    玄関越冬だと花は咲かないけど、気温低く水も控えるので徒長はしにくいはずです。
    寒がってるサインは葉っぱに出ます。たらんとしたり、黄色っぽくなったり。水切れと間違って水やっちゃうと逆効果です。(でも暖冬だった去年の冬は水切れもありました)
    水やった日は冷やさないように注意です。もちろん「暖かい日の午前中」というのが鉄則なんだけど、その夜は特に冷やさないように保温しておくのが安全かな。
    マイナス5℃を下回る真冬日が続くような厳寒期さえ乗り越えられれば、明かりが入る玄関ってゼラニウムにとっては快適な冬越し場所だと思います、関東以西の無暖房冬越しに近いかな。

    • そらはな より:

      白雪さくらさんへ
      なるほどφ(..)メモメモ
      玄関でも、外気温が氷点下となるようなら、下に何か敷いたり囲ったりと、防寒対策しなきゃなりませんね。
      葉っぱの様子を見ながら、水やりも考えなきゃいけませんね。
      12月は暖冬でも、来年1月は例年並みの寒さになるようですから、ゼラニウムたちも元気に冬越しできるといいなぁ。

      • 白雪さくら より:

        ゼラニウムが花を咲かせるかどうか、温度の分かれ目は10℃って言われてますね〜
        個人的には、最低5℃とかでも、日当たりさえ良ければ花を咲かせてしまう気がするけれど、気温的には低くても、日光が当たっていればゼラニウム的には暖かいということなんだろうと。逆に言うと、気温10度以上でも冷たい強い風には超弱いです・・・
        白雪的には、玄関ゼラには、冬の間休んでほしい・・・ずっと生長続けて花咲かせると株が疲れるし老化も早まりそうで、自然な季節の生育サイクルに合わせて半冬眠、と思うんですけど、北国の冬はゼラニウムには寒すぎますからね〜、難しいところです。
        とはいえ、ゼラニウムは、凍らせなければ大丈夫です!凍らせないためには、水やりした日〜翌日の保温と、厳しい真冬日が続く時期の管理ですね。凍らせなければ、一時的な氷点下(マイナス1〜2℃前後?)は耐えました、白雪のは(「耐えさせるな!」という話なんだけど、数年前の大寒波で・・・)。
        いろいろ書いちゃったけど、白雪近辺でも、冬はゼラニウム玄関に入れてるお家結構あるので、北東北で玄関で冬越しさせるのって割とメジャーなんじゃないかなと思います。

        • そらはな より:

          白雪さくらさんへ
          玄関に置いたゼラニウムは、日が当たらないんですよね。
          でも、蕾がでてきました。
          気温が下がったら、きっと休眠期に入るのかもしれませんね。
          とにかく凍らせないを目標に、春までがんばってもらいます(#^^#)