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車を廃車にすることで戻ってくるお金は4つ  寂しさと現実と・・・

数日前にナンバープレートを外した父の車を、とうとう廃車にしました。

廃車にすることで、戻ってくるお金は4つあります。
いずれも申告しなければ戻ってきませんので、忘れずに手続きをしたいと思います。

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自動車税

自動車税は、4月1日現在で車を所有している場合に払う税金です。
5月ころになると、自動車税納税通知が届くので、1年分を納める形になります。

自動車税を納めてから、廃車手続きをした場合は、廃車手続きが完了した翌月分から、月割計算した金額が還付されます

父は5月に亡くなったので、毎年口座振替にて支払っていた自動車税は、口座が凍結されて引落ができない状態でした。
4月~6月分までの税金を、県の税金受付窓口で支払い、6月いっぱいで廃車にする旨を伝えました。

よって、父の車の場合は、これ以上自動車税は戻りません。

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自動車重量税

重量税は、新車購入時と車検時に支払う税金です。

父の車は、車検が半年以上残っていましたので、この分の重量税が月割で戻ってきます。

とはいえ、黙っていたら誰も戻してはくれないのが重量税。
廃車手続きと永久抹消手続きが完了してから、申請して還付してもらいます

父の車の場合は、ディーラーが行政書士に依頼するとのことで、数千円の手数料がかかるようです。
還付された重量税から差し引く形になるんでしょうね。

自賠責保険

車検時に加入が義務付けられている自賠責保険。

これも、廃車手続きが完了して抹消登録証明書が出来あがったら、自分で保険会社に申請します。

注意しなければならないのは、保険会社に解約申請を行った日から還付金額が算出されるということ。
いくら6月いっぱいで廃車にしても、解約申請が遅くなればなるほど損をしてしまうので、廃車手続きが完了したらすぐに保険会社へ出向いて、手続きを済ませてしまいます。

任意保険

父が加入していた自動車の任意保険の支払は5月であり、これも口座から引き落としになっていましたが、口座が凍結されているので、おそらく引き落としになっていないと思われます。

今年度の分は支払っていないので、これは払い戻しになるお金はありませんが、解約手続きの連絡をしなければなりません。(←実は忘れていた)

廃車でかかるお金

廃車をする場合、早く手続きをするためにナンバープレートは先に外してしまうことが多いです。

よって、廃車するためにかかるお金は、車をレッカー車で運ぶ料金に2~3万円はかかるようです。
ディーラーに確認すると、長い付き合いだったのでそれは要りませんとのことでしたが、書類作成を行政書士にお願いしているので、それらの手数料に2~3千円がかかると言われました。

数千円もかけたくないという場合には、最初から廃車買い取り業者に依頼するという方法もあります。
これなら、廃車にかかる手続きはすべてやってくれて、しかも買い取ってもくれるようなのですが、父の車の場合は所有者がディーラーになっていたことと、何十年という長いつきあいだったので、このままディーラーにお願いしました。

 

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空いた車庫

子どものころから、車庫に父の車がある光景が当たり前だったのですが、とうとう車がなくなってしまいました。

私が仕事中に、予定通り業者の方が父の車を引き取りにきたようです。

父の車があった場所には、砂埃と石ころが転がっていました。

こうして、ひとつひとつ、父に関わる手続きが完了していきます。
やることがたくさんあって、わずらわしくて大変だと思うのですが、ひとつが片付くとなんだか無性に寂しい気持ちにもなるんですよね。

ふと父のことを思い出してはしばらくぼーっと考えて、あわてて我に返っては現実を考えるという繰り返しをしています。

 

さて・・・。

今、ベランダに置かれている粗大ごみを、父の空いた車庫に少しずつ移していこう。
車庫の中がいっぱいになったら、粗大ごみ回収業者に電話をして引き取りにきてもらおう。

父のことは決して忘れないし、毎日思い出しては寂しくなるけれど、これからを生きていく私たちの現実的な日常も大切にしていかなくてはならないのですから・・・。

コメント

  1. えりあママ より:

    お疲れ様です。
    きっとお父様が見守ってくれていますね。
    私も父の名義のものが消えて行くのが寂しいと感じました。
    残ったこちらも生きてくのが大変だものね。
    時間の経過とともに、居ない事に慣れて行く自分がいます。

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      父が亡くなったので、順次断捨離を進めていこうと思っていましたが、やっぱりすぐには無理でした。
      父が書き記した思い出の品は、見ると涙があふれてきて、それ以上見ることができません。
      涙が出るので、手に取るのも嫌で、当分はこのまま置いておくことになるかもなぁ・・・と思ったり。
      時間だけしか解決してくれないでしょうね、この問題は。
      せめて私は、自分のものを子どもたちが困らないよう、整理したいと改めて思いました。

  2. ちかちか より:

    こんにちは、そらはなさん
    うちの亡くなった義父は、84歳まで運転してましたが、ある日駐車場でバックで停められず、そばにいた人に誘導してもらってやっと停められ帰ってすぐに業者に電話、翌日売ってしまいました。それから私が5年アッシーになりました。廃車手続き、勉強になります。保険の解約はしましたが、自動車税に頭が行きませんでした。知らないと損しますね。
    で、今月買い替えた夫の車、5月に払ったけど戻るかと調べたら、軽自動車税には月割りで戻る制度はないそうです。安いから仕方ないとは言え、払ったばかりなのにがっかり〜でした。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      父の車をあらためて見てみたら、あちこちこすった跡とかぶつけた跡とかたくさんありました。
      よくもまぁ、今まで人身事故を起こさなかったものだと思いました。
      軽自動車は、月割では戻らないのですね。私も勉強になりました。
      自分で調べないと、ほんとに気付かないまま損をしてしまいますよね。
      私も毎日なにかしら勉強していかないと!