イオン株主優待返金引換証が届きました。
イオンの株主になってから8年。
今回の返金額は過去最低額となりました。
もう最後となるかもしれないイオン株主優待キャッシュバックと配当金累計額をまとめました。
イオンの株主優待
イオンの株主になると、オーナーズカードが届きます。
このオーナーズカードをイオンおよび系列店で買い物時に提示すると、3~7%分のキャッシュバックが得られるのがイオンの株主優待制度です。
株保有 | キャッシュバック率 |
---|---|
100~499株 | 3% |
500~999株 | 4% |
1,000~2999株 | 5% |
3,000株以上 | 7% |
保有する株数で、キャッシュバック率も変わりますが、日常の買い物を、いつものように買い物するだけで、半年後には現金が返ってくるのですから、主婦にとってはありがたいおこづかいとなります。
また、株主になると配当金があるのも魅力のひとつです。
2021年中期の1株あたりの配当予想は18円。
100株保有であれば、年間3,600円の配当金が得られることになります。
さらにオーナーズカードの特典として、イオンラウンジが利用できること、イオンシネマでは映画がいつでも1,000円で観ることができます。
映画は、同伴者何人でも1,000円で映画を観ることができるので、太っ腹な特典となっています。
また、オーナーズカード1枚につき、ポップコーンまたはドリンクも付いてきます。
株主優待キャッシュバック
このたび、第71回イオン株主優待返金引換証が届きました。
半年間、オーナーズカードを提示して買い物した金額の合計は、71,636円。
100株保有で3%分の返金率なので、返金額は2,158円です。
そもそも私がイオンの株を買ったきっかけは、食費の節約のため。
当時、大学生2人と高校生1人を抱え、教育費がピークだった頃、自分にできる家計の防衛策は何か?とあれこれ調べた結果、たどり着いたところがイオンの株主優待でした。
あれから8年が経ちました。
長男も次男も社会人として独立し、3番目の娘は現在大学生。
夫婦2人暮らしとなり4年目の現在、食料品や日用品の買い物も少なくなりました。
また、以前は休日にまとめ買いしていたのですが、今では仕事帰りに近場のスーパーで買い物を済ませることが多くなったので、イオンに行く回数はグッと減りました。
過去には、イオン株主優待キャッシュバックが年間2万円を超えたこともありましたが、今ではその1/10となっています。
8年間のイオン株主優待キャッシュバックと配当金合計
半年に1度届くキャッシュバックは、私にとって貴重なおこづかい源となっていました。
また、イオンの配当金も同様です。
これまでのキャッシュバックと配当金です。
年 | キャッシュバック額 | 配当金 |
---|---|---|
2013年 | 7,777円 | 2,248円 |
2014年 | 21,085円 | 3,268円 |
2015年 | 18,927円 | 3,348円 |
2016年 | 18,316円 | 4,623円 |
2017年 | 16,840円 | 3,891円 |
2018年 | 13,875円 | 3,200円 |
2019年 | 9,586円 | 11,324円 |
2020年 | 5,245円 | 6,104円 |
合計 | 111,651円 | 38,006円 |
この8年間で得たキャッシュバックの合計金額は、111,651円。
配当金合計は、38,006円。
トータルで、149,657となりました。
2013年に11万円で買ったイオンの株は、キャッシュバックと配当金だけでも元金を上回りました。
さらに、8年間の間に株を買い増ししたり売却したりを繰り返しているので、株の売買利益も合わせたら、驚くほどのリターンを得ました。
イオンの株は、チマチマと節約する主婦にとっての強い味方となってくれました。
投資は自己責任
イオンの株を買ったことをきっかけに、その後は自分の生活圏で利用するお店の株や応援したい企業の株を購入し、現在に至ります。
もちろん株というものは、政治や経済の動きによっていとも簡単に左右されるものであり、どんなにプロの投資家でも、株価は予想のつかないものだといいます。
実際私が初めてイオンの株を買った時は100株で11万円だったのですが、2021年4月現在は100株で31万円ほど。
その間、株価は上下を繰り返してきたので、下がったタイミングで株を買い増しするという度胸も付きました。
素人な私が、タイミングを見て売買するというのは、もはや自分の「勘」でしかありません。
それでも、自分の暮らしの中で馴染みのある、かつ応援したい企業に投資するというのが大前提だと思っています。
こんなにお世話になったイオンの株ですが、先月すべて売却してしまいました。
夫婦2人暮らしとなり、生活の基盤が変化したことと、イオンの株価が上がったことで、もう手放してもいいかな?と思ったからです。
ただし、2月の権利確定日を待ってから売却したので、まだ株主ではあります。
今後、再びイオンの株を買うかどうかはわかりませんが、私に初めて株を買う勇気を与えてくれたイオンの株には、感謝の気持ちでいっぱいです。
*この記事は、2020年10月にアップしたものを加筆修正しました。
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