ちょうど2年前に買ったエプソンのインクジェットプリンター複合機。
コンパクトで無線LAN対応だからどこでも置けるし、CDやDVDのディスクレーベル印刷もできるし、夫はスキャン機能を使っているようだし、娘はスマホのアプリから直接印刷したり学校のプリントをコピーしているようだし、とにかく大活躍だった我が家のプリンター。
それがまさかの2年で使えなくなりました。
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください」
・・・って!!
吸収パッドってなんやねん!
こんな表示、初めて見ました。
廃インク吸収パッドの限界
クリーニング時や印刷時に排出される廃インクを吸収する部品。吸収量が限界に達する時期は、使用状況によって異なります。
限界に達すると、パッドを交換するまで印刷ができません。」
・・・と、マニュアルに書かれていましたが、昔のプリンターに廃インク吸収パッドなんてありましたっけ?
これまで何度かプリンターを買い替えてきましたが、4~5年くらい使うと基盤の故障などで買い替えることが多かったので、廃インク吸収パッドの限界だなんて、初めてお目にかかりました。
こうなると、プリンターはまったく動かなくなります。
買ってから1年間はメーカー保証で、廃インク吸収パッドは無償で交換してくれますが、それ以降はわざわざメーカーに送って有償で交換してもらわなければなりません。
エプソンのHPで引き取り修理の値段を調べると、なんと11,000円!!!
こりゃあ、新しくプリンターを買ったほうが安いわ!
廃インク吸収パッドを長持ちさせるために
とはいえ、プリンター本体の基盤が壊れたわけでもなく、単なる廃インク吸収パッドがいっぱいになっただけなのだから、ものすごーくモヤモヤ感は残ります。
うーん。
これって、なんだかメーカー側に仕掛けられたような気がするのは私だけですかね?
プリンター本体の値段は、ここ数年間で驚くほど安くなりました。
また、機能もとても充実していて、家庭で使うレベルならば十分すぎるほどです。
ほぼ毎日プリンターを使う場合は、2年くらいで廃インク吸収パッドはいっぱいになってしまうのだとか・・・。
私は毎日プリンターは使いませんが、夫や娘もなにかと使っているので、家族3人で使用していると、プリンターの寿命は2年程度となってしまうんでしょうか。
そういえば、父の葬儀の香典のまとめや、香典返しリスト、忌明けはがきリストなど、この1か月間で何度もプリントしていたことも、廃インクを増やした原因になるかもしれません。(結局毎日のように使っていたのは私か・・・)
しかし、この廃インクを少しでも少なくするための方法があります。
1.ヘッドクリーニングは2度以上やらない
2度以上やってもクリーニングの効果があまり得られないばかりか、インクだけは消費してしまうので、クリーニングは1度でOK。
2.3日に1度はテスト印刷をしたほうがいい
電源をOFFにしたまま使わない期間が長くなると、インクの目詰まりを起こしやすい。インクが目詰まりすると、クリーニングをすることになり、結果廃インクを増やすだけの悪循環になる。
3.写真はフチあり印刷で
写真をフチなし印刷にすると、廃インクが多く出る・・・という情報もありました。
自分では確認のしようがないのですが・・・。
でも、今度から写真印刷はフチありで行いたいと思います。
4.1日の中で電源を頻繁にON/OFFしない
電源ON/OFF時には、インクヘッドが乾かないようインクが少しだけ出るようなので、これも廃インクにつながります。
エプソンプリンターを7,000円で購入
そんなわけで、再びエプソンプリンターを購入。
使い慣れた機種がよかったのと、エプソンのプリンターはコンパクトなので好きなのです。
しかも複合機が1万円以下で買えるようになったなんて、驚きです。
写真印刷もWeb印刷もディスク印刷もなんでもできます。
今回買ったエプソンEP-708Aは、Epson iPrintというスマホAndroid向けの無料アプリを使うと、スマホにある写真も簡単に印刷することができます。
もちろんLINEで送られてきた写真もダイレクトに印刷可能。
プリンターにメールアドレスを設定しておけば、添付ファイルもプリントできるらしいのですが、私はここまで使いこなせないかもしれないなぁ。
ただし、娘はスマホにエプソンのアプリを入れていると言っていたので、娘のほうがプリンターを使う頻度は高いかもしれませんね。
プリンターは9,000円台でしたが、楽天スーパーポイントを使って7,000円で購入しました。
家電製品を買ったら、すぐに購入月日と値段を貼り付けます。
次回購入時の参考となります。
本当に廃インク吸収パッドは限界なのか?
破棄することになった先代機種エプソンEP-776A。
すでに一部の部品は製造中止となっていて、エプソンのHP上では「旧機種」の分類になっていました。
これを12,000円で買った時も「安い」と思ったのですが、2年経ったら半額近い値段でプリンターが買えるなんてね。
どうせ破棄するプリンター。
廃インク吸収パッドは本当に限界までインクを吸っているのか?という素朴な疑問が沸いたので、ちょっとプリンターを分解してみました。(ねじがあると回してみたくなる性分)
プリンターの裏側をみると、矢印部分に廃インクが吸収されるタンクがあります。
近くのねじを適当に外してみると、簡単に廃インクのタンクを外すことができました。
うーん。
たしかにスポンジ状のものはインクで真っ黒で、外側の容器にインクが染みだしています。
これじゃあ、限界なのもうなずけますが・・・どうせならもうちょっと廃インクの吸収パッドを大きくしてくれないかなぁ。
吸収パッドを取り出してみました。
インクでびちゃびちゃでした。
ほんとに、限界だったようです。←疑り深い
ちなみに、吸収パッドが入っていた部分に、このように化粧用コットンを詰めたら、これでイケるんじゃね?なんて思いましたが、プリンター本体もリセットをしなければならないようで、この作業が難しそうだったのでパス。
廃インク吸収パッドが限界になるってことは、それだけプリンターを使った証拠でもあるので、あちこち消耗して不具合が出てきてもおかしくない時期でもあるそうで・・・。
プリンター本体の値段はどんどん安くなるのに、相変わらず純正インクはお高いし、廃インク吸収パッドの容量も小さくて、もはやプリンター本体は消耗品と割り切って使うほうがいいのかもしれませんねぇ。
ま、今後は少しでも長く使えるように、廃インクが出るのを減らすような使いかたはしていきたいと思いますが。
http://nettosyuunyuu2012.blog.fc2.com/blog-entry-831.html
コメント
廃インク吸収パッド!?
初めて知りました。
私のプリンターも同じようになるかもしれないのでその時はそらはなさんが諦めた作業をやってみたいと思います(笑)
節約パパさんへ♪
そうなんですよー。
廃インク吸収パッドって・・・昔なかったですよね?
基盤が壊れていなくても、インクが目詰まりしていなくても、吸収パッドが満タンになったら、強制的に買い替えろと言っているようなもんですよねー。
節約パパさんなら、廃インク吸収パッドを取り換えて、カウンターのリセットもサクサクできるでしょう。
ぜひぜひ、やってみてください(#^^#)
私も仕事上毎日100枚ほど印刷をしますが、エプソンのプリンターは3か月で廃パッド一杯になりました。保証期間だったので、2回は無償で交換してもらえましたが、ずっと互換インク(ICチップ付き互換空カートリッジ&ダイソーのインク)を使っているので、次回からは有償になると言われて、案の定3回目は3日で廃パッド一杯になりました。(互換インクだとカウンターがおかしくなるらしい(噂))
現在は代替え用として、外付け廃パッドに改造して、web上で1000円で購入できるリセッタ(WicReset…)でリセットして使ってます。毎日100枚印刷しても、ブラザーやキャノン、HPはこんなに早く廃パッド一杯にはならなかったし、無料でリセット出来たりしてたのに…。エプソンのこの機種(PX-045A)はヘビーユーザーには向かないんでしょうね。。。。
節約きんぽさんへ♪
こんにちは(#^^#)
エプソンのプリンターって、やっぱり廃パッドがネックですよね。
そして、互換インクの影響がこんなところにも出るのですね。
外付け廃パッドに改造だなんて、すごい!!私もこういう話を聞くとやってみたくなりますねー。
エプソンのプリンターは、コンパクトさが良くて買ったのですが、互換インクを使う身としては、次に買い換えるプリンターはやっぱりキャノンにしようかな・・・とも
思っています。
情報ありがとうございました。