青森の郷土料理「ほたて貝焼き味噌」が食べたくて、再び青森市を訪れました。
陸奥湾で獲れる新鮮なホタテですから、絶対においしいに違いありません。
ランチでリーズナブルに楽しめるお店を青森駅周辺で探して、「おさない食堂」に行くことにしました。
そこでホタテの絶品料理「ホタテフライ」に出会ってしまいました。
お食事処おさないは行列必須のお店
青森駅から徒歩2分のところにある「お食事処おさない」は、行列必須のお店です。
開店時間の10時30分よりも30分ほど早く着くように家を出たのですが、到着したのは開店10分前でした。
▲開店10分前には20人くらいの行列が・・・
土曜日ということもあり、すでに20人ほどが並んでいました。
一巡目で入れなかったらどうしようと少し焦りましたが、店内には約40席ほどあるので大丈夫だろうと思っていました。
その後も行列は伸び続け、開店数分前にはお店の方が人数を確認しにやってきました。
そして、一巡目で入店できるのは、なんと私たちが最後でした。
▲お食事処おさない 店内の様子
理由は、お店に入ってみてわかりました。
来店者の半数がおひとり様だったため、2~4人掛けのテーブル席にも一人ずつ案内していたのです。
観光客と思われる方々のほか、地元の方々もいらっしゃいました。

定食メニュー
メニューは、海鮮系が中心ですが、とんかつ定食や焼き肉定食もあります。

丼もの
海鮮のどんぶりメニューもあります。

麺類
お蕎麦やラーメンなどの麺類のほか、カレーライスもありました。

ワンコインメニュー
驚いたのは、ワンコイン+消費税で食べられる定食や丼ものがあるということ。
これは、観光客だけではなく地元の方にも愛されるお店だなぁと思いました。
郷土料理 ほたて貝焼き味噌定食
私が注文したのは、もちろん「ほたて貝焼き味噌定食」。
これを食べたいがために、青森までやってきたのですから、迷わずこれ一択です。

ほたて貝焼き味噌定食1,100円
ほたて貝焼き味噌とは、青森の郷土料理のひとつで、ホタテの貝殻をそのまま器として使い、味噌や野菜と一緒にホタテの身を煮込む料理のこと。

器が大きい
でも、ここの貝焼き味噌は、ホタテの形に作られた手のひら大の器にのっかっていたので、そこそこボリュームもあります。
ホタテやネギを卵でとじていますが、ウニものっかっているので、ちょっとゴージャスな貝焼きです。
ウニを混ぜて食べると、甘くまろやかなおいしさになりますが、全体的にはややしょっぱめで、ご飯がすすみました。
念願のほたて貝焼き味噌は、お酒のアテにも最高ですね。

はらこめし1,100円
夫は、はらこめしを食べましたが、「いくらの粒が大きくて最高!」と申しておりました。
初めて食べた生ホタテフライ
ところで、周囲のお客さんのほとんどが「ホタテフライ」を注文するので、つられてホタテフライの単品も注文してしまいました。

ホタテフライ1,180円
そうして出てきたのは、貝ヒモが取り除かれたホタテの身だけのフライが6個も!

生ホタテフライ
口の中に入れるとさらにびっくり!
衣はアツアツでサクサクなのに、中のホタテは半生です。
だから、ふわふわで超やわらかく、ホタテのお刺身のような甘さも感じられます。
これぞ絶品!
こんなホタテフライ、初めて食べましたよ。
新鮮なホタテだからこそ実現できる味わいですね。

ホタテフライおすすめ!
これは単なる「ホタテフライ」ではありません。
「生ホタテフライ」とメニュー名を変えたらどうでしょうか。
衝撃のおいしさでした。
これだけの美味しさなら、行列ができるのも納得です。
ところで、私たちのすぐ後ろにいながら一巡目では入店できなかったお客さん。
しかし、おひとり様のお客さんは食べたらすぐにお店を出るので、回転が早く、30分待たずに店内に案内されていました。
おいしくてリーズナブルなお食事処おさないでは、ホタテ貝焼き味噌もおすすめですが、「生ホタテフライ」は本当においしかったので、強くおすすめいたします。
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