秋田名物「いぶりがっこ」とは、大根の漬物を燻製にしたもの。
スモーキーな味わいは、ご飯のお供はもちろんのこと、酒の肴としてもぴったり。
居酒屋などでも、いぶりがっこにクリームチーズをのせてオシャレに演出したものが出されると聞きました。
そこで、今回はお正月のおもてなしメニューとして、いぶりがっことクリームチーズに少し手を加えて、見た目もインパクトのあるグルグル巻きを作ってみました。
いぶりがっことクリームチーズの組み合わせ
「居酒屋に行ったら、いぶりがっこの上にクリームチーズがのって、おしゃれなオードブルとして出てきた」
そんな話を長男から聞いたのは何年前のことだったか。
当時は、いぶりがっことクリームチーズの組み合わせ?と驚いたものでしたが、実際に自分でも食べてみると、なるほど、おいしい。
いぶりがっこの塩気と燻製の香り、そしてクリームチーズのなめらかな甘さが調和して、さらに、がっこの固さとチーズの柔らかさが絶妙な食感で、ついつい手が出るお酒のおつまみとして最高ではないですか。
ちなみに、がっことは秋田の方言で漬物のことを言います。
とはいえ、いぶりがっこは日常的に食べているわけではありません。
お盆やお正月など県外の誰かが帰省した際の、「秋田の味」として食卓に出るような位置づけです(我が家の場合)。
今回は、そんないぶりがっことクリームチーズに少し手を加えて、見た目もインパクトのあるいぶりがっこ×クリームチーズ巻を作ってみました。
いぶりがっこクリームチーズロール
スライスしたいぶりがっこの上にクリームチーズをのっけるだけでは芸がない…とばかりに、今回作ってみたのはクリームチーズをいぶりがっこで巻いたもの。
まずは、1本のいぶりがっこをかつら剥きがしやすいサイズに切り、うすく剥いていきます。
いぶりがっこを、こんな風に切ったのは初めてであります。
薄すぎると途中で切れちゃうし、厚すぎてもクリームチーズがうまく巻けないので、これは熟練した技が必要ですねぇ。
私はガタガタになっちゃいましたが、それでもなんとかかつら剥き完成。
ひっくり返して、内側の部分へクリームチーズを塗っていきます。
いぶりがっこの厚さとクリームチーズの厚さが同じであれば、ロールにした時に美しく仕上がるのでしょうね。
しかし、いぶりがっこがそもそも厚いので、これと同等の厚さにチーズを塗ると、ものすごい太巻き状になるような気がしたので、チーズはやや薄めに塗りました。
クルクルと巻いて完成。
しかし、うまく密着していない部分もあります。
なので、ラップに包んで冷蔵庫で半日くらい寝かせました。
そしてカットしたのがコレ。
包丁を上から押し付けるようにして切ってしまったため、せっかくのロールがつぶれて、円形ではなくなってしまいました。
切る時は、包丁をスライドさせながらやさしく切らなければだめですねぇ。
それに、いぶりがっことクリームチーズの厚さが均等ではないため、きれいなロール状にはなっていませんね。
でもいいの。
何事も経験です。
今年は、なにかとクルクル巻きにハマり、伊達巻はもちろんだけど、豚バラチャーシューもロール状に作ってみました。
長い物には巻かれろ精神で、今年はやっていきます!←いいのか?それで
コメント
新年おめでとうございます。今年も楽しくためになるブログ読ませていただきたいと思います。いぶりがっこクリームチーズ巻き、おもしろい!こちら県南はいぶりがっこの産地ですが、ただ切って食べるしかしたことがありません。ロールしてみます!
菜の花さんへ♪
あけましておめでとうございます(#^^#)
いぶりがっこのクリームチーズロール、作る過程も楽しいのでぜひぜひ!(*^▽^*)
いつも、大変参考にさせて頂いております。
居酒屋で、いぶりがっこ入りのポテサラ美味しかったです。ネットでもレシピがたくさん紹介されています。
いぶりがっこの残りをポテサラに入れてみてはいかがでしょうか。
かぁこさんへ♪
こんにちは(#^^#)
いぶりがっこ入りのポテトサラダ―!聞いたことあります。
燻製の香りがポテトと合いそう!
やってみますねー。