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危険なブロック塀には近づかない

ブロック塀を解体したら、鉄筋が入っていませんでした。
築50年以上になるブロック塀なので、当時はこういうのが当たり前のように施工されていたのかもしれません。

少しショックではありましたが、これまで倒壊しなかったことに感謝しました。

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ブロック塀の風化

ブロック塀に傾きやひび割れなどはないものの、50年以上雨風にさらされ、表面がデコボコに風化してきました。

おまけに、ブロック塀に沿って植えられたカイヅカイブキが巨大化&肥厚し、もはや素人では剪定できないのが悩みの種となっていました。


▲2017年撮影 カイヅカイブキとブロック塀

そんなブロック塀を解体しようと決心したのは、門柱に内蔵された郵便受けの蓋が割れ、修復できなくなってしまったこと。

そこで、ブロック塀と門柱、そして同じく築50年以上になる車庫を解体する運びとなりました。

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鉄筋が入っていないブロック塀

ショベルカーでブロック塀を解体しようとしたら、下から3段目を残して上の部分がきれいに崩れたそうです。

つまり、3段目までは鉄筋が入っていましたが、その上には鉄筋が入っていなかったということです。

ブロック塀解体中

当時は、建築基準法もなかったでしょうから、これが当たり前の工事だったのか、はたまた手抜き工事だったのかは、今となってはわかりません。

ただ、これまでブロック塀が倒壊しなかったことが奇跡にも思え、人を巻き込む大きな事故などなくて、本当に良かったと思いました。

安心安全なブロック塀とは

ブロック塀に鉄筋が入ってなかったことで、私の住む街のブロック塀も非常に気になるようになりました。

近所には空き家も増え、我が家のように風化したブロック塀もたくさん見受けられます。

ブロック塀の寿命は30年

安全なブロック塀の基準は

▪高さが2m以下であること
▪塀の長さが3.2m以上(ブロック8個分)あるものには控壁が設置されていること
▪傾いたりひび割れなどしていないこと
▪透かしブロックを多用していないこと

などが挙げられます。

我が家のブロック塀は高さこそ2m以下であったものの、控壁なんてありませんでしたし、風化で表面がボロボロになっていましたし、透かしブロックもそこそこ使っていましたし・・・

とっても危険なブロック塀だったんですよね。

同時に、ご近所のブロック塀も危険なところがたくさんあるということに気づかされました。

今の私にできることは、我が家のブロック塀を安全なものにすることと、危険なブロック塀の側は歩かないこと。

我が家のブロック塀に鉄筋が入っていなかったことで、いろんな塀に目が行くようになりました。(←怪しいやつ)

 

 

 

 

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