弘前公園の桜が満開となった、というニュースを聞き、これはもう行くしかない!と、思い立ち、午後から出かけました。
お天気は曇り時々雨模様。
でも、夜桜のライトアップを見るならば、お天気は関係ないですもんね。
というわけで、数年ぶりの弘前公園桜まつりです。
そうだ 夜桜を見に行こう
青森県弘前公園は、広さ約50万㎡の敷地に1700本のソメイヨシノが咲く全国でも有数の花見スポットです。
これまで何度か訪ねたことはありますが、夜のライトアップは行ったことがありません。
4年前に夜桜見学計画を立てたところ、コロナ禍となり断念したという経緯もあります。
なので、行きたいと思ったらもうなにがなんでも行く!
明日はどうなるかわからない、というのをコロナ禍が教えてくれたので、朝起きて思い立ち、午後から出かけたというわけです。
桜の花は青空によく映えるけれど、夜桜のライトアップなら、多少の雨でも関係ないですもんね。
弘前公園 雨の夜桜 ライトアップ
弘前公園に到着したのは夜6時頃。
小雨模様ですが、風もなく、思ったほど寒くもありません。
外濠では、散った花びらによる花筏ができ始めていましたが、園内の桜は今日が満開!まさに今が最高!と思えるほどのすばらしい眺めでした。
まずはSNSで話題のハート桜。
2本の桜の枝が重なり合って、見事なまでのハートを描いています。
市の職員がハート型に見える部分を偶然見つけたのが2015年。
その後、枝を剪定して整えて、さらにハートはグレードアップしているんだとか。
前に来た時、こんなのなかったよなぁ・・・と思ったけれど、私が前回訪ねたのが2014年でしたから、その翌年にハート型が見つかったんですね。
しかし、剪定技術でここまでお見事なハートを描けるなんて、すばらしいの一言です。
弘前公園は、お城と桜のコラボもまた美しいんですよね。
夜桜のライトアップとなれば、さらに幻想的。
弘前城は、現在石垣修理工事中。
なので、天守閣は本来の位置よりも奥に移されています。
完全に元の姿に戻るには、あと数年は要するようですが、今しか見られないお城の姿もまた格別です。
日中は、展望デッキから弘前城と岩木山のコラボも見られるようですよ。
そして、ライトアップで幻想的な桜の姿は、やはり水面に映る様子でしょうか。
逆さ紅葉とは聞くけれど、これは逆さ桜?
春陽橋の上から見るお濠と桜のライトアップは、さらに絶景なのですが、橋の前にはシャッターチャンスを狙う行列ができていたので、諦めました。
それでも、橋の上からでなくとも、満開の桜はとってもきれいでした。
歩道の両側から折り重なるように枝が広がる桜のトンネルも、満開!
桜に包まれるような気分を味わえます。
弘前さくらまつりのイベントや夜桜の特別照明などの情報は、随時HPにアップされていますので、詳細はそちらをご覧くださいね。
人々が桜に魅了されるのは、一瞬たりとも同じ景色はないということなんだと思います。
その瞬間、自分でみた景色は自分だけのものですもんね。
弘前公園は、今後花吹雪、花筏が見頃を迎えます。
今年は平年に比べ2週間も早い桜の開花となりましたが、来年もまた桜をみて美しいと思える平和な世の中でありますように。
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