顔のこめかみ部分にできた黒いできもの。
親指大くらいのサイズのそれは、少し隆起していて触るとカサカサしていて、かゆみもあります。
老人性のイボであり良性のものなので様子をみても良いと言われましたが、治療をしてきれいにとってもらいました。
老人性イボとは
加齢とともに出てくる老人性イボとは、早ければ20代のころからでき始め、90歳を超えるとほとんどの人にできると言われています。
中でも、最初は薄いシミだったものが、時間とともに黒く盛り上がってくるものは、脂漏性角化症とも呼ばれ、顔や頭に多く出てくるものです。
それが、顔のこめかみ部分にでき、次第に隆起してくるし、かゆみも伴うので、本人の強い希望にて皮膚科を受診しました。
私のことではありません。母のことです。
医師は拡大鏡で確認し「これは良性のものなので、このまま様子をみても大丈夫ですよ」と言いました。
しかし母は、隆起していると気になってついつい触ってしまうので、「取ってほしい」と言いました。
治療は液体窒素
その場で、液体窒素による凍結が行われました。
イボの部分に、綿棒でチョンチョンと液体窒素を塗るような感じです。
特にガーゼなどを当てることもなく、当日は入浴も可能。
治療自体はとても簡単です。
しかし、母のイボの場合は親指大と比較的大きかったこともあり、1週間ごとに数回通ってくださいと言われました。
時間が経つと、イボはカサブタのようになりますが、自分では剥がさないでください、とも言われました。
通う回数は人によってちがうとのこと。
1回の液体窒素でイボが取れる人もいれば、1カ月以上かかる人もいるらしい。
2回目からは、スプレーのような器具で液体窒素をシューっと吹きかけるような感じで治療が行われました。
1回目の治療をした日と翌日は、イボの部分がジンジン痛いというので、手持ちのロキソニンを飲ませましたが、それ以降は痛みも治まりました。
イボが取れた
結局、母がイボを取るために皮膚科に通った回数は全部で5回。
最後の1回は、先生がピンセットでカサブタを剥がしただけだったので、液体窒素を使ったのは4回ということになります。
びっくりするくらいきれいにイボが取れ、下にはきれいな皮膚が再生されておりました。
それを見て、うらやましー!と思いましたよ、私。
こんなにツヤツヤの皮膚が新たにできるのなら、私の顔面も液体窒素を吹きかけてほしーっ!と、思ったくらい。冗談ですけど。
私も、顔にはまだ隆起するようなイボはないけれど、シミは点在しています。
あと数年もしたら、もりあがる老人性のイボができるんだろうなぁ。
老人性のイボの原因は、紫外線と加齢によるもの。
そのうえ、遺伝の影響もあると言われているので、もう間違いなくイボ決定です。
まぁ、母をみていて、きれいにイボは取れるということがわかったけれど、毎週毎週病院通いができるよう、やっぱり足腰とアタマは鍛えなくちゃ!と、決意を新たにした次第。
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