夏野菜の収穫も終わりに近づくと、一気に寂しくなる畑ですが、今年はちょっと違います。
なんてたって、今年はポタジェガーデン。
収穫を終えた野菜を撤去しても、色とりどりの花が畑に咲いているので、元気をもらえます。
今年、ポタジェガーデンに植えてよかったと思ったお花をご紹介します。
ポタジェガーデンにお勧めしたいお花3選
1.マリーゴールド
コンパニオンプランツとしてあまりにも有名なマリーゴールド。
他の植物の根につくセンチュウという害虫を駆除する効果があるとされています。
オレンジ色や黄色のビタミンカラーは、ガーデンを明るく彩ってくれるので、夏野菜が終わって寂しくなる畑も華やに保ってくれるのが魅力的です。
真夏はちょっと花数が少なくなりますが、切り戻したり花柄を小まめに摘み取ると、秋には再び盛り返します。
▲2021年4月20日 マリーゴールド定植
4月に定植した時には、こんなに寂しげな様子のマリーゴールドでした。
▲2021年8月29日 次々と花を咲かせるマリーゴールド
それが今では、ご覧の通りのボリューム。
特に害虫被害もなく、水やりも自然の雨任せ。
とても丈夫で育てやすく、4月~10月頃まで半年以上にわたって花を咲かせてくれるので、ポタジェガーデンには本当にお勧めしたいお花です。
月に1度くらいは、液肥を与えていますが、こぼれ種からも勝手に芽が出るくらい丈夫なお花です。
2.日日草
日日草という名前の通り、毎日次々に花を咲かせます。
▲2021年9月3日 ニチニチソウ
高温乾燥にも強いお花なので、定植したあとの水やりは自然の雨まかせですが、1~2週に1度は液肥を与えています。
▲2021年7月6日 定植時
苗を定植したのは7月の初め。
日照不足になると、花つきが悪くなるというので、日当たり良好の場所へ植えました。
▲2021年9月3日 ニチニチソウ
植え付けてから2か月経った今でも、毎日きれいな花を咲かせてくれます。
特に切り戻しも、剪定もしていないのですが、ほったらかしでここまで大きくなりました。
ニチニチソウも10月まで開花する花期の長いお花なので、お勧めです。
3.ジニア
別名ヒャクニチソウと言われるこの花は、名前以上に3か月以上も開花している優秀なお花です。
オマケに付いてきたキリバナ用ミックス種の中に含まれていたので、最初はどんな花が咲くかわかりませんでした。
だから、5月に種を蒔いて、7月初めに花が咲きそうになった時には、ナンダコレ?なんてショボい花なんだ!と、愕然としましたよ。
しかし、その後花びらがゆっくりと開いていき、きれいなピンク色の花を咲かせました。
さらに驚いたのが、この中心部でダンスしているような花たちの姿!
すごくかわいいじゃないですか!
赤やオレンジやピンク色などのビビットカラーは、ポタジェガーデンに元気を与えてくれます。
また、ひとつの花が咲いている期間が非常に長く、しかも花の形がどんどん変化していくので、まるで別の花を育てているような感じです。
ひとつの花が枯れても、下からどんどん蕾が出てくるので、本当に百日草、いやいや百二十日草といってもジャロ(誇大広告)にはならないんじゃないの?
2週間に1度くらい、液肥を与えていますが、我が家のジニアは高生種だったようで、支柱を立てて支えています。
摘芯、脇芽欠きを繰り返すと、株が太くなり倒れにくくなるようですが、今年はそこまで考えが及びませんでした。
来年も、必ずジニアはポタジェガーデンに取り入れたいと思っています。
番外編の花たち
ところで、今年はツル性のお花も試験的に植えてみました。
ひとつは、るこう朝顔。
熱帯アメリカ原産の一年草ですが、非常に生育旺盛です。
なんの面白味もないカイヅカイブキに這わせてみたのですが、真っ赤なお花がアクセントになり、非常によかったです。
るこう朝顔は、栄養状態が良すぎると、逆に花付きが悪くなるというので、こちらは植えっぱなしで肥料は与えていません。
もうひとつのお花は、大輪の朝顔。
これも、常緑樹の株元に植えて、木に這わせてみましたが、お花が咲かないような場所に花が咲くと、これまたいい感じなんですよね。
朝顔などのツル性の植物は、なにもネットを張って育てなくとも、既存の樹木を使って這わせるというやり方も良かったなぁと思いました。
ただ、ツルにもう少し手をかけてきれいに這わせてあげたら、もっと花が密集してきれいに咲かせることができたのではないかと思うので、これは来年の課題です。
お花は、手をかけてこそきれいな花が咲くものですが、あまり手をかけずとも、丈夫で育てやすく、しかも開花期の長いお花であれば、最高ですよね。
来年も、ポタジェガーデンを彩るお花を、探していきたいと思います。
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