スポンサーリンク

いざ!北鎌倉 紅葉半日巡りコース【建長寺編】

12月初め、北鎌倉へ行ってきました。
半日しか時間がなかったので、建長寺と円覚寺の二大寺院を中心に巡り、途中、葉祥明美術館を訪れ、古民家で精進料理をいただき、充実した時間を過ごすことができました。

北鎌倉を半日で楽しむコースの参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

北鎌倉半日巡りコース

朝9時前に北鎌倉駅到着。
帰りは13時30分には北鎌倉を出なければならないので、与えられた時間は4時間30分。

北鎌倉には、円覚寺、東慶寺、浄智寺、建長寺など、鎌倉街道と呼ばれる県道21号線沿いに有名なお寺が立ち並んでいますが、大きなお寺である円覚寺と建長寺を中心に訪ねることにしました。

また、行先を調べていると、なんと北鎌倉には葉祥明(よう しょうめい)美術館があるんですね。
学生時代、友人B子に「この人の絵が大好きなんだ」と教えてもらったのが画家の葉祥明さん。心が洗われるような風景が描かれたレターセットなどを、私も学生時代は好んで使っておりました。

その友人と一緒に北鎌倉に行くのですから、葉祥明美術館は外せない!

さらに、50歳を過ぎてから食生活にもいろいろ気を配るようになったこの頃。
友人C子は、学生時代小柄で痩せていたのに、ここ数年でめっきり太ったと大騒ぎで、カーブスにも通い出したそう。(私から見れば全然太っていないのですが)
ならばランチは精進料理でどうだ!というわけで、みんなが満足する北鎌倉半日巡りコースが完成しました。

 

【北鎌倉半日巡りコース】

■8:45 北鎌倉駅着

↓ 徒歩13分

■9:00 建長寺(拝観時間約40分)

↓ 徒歩10分

■9:50 明月院前まで散策

↓ 徒歩3分

■10:10 葉祥明美術館(約60分)

↓ 徒歩10分

■11:20 ランチ 笹の葉(約40分)

↓ 徒歩5分

■12:10 円覚寺(拝観時間70分)

↓ 徒歩2分

■13:30 北鎌倉駅

なお、アラフィフの足腰にも優しく、時間配分はゆったりめに組みましたが、のんびりゆっくりじっくりと巡ることができ、心も体もリフレッシュすることができました。

スポンサーリンク

北鎌倉駅から建長寺までの道のり

北鎌倉駅に着いたのが8時45分頃。

改札を出ると、すぐ左側にバス停があり、江ノ電バスに乗ると建長寺までは約5分で到着することができます。
しかし、バスはちょうど発車してしまったあとだったので、建長寺まで歩くことにしました。
なんてったって、天気は快晴。北鎌倉の町をゆっくり散策するのもいいではありませんか。

 

鎌倉街道と呼ばれる県道21号線は、道路も歩道も狭いのですが、朝9時前ということもあり、人影はまばら。
建長寺までの道のりは、ゆっくりと上り坂になっていて、大きな森に取り囲まれた中に家が建っているという感じです。

道路沿いには、古民家カフェやお食事処があちこちにあり、時間があればぶらりと立ち寄るのも素敵です。

あちこち見まわしたり、友人と話をしながら歩いていると、あっという間に建長寺に到着しました。

建長寺拝観

朝日が映える建長寺入り口。
建長寺の修行僧が作っていた「建長汁」がなまって「けんちん汁」になったという説もあります。(所説あり)

 

1253年(建長5年)、北条時頼が禅宗の精神で政治を安定させたいとの願いから建長寺が創設されました。日本で最古の禅宗専門寺院です。

 

入り口を抜けると、駐車場があり、その奥が総門。

 

この総門は、1783年に京都の般舟三昧院(はんしゅうざんまいいん)で建立されたものを、1940年に移築したもの。

 

建長寺は、総門、三門、仏殿、法堂がほぼ一直線に並ぶ配置となっています。

 

総門をくぐると、右側が拝観受付。ここで拝観料300円を払います。
左側には、御朱印受付所。

 

御朱印受付所に御朱印帳を預けると、番号札が渡されます。
帰りにここで300円を払い御朱印帳を受け取ります。

 

建長寺は、紅葉よりも桜の季節がきれいなんでしょうね。
三門に続く道は桜並木。春に来てみたいなぁ・・・という気持にさせられました。

 

そして三門。高さ30M。
総門よりもはるかに大きい。

 

この三門をくぐると、あらゆる執着から解き放たれるそうです。
ああ、解き放ってほしい・・・。

 

三門の中には「おびんずるさま」がいて、「痛いところを摩ると治してくださる」そうなので、とっさに私はおびんずるさまの頭をなでなでしました。
ボケる原因となる異種タンパクが少しでも減りますようにとの願いがあったのですが、「痛いところ」だっつーの!
腰とか膝とか、もっと痛いところがあっただろーっって、後悔したりして。

 

 

三門を抜けると、見えてくるのが仏殿。

 

 

仏殿の前に、手水場(ちょうずば)。
ひしゃくなどなかったのですが、きっと手水場だよね?
というわけで、左手を洗って、右手を洗って、右手で水をすくって口を清める。

 

 

建長寺の仏殿は、内装の装飾がすばらしい。江戸時代の華麗な装飾が施されていますが、仏殿の内部を写真に撮るのがためらわれたので、写真はなし。
天女が舞い、鳥が歌い花が咲く極楽浄土の様子なんだとか。

 

仏殿も国の重要文化財。

 

建長寺法堂(はっとう)。
天井には雲竜が描かれていますが、日本の雲竜の爪はふつう3本なのに対し、ここの雲竜の爪は5本あります。必見。

 

法堂の奥には、方丈の入り口である唐門があります。
方丈とは、寺院の長老などの住居だった場所。

 

唐門は豪華な造り。

 

もちろん重要文化財。

 

そして方丈の中から眺める庭園。

 

ああー。
うちの庭もこんな風にしたいものだわ・・・。

 

方丈の中には、写経ができる場所があります。
御朱印をもらうには、本来であれば写経をしてそれを奉納するのが、正式なんですよね。

ここの写経は、あらかじめ用紙に薄く写経の文字が書かれていて、それを上からなぞるというもの。しかも筆ペン。
お手軽に精神統一できるので、時間があればやってみたかったです。

 

建長寺は、紅葉する木が少ないせいか、全体的に緑豊かな寺院でした。
むしろ桜の木が多かったので、春はまたちがった美しい景色が観られることでしょう。

 

建長寺内をゆっくり散策して約50分。御朱印帳を受け取る時には、ぞくぞくと拝観者が入ってきていたので、拝観受付はたくさんの人たちが並んでいました。
拝観は8時30分からできるので、早めの行動がおススメです。

拝観料:300円

ご利益:開運招福、商売繁盛、金運、厄除け

住所:鎌倉市山ノ内8 ℡ 0467-22-0981

◆JR北鎌倉駅から徒歩12~15分 江ノ電バス5分

 

建長寺のあとは、葉祥明美術館へ向かいます。

続く・・・。

北鎌倉【葉祥明美術館】は美しい原画と言葉の数々に泣ける
北鎌倉にある【葉祥明美術館】は、まるで友人宅に遊びに行ったような感覚で、ほっこり癒されます。 「画家で詩人のお父さんとお...

 

コメント

  1. すず より:

    ああ、、懐かしい。先々月母と行きました~実は私は東京在住ですが祖母のお墓は鎌倉にほど近い大船にあるので年に1度は母と(行けるときは孫も一緒に)行っています
    今年は母と平日に行きました。めずらしく建長寺行ったんですよー!!!そらはなさんも行かれたんですね★
    私たちは桜、アジサイ、紅葉の観光客でごった返す時期を避けていくのでこういう素敵な景色じゃないんですけどぶらぶら歩いて新しくできた雑貨屋さんとか陶器のお店とかひやかして歩いたり切通しを歩いたりそれが楽しいのです(^_-)-☆次回は春先、鎌倉山にいってみようかな~と考えてるところです
    旅の続き楽しみにしています

    • そらはな より:

      すずさんへ♪
      いいですねー。お墓が鎌倉の近くにあると、お出かけするのも楽しくなっちゃいますね。
      建長寺、すばらしかったです。
      北鎌倉の街並みは、私が住んでいる秋田と同じくらい田舎で、でも歴史的建造物があるとこんなにも情緒あふれるすばらしい街になるんだなぁと思いました。
      なんてったって、鎌倉幕府ですもんねー。
      あちこちにある雑貨屋さんや甘味処にも寄ってみたかったなぁ。