実家の押し入れや戸棚には、見えないところに物がぎゅうぎゅうに押し込まれていました。
いただきものも、使わないものも、とりあえずしまう——。
10年かけて実家の片付けを続ける中で、私はひとつの結論にたどり着きました。
「散らからない家は、気合いではなく“仕組み”でつくる」
60歳での引っ越しは大変でしたが、暮らしを根本から整える絶好のタイミング。
引っ越し後の1週間で、私は“これから散らからない家”の土台をつくりました。
10年かけてたどり着いた「必要なものだけの暮らし」
実家の片付けから始まり、二世帯住宅の減築リノベーションに至るまで約10年。
その間に、使わなくなったもの、存在を忘れていたもの、「いつか使うかも」と残していたものを大量に手放しました。
今、手元に残ったのは 本当に必要なものだけ。
引っ越し直後の1週間は、それらを“管理しやすい形”に整えることに集中しました。
散らからない家の収納|3ヶ所に集約した理由
収納は役割ごとに3ヶ所へ集約。
すべて扉付きの可動棚です。
「どこに何があるか」が一目でわかり、戻しやすいことを最優先にしました。
●リビング収納(書類・文房具)
「迷子になりがちなものは“定位置”で解決」
書類はファイルに入れて立てて収納。
文房具やケーブル類など、細々としたものは、プラケースに入れてゾーニング。
扉を閉めれば生活感がすっと消える“隠す収納”です。

文房具も書類も迷子にしないための仕組みづくり 一番上にはWi-Fiルーター 一番下は私の愛用品肩こり治療器ライズトロン
● 日用品ストック棚(ふるさと納税・洗剤)
「ストックは“見える化”でムダ買いを防ぐ」
ふるさと納税返礼品や株主優待品は大量に届くため、廊下に収納棚を作ってもらいました。
ここは、まさにいただきものの宝庫!在庫がひと目でわかり、買いすぎ防止にもなります。

ティッシュやトイレットペーパーはふるさと納税返礼品。洗剤類はライオンの株主優待など。
● パントリー(食品・飲料)
「ざっくり仕分けで“続く収納”にする」
カゴやボックスでざっくり分類し、重い水や油は下段へ。
見た目にこだわりすぎず、毎日続けられる動線を優先しました。

パントリーはざっくり分けるだけ。扉を閉めれば見えない隠す収納
収納は“8割で止める”|余白があると散らからない理由
収納でいちばん意識したのは、詰め込まないこと。
ぎちぎちにすると取り出しにくく、戻すのも面倒になります。
「戻しやすさ」こそ、片付けが続く最大のポイント。
実家の片付けで痛感したことを、今回は徹底して取り入れました。

増やさないためのルールは2つだけ
今あるものは、本当に必要なものだけ。
これを維持するために、ルールはあえてシンプルにしています。
・ 返礼品で日用品をまかなう
→「あるのにまた買ってしまった」を防ぐ
・ 紙類は“その場で8割判断”
→郵便物や書類は放置すると必ず増える
届いたらすぐ目を通し、不要なものはその場で処分。
迷うものだけ一時置き場へ。
この小さな仕組みが、紙の氾濫を確実に防いでくれます。
引っ越し直後こそ“仕組みづくり”のチャンス
仕事をしながらの引っ越しで、正直時間はありません。
それでも、「今やっておけば、これから先ずっとラクになる」を合言葉に(自分で自分を励ましている)物の置き場所だけは最優先で決めました。
その判断は、今振り返っても間違っていなかったと信じたい。(まだまだ部屋は散らかっている)
片付けは“気合い”ではなく“仕組み”
片付けは頑張るものではなく、仕組みでラクにするものだと思います。
・ 置き場所を決める
・ 余白を残す
・ 増やさないルールを持つ
・ 一時置き場を用意する
この4つを整えるだけで、日常のストレスは驚くほど減りました。
60歳での引っ越しは大変でしたが、暮らしを整える大きな節目になりました。
これからは、少しずつ“癒やし”や“楽しさ”を足して、この家を自分らしい空間に育てていきます。


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