今年もマイナポータルを活用して、e-Taxで確定申告を行いました。
以前は書類を作成して税務署に提出しに行っていたため、時間がかかっていましたが、今では自宅で30分ほどで完了するようになりました。
マイナポータルとe-Taxを連携させることで、ふるさと納税の証明書や医療費、株取引の年間取引報告書などを自動で取得でき、非常に便利になったと感じています。
事前準備|確定申告をスムーズにするために
e-Taxで確定申告を行う前に、いくつかの事前準備が必要です。
① 証券会社をマイナポータルに連携
私は株式売買も行っているため、SBI証券とマネックス証券をマイナポータルに連携させ、年間取引報告書を自動取得しました。
✅ 連携の手順
- マイナポータルにログインします。
- 「もっとつながる」から「SBI証券」や「マネックス証券」を選択します。
- 連携を許可し、年間取引報告書を取得します。
これで、配当金や売却益の情報が自動的に反映され、手入力の手間が省けました。
② ふるさと納税の証明書を電子取得
私は楽天ふるさと納税を利用しているので、楽天の「寄付金控除に関する証明書」を電子で取得しました。
✅ 取得方法
- 楽天ふるさと納税の「寄付履歴」ページへアクセスします。
- 「寄付金控除に関する証明書」をダウンロード(電子データ)します。
- マイナポータル経由でe-Taxに取り込みます。
これにより、手入力の手間がなくなり、ふるさと納税の控除申請が非常にスムーズに完了しました。
③ 家族の医療費をまとめて申告するための代理人申請
夫の医療費も一緒に申請するため、マイナポータルで「代理人申請」を行いました。
✅ 代理人申請の手順
- マイナポータルにログインします。
- 「もっとつながる」→「代理人申請」を選択します。
- 家族の情報を入力し、申請を完了させます(夫のマイナンバーカードと個人番号が必要です)。
これにより、家族分の医療費も自動的に取得でき、手入力の手間を大きく削減することができました。
④ マイナンバーカードの準備(スマホでOK)
e-Taxで申告を行うためには、マイナンバーカードを使った電子認証が必要です。スマートフォンで読み取ることができるので、事前にカードを準備しておきましょう。
実際の申告手順|30分で完了!
事前準備が整ったら、いよいよ確定申告です。今年は以下の手順でスムーズに完了しました。
- マイナポータルとe-Taxを連携
- 職場の源泉徴収票を写真撮影し、数字を自動で読み込み
- ふるさと納税のデータを自動取得(楽天の証明書)
- 医療費データを自動取得(夫の分もまとめて)
- 医療費の自費診療(歯科診療)にかかったお金を自分で入力
- 株式の年間取引報告書を自動取得(SBI証券・マネックス証券)
- 雑所得を手入力
- 申告書を確認し、e-Taxで送信
昔と比べてどれくらい楽になったか?
私が初めて確定申告をしたのは、10年以上前のことです。
当時は、パソコンで手動入力し確定申告書を作成していました。
医療費の領収書を病院ごとに仕分けて手計算するのが非常に面倒で、家族の分も含めるとかなりの時間を要しました。
また、ふるさと納税の申告も1つずつ手入力し、自治体ごとに納税額を記入するのが地味に大変でした。
さらに、何度も確認を重ね、ミスを修正して、最終的には自宅でプリントアウトして税務署に提出するまでに数日かかっていたことを覚えています。
しかし、今ではわずか30分で申告が完了します。
特に、医療費控除の計算やふるさと納税の入力、株式の年間取引報告書の反映が自動化されたことが大きな違いです。
来年はもっと簡単に?
毎年、システムが少しずつ改良されているため、来年はさらに申告がスムーズに行えるのではないかと期待しています。
かつては「確定申告=大仕事」でしたが、今では「ちょっとした作業」と感じるようになりました。
便利な仕組みを活用し、これからも無理なく確定申告を続けていきたいと思っています。
3年前に初めてスマホで確定申告した時は、心が折れそうになりました↓

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