実家の裏庭からフキを採ってきました。
フキは山菜の一種ですが、アク抜きなどの下処理はいたって簡単です。
今が旬のフキの独特の香りとシャキシャキの食感を楽しみませんか?
フキの下処理アク抜き方法
家の裏庭に自生しているフキを採取しました。
▲裏庭に自生するフキ
この場所に生えるフキは数年間放置していたものなので、フキもそこそこ立派に成長しておりました。
▲見た目はお世辞にもキレイとは言えない
さて、フキのアク抜きはとても簡単です。
鍋に熱湯を沸かしている間に、フキのアク抜きをします。
▲塩でアク抜き
鍋に入るサイズにフキを切ったら、そこへ塩をドバっとかけて、まな板の上で板ずりします。
▲板ずりをしっかり行う
これでもかっ!ってくらいにフキをゴロゴロ転がしていると、フキの皮の一部がとれてきます。
また、黒っぽい汁が出てきます。
▲板ずりしたフキを熱湯に入れる
あとはそのまま熱湯に入れて1~2分ほど茹でるだけ。
熱湯を捨て、冷水に漬けてからフキの皮をむくと、きれいな緑色が現れます。
このまま一晩水に漬けたら、フキのアク抜きが完成です。
毎日きれいな水に交換し、冷蔵庫保存すれば1週間くらい日持ちします。
簡単ですよね。
旬のフキをおいしく味わうレシピ
私が一番好きなフキの食べ方は、シンプルな味付けの煮物でいただくこと。
▲フキと油揚げの煮物
みりんとほんだし少々で煮るやさしい味付けが、フキそのものの味を引き出しているように感じます。
鍋に水250~300ml、みりん大さじ2杯、ほんだし小さじ1/2杯を入れ、ひとに立ちしたらフキと油揚げを入れて、煮汁が半分以下になるまで煮る。
▲フキと人参のきんぴら
油揚げの代わりに、さつま揚げやがんもなどを入れてもいいし、フキと人参のきんぴら風もおいしいです。
ふきの雄と雌
ところで、フキって雌雄異株だって知ってました?
株ごとに雄と雌が分かれているんです。
雄か雌かは、フキノトウに咲く花の形で見分けがつくようです。
▲ふきのとう これは雌花?
▲ふきのとう これは雄花?
まだ、イマイチ雄花と雌花の区別がつきませんが、フキは地下茎で増えていくので、群生するフキは同一性であることがほとんどだそうです。
来年は、ふきのとうを採取するときは、雄花か雌花かよーく見てみようと思います。
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