改製原戸籍 親が生きている間に聞きたかったこと

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改製原戸籍(かいせいはらこせき)ってご存知ですか?

戸籍謄本や戸籍抄本はわかるけど、かいせいはらこせきってなに?と思われた方は、ご両親が健在な方ではないでしょうか。

相続などの手続きで、改製原戸籍が必要となるのですが、これ、父が生きている間に一緒にみて、いろんな話を聞きたかったなぁ・・・。

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改製原戸籍とは

戸籍法の改正により、戸籍の記載内容や様式の変更がありますが、そのもとになった戸籍が、改製原戸籍として、役所に保管されています。

例えば、亡くなった父の戸籍謄本を取り寄せると、父の生年月日や父母の名前、出生地、母と婚姻した日などが記されていて、最後に死亡日が記載されて「除籍」となっています。

同じ用紙には母の戸籍も記されているので、この謄本は父の除籍謄本でもあり、母の戸籍謄本でもあるんですよね。

母と結婚したことで、新しい戸籍を作っているわけですから、父が生まれた時の戸籍は記されていません。
戸籍の改正で、記載されていないことがたくさんあるんです。

そこで、「父が生まれた時から亡くなるまでの戸籍をください」と言うと、役所では「改正原戸籍」というものを出してくれます。

父の祖父の名前から始まる父の改正原戸籍を、父が亡くなってから初めて目にしました。

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相続の手続きで必要になるわけ

おそらく改製原戸籍なんていうものは、親が亡くなって相続の手続きをする番になって初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。

改製原戸籍には、父の祖父がいつ誰と結婚し、子どもは何人いて、兄弟は何人いたかなど、そこに関わっているすべての方たちの名前が記載されています。

父の祖父の名前なんて初めて知ったし、父の祖母は○○市からお嫁にきたなんてことも初めてわかったし、父の祖父の兄弟は何人いて、そのうちの一人は離婚して再婚までしている!!なーんてことも、すべて丸わかりの改製原戸籍。

つまり、今の父の戸籍謄本には、母と婚姻したことしか記載されていませんが、改製原戸籍には、父が実は母と結婚する前に、他の誰かと結婚し離婚していた。実は、別れた奥さんには子どもがいて、父の法定相続人がもう一人いた!という事実もわかったりするのです。

あ・・・、これは私の妄想ね。

もちろん父はバツイチでもないし、生き別れた子どももいませんでしたけど。

改製原戸籍は、亡くなった父の法定相続人を確定するためのものでもあるんですよね。

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自分のルーツを探る

父は、20歳前後の数年間で、父も姉も母も亡くしました。

 

なので、私が物心ついたころには、父のことを知る家族は誰もいなかったのですよね。

父がどういう風に幼少期を過ごし、どんな風に育ってきたかというのは、たまに父が話す思い出話の中でしか知ることはできなかったわけなんです。

父は、自分の父親の話はたまに話をしてくれたけど、母親や姉の話というのは、ほとんど聞いたことがありません。聞いたとしても、記憶に残っていないだけかもしれませんが。

もし父が元気で生きている間に、改製原戸籍を一緒に見ていたら、どんなに父の思い出話が広がっていたことかと思うのです。

お父さんのお姉さんはなんでこんな若さで亡くなったの?
ねぇ、ねぇ、お父さんのおじさんってバツイチで再婚してたんだ!
おばあさんって○○市出身だったんだね。

なーんて、どんどんとりとめもなく話しはふくらんで、父の知らなかった一面も見ることができたかもしれない。

戸籍謄本の父は「除籍」になってしまって、もう話を聞くことはできないのだけれど。

自分の親のルーツを探るということは、自分が今ここに生きているというルーツをたどる旅でもあり、こうして命は脈々と受け継がれていくのですよね。

古希や喜寿や米寿などの節目に、親の改製原戸籍を取り寄せて、話を聞き出すということは、最高の親孝行になるかもしれません。

 

私は今、落ち着いたら母の改製原戸籍をぜひ取り寄せようと思っています。
母がまだ元気なうちに・・・。

 

 

コメント

  1. Anne より:

    そらはなさん こんにちは。
    お父様が亡くなったことに関連しての記事を読みながら毎回、「そうそう、!」と思いました。実は私も3年前2年前と立て続けに同居の義父母を立て続けに亡くし、そらはなさんと同じような経験や思いを味わいました。
    今回の改製原戸籍の件についても、取り寄せてみて初めて知って驚いたこともありました。
    でも本人が亡くなっているのでその詳細を知るすべもなく。
    夫と二人、「もっといろいろ聞きたかったし知りたかったよね。」と少し悲しい気持ちになりました。
    家族を送るというのは、いろいろな意味で考えさせられます。

    長文失礼しました。暑くなりましたのでご自愛くださいね。

    • そらはな より:

      Anneさんへ♪
      立て続けにお義父様、お義母様を見送ったのですね。大変でしたね。
      改製原戸籍なんて、その存在すら知りませんでしたから、実際にそれをみて、まだまだ父に聞きたいことがたくさんありました。
      本当に、みればみるほど寂しい気持ちになるものですね。
      私も、父の死で毎日いろんなことを考えるようになりました。
      人は経験を積むから、相手のことを思いやる気持ちも増していくのかな・・・と思います。

  2. あけ より:

    こんにちは
    私も原戸籍は何ぞや?でした。
    父名義の相続するのに父の親からの戸籍とは知りませんよね。
    さらに、父の親の戸籍は銚子の役場が火事で全焼して無くなり、罹災証明の様な書類が出て、原戸籍は完成しなかったのです。
    そらはなさんは原戸籍からご先祖さまを知る事が出来て良かったですねー。

    • そらはな より:

      あけさんへ♪
      えええええ!!!
      銚子の役場って全焼したんですか?
      で、役場が全焼すると戸籍もわからなくなるんですね!!びっくりしました。
      今は、全部コンピューター化されましたので、焼失することもないかと思いますが、戸籍が完成しないというのも寂しいものですね。
      あらためて、父の改製原戸籍をみることができて感謝です。
      あけさんの経験も教えていただき、感謝です(#^^#)

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