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毛蟹高騰!それでも蟹みその旨さは絶品すぎる!

毛蟹を食べなきゃ年越しができない・・・というほど、我が家の大晦日は恒例の毛蟹。
毎年送ってもらうのは、もちろん活毛蟹。
それを自宅の大きな鍋でぐつぐつ茹でて、滴り落ちる蟹みそをペロリと舐めるのが、至福の時であります。

毛蟹はなんといっても蟹みそが命!
おいしい蟹みそを食べるには、絶対活毛蟹!
ボイルの毛蟹や冷凍のものとは雲泥の差があります。

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蟹みそってなんだ?

タラバやズワイガニもいいけれど、私は毛蟹が一番好き。
それはなんといっても濃厚で甘くクリーミーな蟹みそが、最高においしいと思っているからです。
ところで、こんなに蟹みそLOVEなのに、ある日ハタと考えました。
蟹みそってナンダ?いったい蟹のナンナノサ?

蟹みそは、『中腸線』と呼ばれる節足動物の消化管のこと。
人間で言うならば、膵臓や肝臓にあたるそうです。

ということは、世界三大珍味のひとつであるフォアグラ(ガチョウの肝臓)の仲間ってことですよね。
なるほど、蟹みそがおいしいのが納得です。
そして蟹みそが最もおいしいとされるのが、毛蟹なんです。

新鮮な蟹みそは、きれいなオレンジ色をしていて濃厚で甘いのですが、時間が経つと次第に色が黒っぽくなって、苦みも出てきます。
また蟹みそは、どんなに茹でても固まらないため、ボイルされた毛蟹ではそのおいしい蟹みそが取り除かれていることも!!

なので、おいしい蟹みそを味わうならば、活毛蟹を自宅で茹でる!
これに尽きます。

ちなみに、回転寿司の軍艦の蟹みそや、瓶詰されて売られているものは黒っぽいですよね。
あれはベニズワイガニの蟹みそを加工調理したもので、全然別物。レバーペーストといった感じですよね。

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活毛蟹を注文

今回注文した毛蟹は350gの小ぶりのものを3尾。

計ってみたら1尾360~365gありましたが、これを茹でると重さは少し減ります。

毎年かにのマルマサ【北海道】さんで注文するのですが、北海道各地で水揚げされた毛蟹を、大型水槽に入れて2日間ほど活力をつけ、元気を取り戻したものから順次発送してくださいます。

活毛蟹は、千歳空港からの航空便で発送され、翌日には秋田へ届きます。

 

発泡スチロールの中からは、カサコソ動く音が聞こえ、フタを開けると毛蟹がハサミを振り回しながら出てきます。
毎回、毛蟹の顔が怖い・・・と思ってしまう・・・。

毛蟹の旬の時期

北海道の毛蟹は、オホーツクや道東など場所によって獲れる時期が違うのですが、1年を通じてどこかで水揚げされています。

春先に獲れるのは脱皮したての若蟹で、当然蟹みそも少ない。
そして夏から秋にかけて成長した毛蟹は、身入りもよくなり蟹みそも多くなってくるのです。
年末には、寒さから身を守るため、毛蟹も脂乗りがよくなり、最高においしくなります。

つまり、年末年始に食べる毛蟹はまさに旬のおいしさなんですよね。

おいしい毛蟹の大きさ

私が今回注文した毛蟹は、1尾350gのものですが、実は毛蟹がおいしいとされる大きさは1尾500g前後のもの。
600g以上になると、老蟹といって味が落ちるそうなので、毛蟹も大きけりゃいいってもんでもないのですね。

毛蟹が500gくらいまでに成長するには10年はかかるそうなので、隅々まで感謝して食べつくさないといけませんね。

活毛蟹を茹でる

届いた活毛蟹は、すぐに自宅で茹で上げます。
さっと毛蟹を水洗いして、表面のゴミを落としたら、沸騰したお湯の中へ毛蟹を投入。

毛蟹は甲羅を下にして鍋に入れます。
再度お湯が沸騰してから、約15分~20分グツグツ茹でます。

 

あ!
毛蟹を茹でる際に鍋に入れる塩は、かにのマルマサ【北海道】さんでいつもサービスでつけてくれる自然塩を使ってます。

ゆで上がった毛蟹はとても熱くなっているので、さっと水洗いして表面の熱さを取りますよ。

毛蟹の食べ方

茹で上がった毛蟹を甲羅を下にして置き、『ふんどし』と呼ばれる三角の部分を外します。

 

ビラビラしたエラの部分も取り除きます。ここだけは食べられませんのでね。

 

あとはもう各自お好きにどうぞって感じ。

トロリとした濃厚な蟹みそを指ですくって食べるも良し、スプーンでちびちびすくうも良し、足をはずして身を食べるも良し、胴体の身に蟹みそをつけて食べるも良し。
蟹みそにほんの少しお醤油を垂らすと、またこれが極上のおいしさなんだなぁ。

 

蟹みそ、サイコーです!!

毛蟹効果

毛蟹は、低脂肪で高たんぱく、そしてカルシウムが多く含まれています。
また、毛蟹の甲羅をはがすと白っぽい膜がついていますが、あれはキチン・キトサンと呼ばれる酵素で、自然治癒力を高め、制癌効果としても注目を浴びています。
高血圧を予防し、コレステロールを下げる働きもあるとされています。

が・・・。

1年に1度食べるくらいじゃ、ほとんど期待できないか。

毛蟹高騰

年々毛蟹の値段が高くなっているというニュースを聞きます。

毎年、楽天市場のかにのマルマサ【北海道】さんで毛蟹を購入しているので、購入履歴をチェックしてみました。

2011年 活毛蟹2kg 10,900円
2012年 活毛蟹300g×2尾 4,980円
2013年 活毛蟹2kg 11,950円
2014年 活毛蟹1.5kg 8,250円
2015年 活毛蟹1,5kg 9,000円
2016年 活毛蟹350g×3尾 9,380円
2017年 活毛蟹350g×3尾 11,100円

なるほど。
2011年は、2kgで10,900円だった活毛蟹が、2017年には約1kg(350g×3尾)で11,100円ですから、6年前の約2倍の値上がりですね。
こんなに高騰しているなんて、気づきませんでした。ああ、びっくり。

こんな高級毛蟹、ふだんは買おうとも思いませんが、年に1度の大晦日には、1年間元気で過ごせたことに感謝しつつ、おいしい毛蟹を食べることができる幸せを噛みしめつつ、新しい年を迎える活力としたいんですよね。

2018年の大晦日も、おいしい毛蟹が食べられますように。
・・・て、年が明けたばかりなのに、早くも年末のお願い。

コメント

  1. るり玉 より:

    おはようございます(*´-`*)ノ

    な、なぬ~!?
    毛ガニを自宅で茹でる?
    私も毛ガニのかに味噌大大大好きなんですけど、
    いつもボイルを食べてて、あれが当たり前なんだと思っていました(*>∀<*)
    カニはプロが茹でるもんだと思い込んでて、自分で茹でるって考えたこともなかったです。
    それでも十分美味しいって思ってた私。
    今年も北海道からボイル毛ガニを送ってもらってみんなで無言で食べました(笑)
    そらはなさんの色鮮やかなかに味噌見たらもう。。。
    来年のお正月は自分で茹でてみたい!(鬼が笑う)
    このページ、ブックマークしときますo(^o^)o
    良いこと教えてもらったわぁ~♪

    ちなみにカニの殻はバラの成長にとって良い成分が含まれているので、
    乾かして砕いて根元に混ぜ混んだりしますよ(^o^)v

    毛ガニ、ブラボー!

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      そーです、そーです!
      毛蟹はぜったい活きたものを自宅で茹でたほうがおいしいです!
      特にコツなんていりません。
      毛蟹はすっぽり入る大きな鍋さえあれば大丈夫です。
      で!
      カニの殻がバラにいいですって!!?
      こちらこそ良いことを教えてもらいました。
      ああー、でも蟹の殻はもう捨てちゃったし。
      今度の大晦日の蟹の殻は粉々に砕いて取っておこう。
      もう殻まですべて使えるなんて、毛蟹サイコー!

  2. 乙女座の乙女 より:

    そらはなさん、こんにちは!
    換気扇掃除の記事に登場した〝年一回蟹を茹でる時使う鍋〝再登場‼︎しましたね。
    我が家の年越しは蟹を食べながら秋田地酒の大吟醸を飲みます。贅沢かな?と思いつつ、一年家族元気で生活・仕事ができ、三都県で暮らす家族全員集合することができることに喜びと感謝、なので贅沢ではないですよねー。
    我が家は蟹は夫が〇〇市場でお取り寄せするので、毎年種類が違うのです。食べ易いタラバ、お手頃価格のベニずわい、ミソの美味しい毛ガニ。今年はベニずわいでした。理由は今年は蟹全般が値上がりしていたからとのこと。食べる量がハンパないので…
    今年の年末の蟹は三種類で、と夫に提案してみよっかな?と、年始から思いを巡らせている私。笑。
    今年も皆健康で生活でき、年末に皆で蟹が食べられますように。
    蟹の話題だけで長文になってしまいました。

    • そらはな より:

      乙女座の乙女さんへ♪
      へへへへっ(#^^#)
      よくぞ目をつけてくださいました。
      あの鍋は年に2回登場します。
      毛蟹を茹でるときと、シロッコファンを煮る時です。
      それしか使い道がないのですが、立派に役目をはたしてくれています。
      蟹三種を食べ比べするのもいいですねー。
      10年以上前は、一度に三種類の蟹を買って食べたこともありました。
      あの頃は、たぶんかなり安かったと思われます。
      そして今後もやっぱり蟹は買う!
      だっておいしいもんね(#^^#)

  3. 乙女座の乙女 より:

    上記コメ、昨年は蟹高騰で昨年はベニずわいだった、の訂正します。

  4. ちかちか より:

    おー、カニ!うちは夫がアレルギーで、エビ、カニは食卓に出しません。たまの回転すしで生エビ食べるくらいで、カニは何年も食べてません。よそで食べた桜エビのかき揚げで夜中に全身ブツブツの夫を車に乗せて夜間緊急病院に駆け込んだ事があるので、彼の前では食べようと思わないし、一人分買ってこそこそ食べるのも何だし…。あーカニ味噌、食べたいなぁ。ヨダレ出そう。
    家族みんなで普通にエビやカニ食べられるのは、いいなぁー!
    年末、お正月の頑張り、そらはなさん偉いなあと思います。今年もよろしくお願いします

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      あー、残念。蟹アレルギーだなんんて、なんだか人生をソンしているようだわ。
      本人にとっては、苦手なもので、食べられないことなんてなんとも思ってないでしょうけど。
      ちかちかさんは、ご主人の前で食べるわけにもいきませんものね。
      でも、ご主人と一緒に食べられるものが一番おいしいものかな・・・?なんて。
      今年もよろしくお願いします(#^^#)