出羽三山・羽黒山神社の五重塔と表参道2446段の石段を制する

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山形県にある羽黒山・月山・湯殿山は、出羽三山と呼ばれます。
西の伊勢神宮に詣でることを「西の伊勢参り」、東の出羽三山に詣でることを「東の奥参り」と称し、古くから人気を博してきました。

今回は、羽黒山神社へ行ってきましたが、なんと表参道は約2kmの石段で、その数2446段!
1時間以上かけて歩いてたどり着いたその先に見えた景色は、絶景でした。

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羽黒山大鳥居

羽黒山神社の玄関口にそびえ立つ大鳥居は、県道47号線の道路にまたがる巨大な鳥居です。

羽黒山大鳥居

青い空に朱色の鳥居は圧巻です。
高さは約24メートル、最上部の笠木の幅は約32メートル。
道路をまたぐ親柱は直径2メートル。

昨年(2018年)秋に、90年ぶりに建て替え工事が行われ、ひと回り大きくなりました。

羽黒山随神門

羽黒山表参道入口

羽黒山山頂につながる参道入り口です。
こちらには出羽三山神社の社務所があり、国宝羽黒山五重塔の御朱印はこちらでいただくことができます。

 

随神門

さて、随神門をくぐると、いよいよ山頂まで続く2446段の石段が始まります。
心して、いざ!

国宝羽黒山五重塔

石段を登るのかぁ・・・と思いきや、いきなり下りの石段です。

 

継子坂

継子坂と呼ばれる下り坂。
この日は気温30度近かったのですが、杉並木に囲まれた参道は涼しく心地よい。

 

神橋

祓川(はらいがわ)にかかる神橋が、緑の中に浮き立つように美しいですね。

 

爺杉

そして見えてくる爺杉(じじすぎ)。
樹齢1000年以上とされる杉の高さは30M以上。

 

爺杉と五重塔

爺杉の奥に見えるのが国宝五重塔。

 

五重塔特別拝観

今年は令和を記念し、150年ぶりに五重塔の扉を開き、一般公開されています。

 

五重塔

釘を1本も使わず建てられた五重塔の内部は、一見の価値がありますよ。

 

五重塔

五重塔特別拝観では、1階扉内部に入ることができますが、外側の2階部分から下をのぞき込んでみることもできます。
実は私、2階から下をのぞき込んださいに、頭をぶつけちゃったんですよ。

係のおじさんが
「国宝に頭をぶつけましたね?そういう方は、神様のご利益があるそうですよ」
という粋な言葉かけに感動するやら、申し訳ないやら。

どうもすみません。

さて、この五重塔をみたら、随神門へ引き返す方もいます。
なぜなら羽黒山山頂へは、有料道路を通って車でも行くことができるから。

でも私は、なにがなんでも2446段の石段を、この足で歩いて登り、山頂にある神社を目指したかったのですよ。
たぶん、達成感は半端ないでしょう。

羽黒山神社2446段の石段を制する

五重塔を過ぎると、いよいよ登りの石段が始まります。

一の坂

最初はゆるやかな登りからスタートです。

 

一の坂

この辺は、まだ杉並木をみたり、蛙の声に驚いたりと、余裕、よゆー。

 

一の坂

鳥の声も心地よいBGMです。

 

一の坂

だが、しかし。
次第に息があがってきます。

 

二の坂

次第に急な登り石段となるこのあたりは、二の坂と呼ばれていますが、別名「油こぼし」の坂。
たぶん、慎重に運ばなければならない油にさえ、気を配る余裕がなくなる急な石段だという意味なのでしょう。

 

二の坂

しかも、この石段。
幅や高さがまちまちなので、しっかり足元をみて踏み込まないと、とても危険です。

 

二の坂から見える景色

杉並木が切れる間から見える景色は、それを楽しむというより、もはや足を休めて休憩のためのもの。
だから、わぁー、きれいだねー、などと言っていながら、実は感情がこもってなかったりする。

 

二の坂

そして、悔しいことに、石段の途中で立ち止まって休んでいると、私の横をスタスタと追い越していくご婦人。
見た目年齢70歳くらいと思われるその方は、観音様のように穏やかな笑みを浮かべておりました。

 

二の坂石段

登ってきた石段を振り返ると、こんな感じ。
ああー、私、こんなにがんばって登ってきたんだ。
と、自分を労いながらも、たぶん顔は必死の形相。

二の坂茶屋

それでも、休み休み登ること30分。
二の坂茶屋に到着しました。

ここで、力餅を食べて元気をもらおうと思ってきたのですが、あまりにもヘロヘロに疲れていて、固形物が喉を通る気がまるでしない。

 

辛口ジンジャエール

なので、辛口ジンジャエールで一服。

 

二の坂茶屋

二の坂茶屋からの景色は抜群にすばらしく、これも石段を歩いて登ってきたご褒美なのよね。

二の坂茶屋のスタッフは、毎日この坂を歩いて、しかも食料品などの荷物を背負ってここにやってくるというのですから、本当に頭の下がる思いです。

このお茶屋さんのおかげで、体力もだいぶ回復したので、いざ三の坂へ。
お茶屋さんのスタッフいわく、「ここまではきつい登りですが、これからの三の坂は楽ですよ」との言葉に希望を持って出発です。

 

御本坊平

ふんふんふん~。
らんらんらん~。

階段じゃない平坦な道って、なんて楽なんでしょ。

 

御本坊平

ここは御本坊平と呼ばれる平坦な道。

 

御本坊平

やっと周囲の杉並木を鑑賞する余裕も出てきましたよ。

 

三の坂

ですが。
ここから三の坂となります。
最後の難所です。

 

三の坂

はぁ、はぁ。
ぜぃ、ぜぃ。
あとどれくらいで山頂かなぁ。

 

三の坂

まだかなー。
まだかなー。

10段登っては休み、また10段登っては休む。

三の坂

この坂を上りきれば、山頂かなー?
五重塔を出発してからそろそろ1時間になります。

 

羽黒山斎館

と、その前に、羽黒山山頂大鳥居の手前にあるのが、羽黒山斎館。
時刻はちょうどお昼の12時。

随神門を10時半に出発し、途中五重塔の特別拝観で30分くらいを要したので、表参道2446段の石段を約1時間で歩いてきたことになります。

羽黒山斎館では、精進料理の予約をしていたので、羽黒山山頂へ行く前にお昼をいただくことにしました。
足腰ヘロヘロだったので、ちょうどよい休憩となりました。

あ!
石段、数えるの忘れてた!
本当に2446段なのか、数えようと思っていたんだけどな。

いや、そんな余裕はまったくないから無理でした。

 

羽黒山神社でランチは松尾芭蕉をもてなした精進料理
羽黒山神社の参道である2446段の石段を、ひぃひぃ言いながら登ること1時間。 羽黒山山頂大鳥居の手前にある「羽黒山参籠所 斎館(はぐろさんさんろうじょ さいかん)」にたどりつきました。 ここで、松尾芭蕉をもてなしたといわれる精進料理...

 

コメント

  1. Kumakuma より:

    こんばんは、去年、初めて羽黒山五重塔迄は行きました。中も結構待ち時間有りましたが見てきましたぁ。
    山形ってことで、ピンと来たのがランチですが(笑)酒田市に有る、懐石料理店『ほたる』ってお店、おすすめのお店です。完全予約制で、2160円から有ります。その値段で充分、満足します。今年の3月に知りましたが、2回行きました。まだまだ、行く予定です(笑)お友達とでも、娘さんとの送迎時でも寄ってもらいたいお店です。
    ずっと前にお知らせした、仁賀保の『京かのこ』って、お店は高齢化⁉️とかで今はやってないそうです。

    • そらはな より:

      Kumakumaさんへ♪
      羽黒山の五重塔は、子どもの頃行ったことがありました。
      でも当時はまったく興味がなく、ただただ杉並木の石段を登ったという記憶しかありません。
      今、この歳になったからこその、感動ってあるんですねー。
      酒田市のほたるですね!インプットしました。情報ありがとうございます(#^^#)
      仁賀保の京かのこは、閉店されてしまったのですね。残念です。
      やっぱり思い立ったら吉日で、行くに限るですね。

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