先日、敷きなおしたコンクリートブロック。
畑と庭のゾーン分けのため、レンガ風小道を作ったのですが、実はこれ「インターロッキング」と呼ばれる方法だったということを、今さらながら知りました。
インターロッキングを自分で施工した費用は、業者に頼むよりどれくらい安くできたのでしょう。
インターロッキングとは
レンガ調のコンクリートブロックを、インターロッキングブロックといいます。
これを敷き詰めて地面を舗装する方法を、インターロッキングと呼んでいます。
レンガに比べて耐久性が高いうえ、水はけも良いというメリットがあります。
また、サイズや色も多様にあり、様々なデザインにできるため、公共の歩道や公園などでもよく使用されています。
2年前、畑と庭のゾーン分けのために、コンクリートブロックを並べレンガ風小道を作った私ですが、知らぬ間にインターロッキングを施工していたんですね。←他人事のように言う
インターロッキングのデメリット
しかし、インターロッキングにはデメリットもあります。
まず、下地処理が適当だと、そこに敷いたブロックはデコボコになります。←私だ
いくら水はけのよいインターロッキングブロックでも、凹んだ箇所には水がたまります。←まさにそれ
また、ブロックを一つひとつ並べていくには、手間と労力と時間がかかります。
さらにそれを水平に並べるには、熟練した技術も必要です。
つまり、インターロッキングを業者の方に頼むと、高い工賃が発生するのです。
というわけで、2年前に自分でテケトーに並べたインターロッキングブロックを、このたびやり直したわけですが、費用はいくらかかったかというお話です。
前振りが長くてすみません。
庭造りDIYインターロッキングにかかった費用
インターロッキングに使用したブロックは全部で200個。
面積にして約5㎡。
バラの花壇を囲むように、小道を作りました。
下地になる地面には砕石などは入れず、ひたすら私の体重で踏み固めました。
そこへ砂を入れて平らにし、インターロッキングブロックを並べました。
最初はテケトーに並べたブロックも、2度目は水平器とゴムハンマーを使い、水平になるように調節しました。
目地埋めに珪砂を入れています。
珪砂は、最初に買った10kgでは全然足りず、後で買い足しています。
今回のブロック敷き直しでも、珪砂を購入したので、全部で1,000円くらいかかりました。
よって、インターロッキング施工をDIYした結果、かかった費用は29,000円ほどになりました。
■珪砂 30kg 約1,000円
インターロッキング施工をプロの方に頼んだ場合の費用
では、インターロッキングを業者に頼んだ場合の費用はいくらになるのでしょう。
5㎡の施工で計算してみました。
まずは、下地の整地に2万円。
そこへインターロッキングを施すと10万円以上。
あくまでも私がネットで調べたものなので、おおよそのことしかわかりませんが、最低でも12万円はかかる見込みです。
つまりは、DIYにより9万円は節約できたというわけです。
自分の労力と時間を費やすと、1/4の費用で済むのですね。
2日間で延べ10時間の作業は、腰も痛いし、翌日は全身筋肉痛にもなりましたが、なによりDIYは達成感が得られます。
また、多少失敗したとしても、自分の経験値として積み重ねられますから、人生経験も豊かになります。
父が亡くなった時には、ジャングル状態の庭の管理なんて絶対に無理だと思い、一面にコンクリートを流してしまおうと思ったこともありました。
だけども、愛情と手間暇かけたこの庭が、今では一番好き!
浮いたお金で、花や野菜の苗を買って、持続可能な趣味にしたい!
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