ちょっと贅沢イタリアンランチはヤギのいる農園りすとらんてherberry

ヤギがいるイタリアンレストランは、秋田県三種町にある【農園リストランテherberryハーベリー】。
自分で家庭菜園をやるようになってから、農家カフェとか農家レストランなんて聞けば、行ってみたくてしかたがない。
しかもヤギまで飼っているというから、悔しいほどに理想的！

というわけで、秋のポカポカ陽気の中、ヤギとたわむれてきました。
いや、ちがう。
おいしいイタリアンをいただいてきました。

ヤギのいる農家レストラン

カーナビを頼りにハーベリーへ向かったけれど、周囲は田んぼが広がるのどかな風景。
ハーベリーは、小山をバックにポツンと一軒家といった場所にありました。

シンプルな平屋のお店には、テラス席もありますが、さすがに今の時期は肌寒くて無理そう。

そして、お店の隣にはヤギが放し飼いにされています。
ざっと見たところ、10数匹はいたでしょうか。

立ったり座ったり歩いたり、どのヤギもリラックスモード全開。
柵越しに近づくと、餌をくれると勘違いしたのか人懐こく近づいてきました。

動物好きにはたまらんメェー！

黒ヤギさんに癒されるメェー！

ハーベリーは農家リストランテという高級イタリアン

農家カフェだと思っていたけれど、よく見るとお店の名前は「農園りすとらんてherberry」。
イタリア語でレストランを意味しますが、中でも高級な部類に入るのがリストランテで、コースで食事が提供されることが多いそう。

なので、ハーベリーランチは、1,980円。
ランチにしてはちょっとお高めの値段です。

サンドイッチランチ（コーヒー付）880円や、チキンドリアランチ（サラダ・コーヒー付）980円なんていうのもありますが、せっかくリストランテに来たのだから、ここはやっぱりハーベリーランチでいきましょう。

窓から見える風景も本当にのどか。
私も田舎に住んでいるけれどさ、こんな風景も決してめずらしいわけではないけれどさ、農家レストランと謳ってるからには、こうでなくてはね。
向こうに見える軽トラも、もはやオブジェのようにシャレてるよ。

お店では、自分の好みのカップを選ぶことができるんです。
こういうちょっとした遊び心も、女心をくすぐるのよねっ！
カップを選んで、席で待つこと5分。

最初に出てきたのは、かぼちゃのポタージュです。
お味は、濃厚というよりあっさり目。
ほんのり甘いかぼちゃの味が、胃袋に染みわたります（←単にお腹が空いていたというのもあるけれど）

タイバガレイのカルパッチョ。
身がコリコリとした弾力があって、食べ応え十分。
粒胡椒とオレンジの酸味が良いアクセントになっています。

メインディッシュは、安納芋のキッシュと豚ロースとかおり梨のインボルティーニ。

キッシュはお芋の甘味がひきたちとってもおいしい。
ドライフルーツがシャレてるよねぇ。

豚肉の中にはかおり梨が入っていますが、食感は長芋のよう。
梨の甘味が豚肉にうつって、脂が梨のさっぱり感で中和されて、お互いの良いところを際立たせている感じがグッド。

ブロッコリーとやりいかのパスタ。
いかの塩気が、これまたアルデンテに茹でられたパスタに絡んで、本当においしい。
しかも、ブロッコリーがこんなに細かくちりばめられていて、パスタに絡めて食べられるから、口の中でイカとブロッコリーとパスタが一緒に楽しめるの。

さらに、さらに、食後の紅茶がまた、今まで飲んだことのないサッパリとしたさわやかな味。
思わず「なんていう紅茶ですか？」と聞いたけれど、「輸入物で名前はなんだっけー？」とのこと。
まぁ、名前を聞いたところで、私が輸入して購入するわけじゃないので、いいんだけどね。

ちょっと贅沢イタリアンランチを食べたくなったら、またここに来ようと思ったお店です。

季節柄、壁にはクリスマスリースが飾られていて、とってもステキでした。

12月にはお店でリース作りの講習会も行われるそうで、参加したかったのですが、残念ながら他の予定があって今年は断念。
来年は、ぜひとも参加したいなぁ。

農家リストランテherberryのスペシャルランチ3,850円（2日前まで要予約）というのも非常に気になります。

キャッチコピーは「ヤギのいる地産店消の店」
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地元で採れた野菜を自分のお店で消費するなんて、すごくいい！
その日によって仕入れる食材が違うのだから、毎回ちがった料理が楽しめるってことですよね。