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インフルエンザにかかって考えた老後の暮らし方 

まさかのインフルエンザになりました。
十数年ぶりです。

子どもたちが小さかった頃、インフルエンザにかかったわが子をどんなにそばで看病しようとも、職場の同僚がインフルエンザになろうとも、自分はインフルエンザにはならなかったというのに・・・。

毎年予防接種はしているし、私はインフルエンザにはならない強靭なボディーなのよっ!と思っていたのですが、どうやら寄る年波には勝てなくなったようです。

 

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インフルエンザの経過

1日めの午後、突然鼻水が出るようになりました。
花粉症の症状のときもこんな感じで始まるので、まさか花粉症?なんて思ったりしました。

2日め。
少し喉の痛みがあったのですが、全身状態はいたってふつう。
午前中は母の病院へ付き添いもしました。
ところが午後になると、壊れた蛇口のように水っ鼻がポタポタ落ちるように!
マスクをして買い物に出かけたのですが、あふれる鼻水が気になって早々に帰宅。
夕方になると関節の痛みと悪寒が出現し、いよいよこれで熱が出たらインフルエンザかもなぁ・・・・なんて思っていたのですが・・・。

悪寒がしただけで熱は一向に上がらない!
なんだこれ?

3日め。
熱はないものの、関節痛が少しあるのと水っ鼻が止まらないので、インフルエンザの検査をしてみると、バッチリ陽性インフルエンザA型。
インフルエンザと診断されると、気の持ちようなのか急に全身倦怠感(笑)。
イナビルをこれでもかってくらい吸いまくり、ベッドに横になり爆睡。
6時間後、目が覚めると全身の関節痛やけだるさはほぼなくなっていました。
イナビル、すごい。

4日め。
夜中、頭痛で目が覚めました。
相変わらず熱はないし、鼻水もほとんど出なくなったし、咳もない。
なのに頭痛。
インフルエンザに罹患した友人は、もともと股関節に痛みがあって、インフルエンザになったときは、集中的に股関節がものすごく痛かったとのこと。病気になると、自分の一番弱い急所がやられるんだと言ってましたが、ならば私の急所はアタマなのか?
常備しているセデスを内服すると頭痛もなくなりましたが、8時間後には再び頭痛。
1日に頭痛薬を3回も飲んだのは初めてかも。
前日の夜も爆睡したのに、この日も朝からベッドで爆睡。体が弱っているときって、極力体力を消耗しないよう、いくらでも眠れるようにできているんですね。

そして目が覚めると夕方。
熱もないし鼻水も咳もない。だるかった身体も軽くなったような感じがして、ようやくインフルエンザから脱したと確信しました。

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熱のないインフルエンザ

インフルエンザといえば、高熱と鼻水と全身の倦怠感といったところが代表的な症状。
ところが近年、インフルエンザなのに熱が出ないというケースが増えてきているんだとか。

熱が出ない原因としては、事前に鎮痛解熱剤を内服していた、インフルエンザの予防接種を受けていたなどが考えられますが、私の場合は子どもが生まれてから毎年インフルエンザの予防接種は必ず受けているので、やっぱり予防接種のおかげかな?とも思われます。

しかし、熱の出ないインフルエンザの原因としてもうひとつ気になるところが・・・。
高齢者の5割は、免疫力が低く発熱するほどの体力がないため、インフルエンザに罹患しても熱がない場合がある・・・というではありませんか。

そもそもウィルスが身体に侵入すると、身体はウィルスと闘うためのリンパ球を増やすために熱をだして、戦闘態勢に入るのだそう。
つまり発熱は、今まさに体がウィルスと闘っている証拠なんですよね。

インフルエンザにかかっても熱がまったく出なかった私って、すでに体は高齢者の仲間入りをしているんだろうか。

老後一人暮らしの生き方

インフルエンザにかかって仕事をお休みしている間、余計なことを考える時間はたっぷりとありましたから、お得意の妄想なんかをしておりました。

老後一人暮らしになった場合(夫は先に亡くなるという設定)、病気で寝込むとどうなるだろう?という妄想。

まず、買い物なんかはネットスーパーや生協など宅配サービスが充実しているので、問題ないと思われます。ただし、身体が弱っているときは、自分でご飯を作ったりするのもめんどうなので、レトルト食品の常備は必要。
もっとも、身体が弱っているときは食欲もないので、せめて水分はこまめに摂れるよう枕元に500mlサイズのペットボトルがあればいいかも。

いざというときは、すぐに様子をみにきてくれる近所仲間も大切。
わが子たちは、将来どこに住んでいるかわからないし、遠くのわが子よりも近所の他人のほうが大事になってきますよね。

そういう意味では、退職後は社会とのつながりを保つためにも、ボランティアや町内会、趣味のサークル活動参加も意味のあることなんだよなぁ・・・と思ったり。

今年の冬のように、大雪に見舞われる冬は、何日も外に出ないと完全に孤立化しちゃうかも。
雪かきだって必要だし、もしも停電になった時には、困ったことになるよなぁ。

自分の足で歩けるうちはいいけれど、出歩くことが困難になったら、その時は施設に入ったほうが安心なのかも。
ならばやっぱり子どもたちの教育費が終わったら、老後のための施設入居のお金を貯めなくては!

そんなことを考えたインフルエンザ騒動でした。

 

さて!
今日から仕事復帰です!
老後のために働くぞー!

 

コメント

  1. T M ♪ より:

    わ〜タイヘンでしたね〜
    まさか…とは思っていましたが。
    予後もお大事になさってください。

    独居老人になって体調崩したときのことは
    …考えちゃいます、私も。
    お互い様、の精神と
    できる範囲で、ってことですね。
    苦手分野なんです(笑) 人には尽くすが人に頼れない長子気質で。
    仰る通り、ネットークなりシステムなり 持っておかないと、ですね。老人会とか(笑)

    それにつけても、高齢者の雪かき
    耳にする度胸がいたむ…軟弱者の私です。

    • そらはな より:

      TM♪さんへ♪
      すっかり元気になりました。
      インフルエンザなんてかからないと思っていたのですけどね・・・。
      独居老人になっても、自分の足腰で動けるうちはまだいいのですよね。
      だけど歩けなくなった時点で一人暮らしは無理でしょうね。
      ネットワークって大事ですね。社会との接点も大事ですね。
      そんなことをしみじみと考えていました。

  2. とも より:

    こんばんは。
    インフルエンザ大変でしたね。お元気になられて良かったです。
    私も昔からあまり発熱しないので、かかってもわかりにくいタイプです。
    義父と高齢でしたから、肺炎がかなり悪化するまでわからず、即入院ということが何度もありました。
    いつもと違うと感じたら、受診した方が安心ですね。

    先日、テレビで独居のおばあちゃん達が、お友達とシェアハウスや同じマンションに住まれたりして、お互いに助け合いながら生活してる様子を取材してました。皆さん子供達との関係も良好ですが、同居しようとは言われないので、この暮らしをしているそうです。
    どんなに親しくても、ルールを決めているそうです。
    同居にしても、独居にしても、必ず誰かの助けがないと生きていけないので、今からできるだけ身軽に暮らそうと思いました。

    実父母の老後も心配で、母と「お父さんが亡くなったら・・・。」と言いながら話してたら、
    父が笑いながら、「わしは、1日に何度も死ななあかんな」と言ってました。発言には注意が必要ですね。笑

    クリームを塗る棒は、楽天にもありました。私の持ってるのより、おしゃれでコットンを挟むので、ローションも塗れるのもありましたよ。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      ありがとうございます。
      若さと自然治癒力で治す・・・というのが不可能なほど歳をとってしまったのだと再認識しました(;・∀・)
      歳をとってからのシェアハウスって、ある意味憧れますね。同じような境遇の方たちと助け合えるってなんだか理想的。
      もちろん人間関係がよいことが大前提ですが、お互いつかずはなれず距離感を持って接することができたら一番いいなぁ。
      田舎は、そんな暮らしも無理そうなので、とりあえず自分の身の回りをコンパクトにしていくことがまず第一ですね。
      少しずつすすめていきたいです。
      軟膏をつける棒は、コットンもはさめてひとつで二役なんですね。こりゃありがたいですね。

  3. しろうさぎ より:

    インフルエンザ大変でしたね。
    病み上がりとは思えない文章でブログを更新なさっていて感服しました。

    親4人を見送って自分達の老後を考える時期になりました。
    今は何かあって裁判だなんだと面倒なのでちょっとした事でも「ご家族のご同意を・・」で呼び出される事を考えるとやはり子供の近くがお互いいいのかしらと考えたりします。
    守らなければいけない田畑もないし子供(たぶん娘)の近所に小さなアパートでも借りようか。
    それにはモノを少なくした方がいいかしら、いやいやまず何はなくともお金だわ。
    などなど折にふれて考えてしまう年になりました。

    秋田はまだ寒いと思います。どうぞお体お大事にしてくださいませ

    • そらはな より:

      しろうさぎさんへ♪
      ははははは(;・∀・)
      病み上がりですが、ベッドの中でうだうだ考える時間はたくさんあったのでね・・・。
      ご両親4人とも見送りされて、本当に大変でしたね。
      私はまだ夫の両親は健在ですし、これからどうなっていくんだろう・・・と不安はありますが、今できることを一生懸命やっていくしかないのですよね。
      私は、子どもたちには好きなところに飛んでいきなさーい!と話しているので、老後はやっぱりここの土地で暮らしているイメージしかわきません。
      でも、お金があったらここを売り払って、雪かきしなくてもいいワンルームのマンションで暮らしたいわ・・・と思ったり。
      友達が雪かきが嫌でマンションに引っ越ししたのですが、想像以上に人間関係が大変で、これなら一戸建てに住んでたほうがよかったとぼやいていました。
      どこに住んでも、いろんなことはありますよね・・・(^-^;