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母が苦手 母とうまく付き合うための第一歩

亡くなった父の土地の名義をどうするかという話をしていたら、母が突如怒り出しました。

どうやら私は、母の怒りの起爆スイッチを入れてしまったようです。

軽度認知障害と思われる母へ、登録とか諸手続きのややこしい話をしても理解できないのだから、私も適当に話を合わせておけばいいものを、聞かれたから素直に答えてしまった私がいけなかったのですけどね。

けれども、私はこの時初めて母と、1対1で対等に話をすることができたのです。

これは私にとってはすごい進歩のあることでした。

 

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母のヒステリー

私は母が苦手です。

苦手だけれど、嫌いなわけではありません。

なぜなら、母は常識的な人間だし、私を不自由なく育てて社会に出してくれた恩があるからです。

しかし、突然怒り出しヒートアップする母のヒステリーには、子どもの頃から本当に泣かされてきましたし、その時ばかりは母のことが大嫌いでした。

些細なことがきっかけで怒られると、そのことが少しずつ怒られた内容とは別のものにどんどん転化していって、母が怒りの沸点に達したときには、まったく別なことで理不尽な怒られ方をしている。

子ども心に悔しくて悲しくて、それでも母に言い返すことはできなかった私。

だって言い返したら、火に油を注ぐのは目に見えていましたから。

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母の価値観

母は自分の価値観がすべてで、そうでないものは受け入れられない。

当然自分の子どもは、自分の支配下に置いていないと満足できず、それに逆らおうものならば、烈火のごとく怒る母。

子どものころは、母に怒られないようにして(表面上は)従っていたのですが、私も成長するにしたがって、周りのいろんな考えを聞いたり経験したりすると、母の言っていることがすべて正しいわけではないと気が付くのです。

母がとある出来事にご立腹で、私に同意を求めてきた時に
「私はこう思うけど」と、母とは違う意見を述べたら、鬼の形相で母に怒鳴られたことも1度や2度ではありません。

母が苦手な理由

母が苦手な理由は、母のヒステリーと価値観の押し付け。

これがなければ、私は母ともっとうまくつきあえたはず。

 

高校卒業後は私のやりたい道へ進ませてくれましたし、結婚するときも私の意見を尊重してくれたし、出産や子育てにおいては、母に随分お世話になったのだから、こういう点においては、やっぱり母には感謝をしているのです。

 

私が母との関係で最もうまくいっていた時期は、結婚して実家を離れた時。

育児の愚痴や困りごとを数日おきに母へ電話をしては、1時間も2時間も話をしていた・・・そんな時期もあったのですよね。

しかし、里帰り出産のために2~3か月実家にいて、母との距離がものすごく近くなると、母の価値観の押し付けに反発して大喧嘩をする。

母とは距離を置いた付き合い方が一番心地よかったということは、実家に戻り二世帯住宅で暮らすようになってから気づいたことでした。

冗談じゃない!

父が急逝してから、母の物忘れ置き忘れは顕著になり、何度も何度も同じことを聞いてくるということがとても多くなりました。

軽度認知障害かも・・・と思うようになってからは、物忘れや置き忘れは記憶力低下のためのしかたのないことだと思うようになったので、同じことを聞かれたら同じことを答えればいい・・・と思っています。

しかし、私にとってものすごいストレスなのが、母が突然怒り出したり、攻撃的な口調で人の心を逆なでするような言葉を発すること。

認知症の薬を飲むようになってからは、少しばかり穏やかになったかなぁ・・・とほっとしていたのですが、先日の土地の名義変更の話になった時には、なんでそこで怒り出すの?という出来事がありました。

 

土地の相続登記はどうしようかと母に相談すると
「あんたたちのいいようにやればいいじゃない」
「私はもう(手続きは)できないし、この先長くないから、あんたたちにまかせるよ」
と、言う母。

だったら、土地の登記は私か夫の名義にしたいという旨を話すと
「冗談じゃないっ!」と烈火のごとく怒り出したのです。

 

私としては、母の名義にしたとしても、いずれ母が亡くなった時にまた同じような手続きをしなければならないし、登記にお金もかかることだし、だったら今、夫か私の名義にしてしまいたいという気持ちがありました。

それが母の起爆のスイッチでした。

 

「全部私の名義にしてちょうだいっ!」

「登記のお金?何度でも払えばいいでしょ!どうせ私のお金なんだから」

「手続きが大変?あたりまえでしょ、それがあんたのやるべきことなんだから」

「冗談じゃないよ!お父さんの財産はすべて私のものなんだからね」

「相続の”相”って、昔から”争”って書くっていうもんねっ!」

 

よくもまぁ、次々にこんなにも人の心を逆なでするような言葉が出てくるもんですよ。

仮に認知症で「あんたたちにまかせるよ」と数分前に自分が言った言葉を、すっぽり忘れて覚えていないとしても・・・ですよ。
だったら最初から自分の名義にしてくれと言えばいいじゃん!と、ハラワタが煮えくり返るわけです。

 

DSC00132

思っていることをすべて伝えた

今までの私であれば、ここで「もう知らん!」と席を立つのですが、母の言動があまりにも情けなくて悔しくて、子どものころのことがフラッシュバックしてくるのと同時に、母は認知症がゆえの言葉なんだと思いとどまりました。

そして、今までは母の言葉をむりやり丸めて呑み込んで自分の中に隠していたことを、本当は私はこんな気持ちだったのだということを母に伝えたいと思いました。

 

母は80代半ば。そして私は50歳。

母の支配下におかれていた子どもの頃とはちがって、自分の気持ちをちゃんと伝えて分かり合えなければ、私はこれから母と向き合っていくことは絶対に無理だと思ったからです。

 

なんでそうやってすぐに怒るの?
なんでそうやって突き放す言いかたするの?
ふつうに話せないの?
自分の名義にしてちょうだい・・・って言えばいいことでしょ?
好きなようにしろといって突き放して、私が意見を述べるとなんで怒り出すの?

私は勝手にやりたくないから、こうやって相談してるんだよ。
お母さんがこうしてほしいって言えば、その通りに動くよ。
こんな風に怒って言われたら、それ以上話が進まないよ。
お願いだからそうやってすぐに怒るのをやめてよ。

 

泣きながら母に話した言葉は、私が子どものころからずーっと伝えたかった言葉でもありました。

母の態度が軟化した

ヒステリックに怒っていた母のスイッチが、ふっと消えるのがわかりました。

これまでの認知障害の症状も突如消え、母の表情が正気に戻ったかのように見えました。

「土地の登記はどうするのが一番いいの?」
母が穏やかに聞いてきました。

 

これまで常に母の言うことは絶対で、母には決して逆らうことができず、多少理不尽なことがあっても、ヒステリックになる母をみるのが嫌で、無理やり呑み込んでいた母の言葉。

この日、私はまるで我が子に諭すように、母にやさしく事の流れを説明していました。

 

老いては子に従え。

*歳をとったら意地をはらずに子どもの意見に従ったほうがいいということ。

 

老いたる馬は道を忘れず。

*経験豊かな人は物事のやり方をよく心得ているということ。

 

 

親と子どもの立場はいつか逆転するときがくると言いますが、親でも子どもでも一人の人間としてお互いを尊重できる関係が一番なんです。

 

父が先に逝ってしまったのは、もしかしたら私と母の関係を修復させるための父の願いなのかもしれませんね。

コメント

  1. 50歳主婦 より:

    こんにちは。

    とてもよくわかります。
    うちは、昔は温厚だった父が、定年後から素で頑固になりまして(汗)
    この週末に叔父の一周忌があるのですが、ローカル線利用で
    本数が少なく、しかも駅の周りに何もないんですね。
    『式場にも入れないだろうし、炎天下で1時間半待つのは辛いよ?』
    (車で連れていこうか?と言っているつもり)
    『仕方ないじゃないか!
     俺らにはどうしようもないんだから
     時間が過ぎるのを待つまでだ!』
    しらー。(私の心)
    父の隣で母が『あ~ぁ』感を醸し出しているのはわかりましたが
    『わかった。体調を崩さないように気をつけてね』で、電話を切りました。
    いつもこんな調子です。
    相続対策などに対して前向きなので、
    意見を求められるのですが、途中から必ず怒り始めます。

    昔は母のヒステリックなところが苦手だったのですが、
    母の方が早くに『子供を立てる』ことを学習したので、
    今は『母が先に逝ったらどうしよう』と不安になります。

    友人のお父様は経度認知症なのですが、
    わかっていても、免許証の返納だけは拒否、
    知らないうちに車で出掛けてしまいます。
    また、先日、家の水回りをリフォームされたのですが、
    御自身が言い出され、御自身で契約されたのに、
    数日後、工事の方が来られると、『何しに来た!』と大騒ぎに。
    『勝手にうちを壊すな!』で工事の開始が数日延びました。
    しばらくしたら、『どうして工事が始まらないんだ!』となり、
    御家族は本当に大変だったそうです。

    でも、免許更新の認知症検査では、軽度の軽度らしく、
    『早く免許を取り上げてくれたらいいのに』と御家族は溜め息。
    デイサービスでも衝突してばかりだそうで、
    大変だなぁと思いながら、友人の愚痴を受け止めています。

    • そらはな より:

      50歳主婦さんへ♪
      お母さま、子どもを立てることを学習したって、すばらしいですね。
      私もそうなりたいなぁ。
      それにしても、私も自分の母が認知症だとわかってからは、周囲にもたくさんの認知症の方がいるってことに気が付きました。
      平均寿命が延びて長生きできるようになった分、認知症になる方が増え、長生きすればするほど、老後のお金の心配も大きくなる・・・。
      家族には迷惑かけないような生き方をしたいけれど、認知症になってしまったら、迷惑かけてることすらわからなくなってしまうんですもんね。
      せめて心穏やかに暮らせるよう、今から楽しいことだけ考えて暮らしたいものです。

  2. しろうさぎ より:

    お母さまとのおつきあい大変ですね。
    やはり土地は色々な意味で思い入れがあるので起爆スイッチになりやすいと思います。
    本当は家屋はお母さま名義にしても土地は若い人の名義にした方がいいと思いますが、お母さまが納得されるなら家・土地ともお母さま名義にしても同居していた配偶者が相続する場合は登録税が一番安いので「お母さまの納得料」と割り切れる金額に収まる可能性が高いと思います。(広さにもよりますが)今回は司法書士さんを使って将来若い人へ名義変更するときは自分でやって司法書士さんへの料金を節約する方法もあると思います。父から母への時は母の思い入れもあって司法書士さんを使いましたが母から私は自分でやって節約しました。

    それよりもお父様の銀行口座はお母さまが口座を持っている銀行の分はお母さまの口座に移した方がのちのちスッキリするような気がします。
    将来的に介護サービスを利用するようになった時もご自分で銀行へ行けないのなら登録印鑑かがわかっていれば業者はそらはなさんがお母さまの名前で署名・捺印してお母さまの口座から引き落としてくれます。
    お母さまが同席する事になってもそこは介護業者もプロなのでお母さまが納得されるように話をしても最終確認はそらはなさんに求めるようにうまく話しを進めてくれるはずです。
    銀行口座にはっきりと介護業者の名前が残った方がスッキリわかりやすいような気がします。
    そらはなさんが一人っ子ならお母さまとそらはなさんの間で納得していれば問題ありませんが、ご兄弟がいるのならお父様の預貯金はお母さまに移してお母さまの口座から介護費用等を清算した方がよいような気がします。

    義父の時は我が家がキャッシュカード・印鑑・通帳を預かって義父にかかるお金は全部義父の口座からまかないました。
    介護があるうちは「いいよ、全部お前に任せる」と言っていた姉妹は、いざ思っていたより残ったお金が多かったら色々と細かい事を言ってきました。
    思っていたより多く残ったのは我が家が節約したんだ!と思いましたが人間そんなもんです。
    私はそういうものだと思っていましたが実の姉妹の手のひら返しにツレアイは少しショックだったみたいです。

    そらはなさんのご兄弟はそういう事はないと思いますが人間わからないのでお金はしっかりと記録しておいた方がいいと思います。
    長々と出過ぎた事を申し上げてすいません。

    • そらはな より:

      しろうさぎさんへ♪
      土地の登録税って、相続する人によって変わってくるのですか。
      まだまだわからないことがたくさんあります。
      司法書士さんにお願いするにしても、やり方をしっかり学んで、次に活かせるようにするのが一番ですね。
      銀行口座のお金に関しては、介護サービスを受ける時のお金のことまで考えが及んでいませんでしたので、勉強になりました。
      ありがとうございます。
      結局のところ、何をするにもお金は必ず絡んでくるんですもんね。
      後々のトラブルにならないようにしたいものです。

  3. りんりん より:

    親子の関係は難しいですね。
    私はそうではないけれど、夫と夫の父との関係はなかなか難しいものがあります。
    母がいたころは母がクッションになって関係がなりたっていましたが、母が亡くなってからは直接話をしなければなりませんから大変です。こちらも50代イイ大人なのに、自分の価値観をおしつけられるので、夫は行きたがらないし、話をしたがらない。この先どうなっていくのだろう?と不安材料ではあります。子育てはほぼ終了だけど、、、大変なことは次々やってくるのよね。

    • そらはな より:

      りんりんさんへ♪
      言われてみれば、夫の両親もまだ健在。
      しかし昨年あたりから義母が少しボケだしたと思われる症状が出てきました。
      夫の両親は、夫の兄夫婦が隣に住んでいるので、まかせっきりですが、時々義父母や兄夫婦に声をかけながら(といっても、電話ですが)やっていきたいと思いました。
      子育ての次は、親の介護。
      これも自分に課せられた発達課題なんでしょうね。

  4. とも より:

    そらはなさん、こんにちは。
    親との関係は、1番近くて1番遠いと思うことがあります。
    うちの場合、地雷を踏んで恐ろしいのは父、そういう父に振り回されてメソメソと子供に愚痴る母。そらはなさんと同じで、いつ誰かが父の地雷を踏むかわからない(父は気分屋で同じように踏んでも不発の時も)状況は、子供の私にとってはすごいストレスでした。それでも良い子で付き合ってはきましたが。

    私も結婚して、客観的に見れるようなりましたが、同時に親に対する怒りも沸いてきました。
    その時期はとても苦しかったです。
    色々と本を読んだりして、自分の気持ちの置きどころを求めました。それで気がついたのは、父も生育する過程で、理不尽な目にあい、そういう接し方しか学んでいない、怒ることで自己防衛してるんだなということ。そう思うと可哀想に思えてきました。母も私に愚痴ることで、自分の居場所を確認していたんだなと。
    そう思えたら、親にビクビクする気持ちは少しやわらぎ、親は親、私は私。人生は別なんだと思えました。
    今さら親の性格は変えられないので、怒りたければ存分にどうぞ。と、冷静に接してます。
    他人なら、それでさよならですが、親子はそうはいかないですからね。
    うちもあと残りの一緒にいられる時間に、本当の意味で、両親と向き合えればいいなと思ってます。
    ある日、息子にお母さんの性格はおばあちゃんにそっくりだと言われた時は、ゲッと倒れそうになりました。笑。やっぱり親子なんだわぁ(苦笑い)
    おかしな天気の毎日ですが、お身体大切に。ではでは。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      たしかに、怒ることで自己防衛している感はありますね。
      母の場合は、不安を打ち消したいために怒っているような気がします。
      ・・・にしても、怒らずに普通に話せないかな・・・と、ため息が出るのですが、これも認知症なのだからしかたがないのですよね・・・。
      今までは、母の嫌な面をみるのがいやで、避けてきたところもあるのですが、これからは向き合っていかなくてはならないのだろうなぁ・・・と思っています。
      これがストレスにならずに、いつか自然にできるようになるんだろうか・・・。

  5. TM ♪ より:

    よく頑張られましたね!
    お母様と向かい合い、
    思うことを言うのはさぞ勇気が要ったことでしょう。
    仰る通り、お父様の采配なのかも?
    残されている時間、心が通い合う温かい時間となりますことをお祈りします。

    そらはなさんを好きな皆さんが
    心からの助言をしてらっしゃるので
    そちらにお任せしますが…
    皆さんイタイ思い出をお持ちで
    心配でならないのでしょう。
    私の母も、姑をみながら、
    実母を兄弟から押しつけられました。
    金銭にはしっかりした人なんですが、
    元々家計簿つけが苦手だった上に
    忙しさのあまり金銭出納を記録できてなかったんですね。
    そうしたら結果、泥棒呼ばわりされました。
    あらゆる予防策を考えて身を守ることは
    しておいた方がいいです。
    つまり、万人に明白な説明がつく形にしておく
    ということです。

    通りがかりの者 改め TM ♪
    ちなみに 雇用機会均等法元年 者です。

    • そらはな より:

      TM♪さんへ
      お名前、ありがとうございます(#^^#)
      母もだいぶ丸くはなりましたが、今まで心にしまっていたことを、直接伝えるのは勇気がいりました。
      本当に残された時間はどのくらいあるかわかりませんが、自分が後悔しないようにしていきたいです。
      結局トラブルになるのは、お金が絡んでくることだと思うので、私も誰に聞かれてもきちんとした証拠を残せるように、金銭管理はちゃんとしなくてはいけませんね。
      自分のうちの家計の他に、これからは母のお金の管理も必要なんですよね。
      ふぅー。がんばります。

      • TM ♪ より:

        余裕があるうちに
        成年後見制度を調べて 検討なさってもいいかと思います。
        手順を理解して 準備さえしておけば、
        ご家族皆さま揃ったタイミングで話し合えますもんね。
        自分の負担をできる限り軽くしたい要望も、出していいと思いますよ?
        全然薄情でも怠惰でもないです。
        腹を割って話し情報開示することは 理解と共感を得る第一歩だから。
        そらはなさんのリサーチ力をもってすれば調べることはバッチリです ^_−☆

        自分が、兄弟に親をみてもらう立場だったら
        全権委任して口出しなんてしません! 手は出しても (←手伝い)
        と思いますもんねぇ …

        • そらはな より:

          TM♪さんへ
          やっぱり最終的には、きちんと紙面で残しておくのがいいのですよね。
          お互い感情を持った人間ですし、言った言わないでこじれないようにしなくては・・・。
          なんだかねー・・・、自分の家の家計管理だけでも精一杯なのに、親のお金のことであれこれ考えるのが疲れてきちゃいまして・・・(@_@)
          かといって、やらないわけにもいかないですし・・・。
          適当に手を抜きつつ、かつ、紙面には残して・・・ですね(;^ω^)

  6. みみっこ より:

    お母様との関係、なんだかわかります…
    小さい頃は母は常に「絶対的存在」であり、
    間違っていない、私のせいでこんなに怒ってる。
    と、私は思っていましたが
    大人になると、あぁこのどうしょうもないイライラを私にぶつけてたんだなーと思うようになりました。
    ( そらはなさんとはちょっと関係が違うかもしれませんね )

    私はそれがわかった時に思いの丈を泣きながら母にぶちまけました。
    ( 子供を産んで何年かたった時でした。 )

    お母様との関係を見直すきっかけをくれたお父様に感謝ですね♪♪
    きっと見守ってくださってますよ♥️

    • そらはな より:

      みみっこさんへ♪
      親って、子育てをしながら子どもにいろんなことを教えていきますが、時に子どもから教えられることってたくさんありますよね。
      子どもの言葉を素直に聞ける気持ちが大切なんだと思います。
      私は、母が怖くて子どものころはきちんと自分の意見を伝えることができなかったのですが、言葉にしないと伝わらないことってたくさんあります。
      みみっこさんは、お母さまに思いの丈を伝えることができてよかったですね。
      私ももっと早く気が付けばよかった。
      でもこれからは後悔しないよう、母とはきちんと向き合っていこうと思います。

  7. しっぽ より:

    私も父が亡くなってからかなぁ、
    母と本音でぶつかったのは。

    それまではどちらかというと母の愚痴を聴くのが私の役目みたいな感じだったのだけど、母はいつまでも私と一身同体でいてほしい感じで、少しでも意見すると拗ねるんですよねー。なんかそれがだんだんしんどくなって。

    ある時私もブチ切れて泣いてしまったら、母もびっくりして、それから私の立場も理解してくれようとしてくれるようになったように思います。

    親は子供と一身同体なのだとずっと思っていて、子供もそれに無意識に答えようとして。でも、やっぱり別の人格なのですよね。

    親子は分かち難い絆で結ばれているけれど、同時に時に残酷なまでに別の人間であると、どこかで自覚しなければならないのだな、と思うのです。

    でも、本当の信頼はそこから生まれるのではないのか。そんな風にも感じるのです。

    • そらはな より:

      しっぽさんへ♪
      お母さま、拗ねるなんてかわいいですね(^^♪
      でもそれも度重なると、やっぱり受け止める側は大変になるんでしょうね。
      しっぽさんのコメントが深くて、思わず「うーん」とうなってしまいました。
      親子の絆は深いけれど、我が子は自分の分身ではなく、別の人間だと思わなければ、子どもにとっては負担になってしまいますね。
      親子であっても信頼関係を得るのは、難しいことなんだなぁ・・・と思ったりしました。

  8. サイトウサン より:

    はじめまして
    軽度認知障害、ヒステリック、価値観の押し付けと私の母と同じです。

    「老いては子に従え」これを母に言いたいのですが、反応が怖くて無理です。
    未だに母の顔色をうかがいながら生きてます。

    • そらはな より:

      サイトウサンへ♪
      はじめまして(#^^#)
      わかりますよ~。
      母の反応が怖くて言えない・・・。
      私もずーっとそうでした。
      実の親子であればあるほど、いろんな思いが交差してさらに関係を複雑化させるのかもしれませんね。

  9. しろうさぎ より:

    >登録する人によって税金が変わる
    父から母へ名義変更するときに司法書士の先生にそういわれたのですが、ネットで調べたら出てきません。
    勘違いだったのかしら?
    念の為に領収書を調べたら母は8800円。私に名義変更した時は15000円程度だっと思うので過去に減免措置があって終わったのかもしれません。(評価額の0.4% 田舎のボロ屋なので安いです。評価額は固定資産税の通知に書いてある金額です)
    間違っていたらすいません。
    不動産登記も電子化されたのでテレビドラマに出てくるような権利書とは違っているのでお父様の持っていた権利書と違うものが作られてきてお母さまは不安に思うかもしれません。

    司法書士の先生に頼む時も銀行手続きで使った戸籍一式と遺産分割協議書と相続関係説明図を自作して持っていくと最低限の手数料ですむし話が速いと思います。

    • そらはな より:

      しろうさぎさんへ♪
      わざわざ調べてくださったんですね。ありがとうございます。
      ちなみに、先日父の本棚を整理していたら、偶然不動産登記簿を見つけました(父はきちんと整理して残してくれていた)。
      で・・・、母に登記簿どこにあるか知ってるか尋ねると、「見たことない」とのこと。
      すべて何でも父がやっていたから、母はノータッチだったんですね。
      土地の名義変更をしたとしても、母がそれらの書類に目を通すことはないと思っていますが、母の状態をみながら、やっていきたいと思っています。

      • しろうさぎ より:

        返信を使えばよたっかんですね。
        出過ぎたコメントに丁寧な回答ありがとうございます。
        電子化されて様式が変わったのを逆手にとって家屋だけお母さま名義にした司法書士さんの製本した権利書を渡して「この家はお母さんの名義にしたよ」とごまかす手もあるかもしれませんね(笑)

        預貯金は今年中ぐらいにお母さまの口座に動かせば「相続」扱いになりますが、数年後相続になった時に「不動産は両親をみたそらはなさんが相続するのはいいが、それだけ現金が残ったなら少しは相続したい」と兄弟が言って、そらはなさんも妥当な金額だと納得なさったとしても、そらはなさんが兄弟に振り込むと「贈与税」がかかる可能性があるような気がします。
        ブログを読んでいるとご兄弟の間でしっかりと話しがついているようですが、それでもいざとなると・・・という話が世間にはたくさんあります。
        万が一にそなえてお母さまの生活費を出す口座とそらはなさんが単独の判断で動かせる口座に分けて基本的にお母さまの口座から出す。どうしても手続きが面倒な時は「そらはなさんが預かっている口座」から出す。
        介護保険サービスを使うようになると支払いが多岐にわたるので出納帳をつけるのも結構大変になってきます。

        まだまだ先の話なのでお母さまの状態を見ながら、お母さまが納得できて、そらはなさんが長期的に楽できる方法を色々考えてみてください。

        長々と差し出がましい事申し上げてすいませんでした。

        • そらはな より:

          しろうさぎさんへ♪
          建物を母名義にするのはいい方法ですね。
          そういう方向にしようと思っています。
          権利とか名義とか税金とか・・・・、今まで暮らしてきてまったく耳にすることのなかった言葉が次々に出てきて、本当にとまどいます。
          人が亡くなると言うことは、それだけ大変なことなんでしょうけど、もっと簡素化できないものかしら・・・。
          かといって簡単にすると、今度は騙す人が出てくるから、やっぱり二重三重にも手続きをふまないといけないのでしょうね。
          十数年前に実家の隣に引っ越してきましたが、もし私が離れて暮らしていたら、もっともっと大変だったんだろうなぁ・・・。
          今はこの状況がまだ恵まれたほうだと思って、ストレスためないようやっていきたいと思います。
          アドバイス、ありがとうございます(#^^#)

  10. ラミ より:

    はじめまして。この記事を読むと 自分に重ねて泣けてしまいます。母と向き合うことは 過去の自分と向き合うこと。本当に修業です。いつの間にか小さく弱々しくなった母の背中を見ると、ああ私は何て心狭い人間なんだろうと思ったり。心にグッとくる記事をありがとう。

    • そらはな より:

      ラミさんへ♪
      はじめまして。
      親はいつまでも自分の前を歩いて導いてくれる存在だと思っていたのが、いつしかそうではなくなる時がくるのですよね。
      私も、いつも葛藤しながら、苦しくなってしまうことがありますが、お互いが心穏やかに向き合うことができればいいな・・・といつも思っています。