大学生の娘が、自動車学校へ通うことになりました。
コロナウィルスの影響で、新年度の大学の授業開講も20日ほど後ろ倒しとなり、ますます暇を持て余すようになった娘。
ようやく教習所へ通う決意を固めたようです。
大学生の自動車学校の費用
普通自動車運転免許取得のためにかかる費用は、地域や教習所により違いはありますが、一般的には30万円くらいかかるようです。
我が家の長男と次男は、大学生の時に自動車学校へ通いましたが、その時かかった費用は
▪長男 254,280円
▪次男 270,000円
いずれも税込みです。
この他に別途、仮免申請交付料や本試験手数料、住民票発行手数料がかかりますので、自動車運転免許を手に入れるまでには、さらに数千円が加算されることになります。
長男は、大学のある場所の教習所に通いました。
次男は、夏休みに実家へ帰ってきた時に、地元の教習所へ通いました。
長男は、大学生協を経由して申し込んでいるので、生協の割引があっての値段です。
次男が通った地元の教習所は、学割プランのお値段です。
長男と次男の場合を比較して、やはり大学生協を介して申し込んだほうが、自動車学校にかかる費用もお得にできるな、と感じました。
ちなみに、長男、次男ともにAT限定車で普通免許を取得しています。
自動車学校への支払い方
我が家の場合、自動車学校の費用は子どもたちへ「貸す」という形にしています。
長男の時は、長男のゆうちょ銀行口座にお金を送金し、長男が自分で大学生協へ支払いました。
次男の時は、地元の自動車学校だったので、私が直接自動車学校へ出向き、クレジットカードで支払いました。
よって、1%のポイント還元があり、後日私のカードへ2,700円分のポイントが入りました。
大学生協を介しての自動車学校費用は、他の学割プランよりも安くてお得ですが、支払い方法は直接生協窓口で現金で支払うか、生協の指定する口座へ振り込むしかできませんでした。
生協でもカード払いができたら、もっとお得なのにな・・・と、当時そんなことも考えました。(あくまでも、我が子の大学生協の場合です)
クオカードにつられそうになる娘
コロナ騒ぎで暇を持て余した娘は、大学の先輩や友人たちにお勧めされた自動車学校へ行きたいとのこと。
「ネットから申し込むと、クオカード1,000円分がもらえるから、申し込んでいい?」と、娘が言うので、即座に私の頭の中に思い浮かんだのが、絶対生協経由のほうが安いはず!ということ。
娘に調べさせると、案の定、大学生協経由のほうが、45,000円も安かったのです。
目先のクオカード1,000円に、危なく釣られるところでした。
我が家の3人の子どもたちの自動車学校にかかった費用
というわけで、我が家の3人の子どもたちの自動車学校にかかった費用をまとめると
普通自動車免許AT車限定 (税込み価格) |
申し込み方法 | |
長男 (2014年自動車学校卒) | 254,280円 | 大学生協経由 |
次男 (2015年自動車学校卒) | 270,000円 | 地元学割プラン |
娘 (2020年自動車学校卒業定) | 269,000円 | 大学生協経由 |
大学生協経由でも、長男と娘では大学も違うので地域の物価の違いもあるでしょう。
消費税も今や10%になりました。
また、娘が自動車学校へ通うのは、長男の時から6年も経っているのですから、それなりに値上がりもあるのでしょう。
現に、「4月1日からは料金も値上がりするので、3月中に支払いを済ませるとお得ですよ」と、娘は言われたそうです。
ちなみに、30年以上前に私が自動車学校へ通った時にかかった費用は、20万円でおつりがきたと記憶しています。
・・・って、30年前と比べてどうするって話ですが。
子どもに貸すお金はいつか子どもへ返すお金
自動車学校にかかる費用は、子どもたちへ無利子無期限で貸して、就職してから分割払いで返してもらっています。
これは、夫も私もそうしてきたから。
夫は、大学時代にバイト代を貯めて自動車学校へ通いました。
私は親にお金を借りて、就職してから返しています。
今回自動車学校へ通う娘へも、その旨を伝えました。
ただし、最近になって、この気持ちが揺らいでいます。
今の大学生って、20歳から国民年金保険料を支払わなければなりません。
そのお金も、親が立替払いをして、就職してから返してもらうようにしています。
だから、子どもたちが大学を卒業して社会に出るときには、親ローンを70万円以上抱えてるわけです。
そんなことを考えると、思わず自動車学校のお金は出してあげてもいいな・・・とさえ、思えてくるのです。
もちろん私だって鬼ではありませんから、子どもたちが返してくれたお金は、いずれ何かの節目にまとめて子どもへ渡してあげようと思っています。
要するに、社会人となった子どもたちの強制貯金システムの役割を果たしているわけです。
世界に例をみないほどの高齢化社会の日本は、今後もお年寄りを支える若者たちの負担はさらに大きくなっていくことでしょう。
だからこそ。
やっぱり、自動車学校の費用も国民年金保険料も、子どもたちへ「貸す」という形にして、コツコツ返してもらいましょう。
そして今は、鬼のように借金を取り立てる母の役割を果たしましょう。
子どもたちが堅実に生きていけるように、親は陰ながら応援しています。
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