道の駅に行くと、見たことのない野菜が売ってたりしますよね。
今回巡り合ったのは、黒いピーマンです。
赤や黄色のカラーピーマンは見たことありますが、黒いピーマンは初めてです。
さっそく買ってきました。
黒いピーマンの正体
道の駅で買ってきた黒いピーマン。
調べてみると、黒いピーマンは「アナスタシア」というロシア生まれのカラーピーマンらしい。
んまーっ!こんなオシャレな名前だったのね。
ところが。
袋をよく見たら・・・
え?浜クロピー?!(;・∀・)
まるでゆるキャラのようなネーミングではないですか。
浜クロピーは、カネコ種苗のピーマン品種で、濃い黒紫色が熟すと赤色に変化するカラーピーマンらしい。
緑色のピーマンに比べ、青臭さがほとんどなく甘いらしい。
炒めると黒色が深緑色になるらしい。
そうか、そうか。
ロシアのアナスタシアではなく、日本のハマクロピーだったわけですね。
色はナス 形はピーマン
黒いピーマンといっても、厳密には濃い紫色の浜クロピーです。
色は、ナスとそっくりです。
形はピーマンです。
夫に「畑にピーマンもパプリカもたくさんあるのに、なんでまたピーマン買ってきた!?」と言われましたが、自称ファーマーであればめずらしい野菜を食べてみたいのよ。
あわよくば、自分でも栽培してみたいのよ。
だから道の駅で、めずらしい野菜を物色しちゃうのよねー。
浜クロピーの食べ方
せっかくの黒い色だから、まずは炒めたりせずにマリネでいただきます。
浜クロピーを割ってみたら、中は緑色!
なんとリバーシブルピーマンだったのですね。
縦に切って、レンジで1~2分加熱。
それをパプリカとともにマリネ液につけてみました。
黒色が映えますよねー。
お弁当にもよさそうですよねー。
ただ、この黒色、時間が経つとともにマリネ液の酢に色素が溶けて、翌日には色が薄紫色になりました。
きれいな黒色のピーマンを楽しむならば、早めに食べるのがお勧めです。
次に、フライパンで、緑色のピーマンとともに焼いてみました。
醬油、みりん、だしの素で味付けをしたピーマンの焼き浸しです。
たしかに、炒めて火を通したら、浜クロピーは深緑色に変化しました。
なんて艶があって美しい緑色なの?
ふつうのピーマンと並べると、グラデーションカラーのようになって、さらに楽しいです。
肝心のお味ですが、ピーマンと比べると、確かにピーマン独特の青臭みがない。
ピーマンが苦手な人でも、食べやすいかと思います。
また、シャクシャクとした食感が楽しめます。
市場への流通はほとんどないという浜クロピー。
スーパーでは見たコトないですもんね。
耐暑性があり育てやすいそうですから、来年は浜クロピーの苗を見つけたら家庭菜園で育ててみたいなぁと思いました。
さて、また道の駅へ珍しい野菜を物色に行きましょう。
コメント
こんにちは!
今日道の駅で「アナスタシア」という苗売り場がありましたが、売り切れ。
ブロッコリーやキャベツの中にアナスタシア。これは何なんだろう?と思いながらスルー。
黒いピーマンだったんですね!!
またひとつ勉強になりました。
次あれば買ってみますね。
ご長男の結婚式、本当におめでとうございます♪
ゆきこさんへ♪
アナスタシアの苗、売ってるですねー。
今まで気にも留めたことがなかったので、見落としていたのかもしれません。
来年は、目を皿のようにしていろいろ物色したいです。
黒いピーマン、おいしかったですよー。