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野菜の収穫跡地に植えたもの 来年はキッチンガーデンorポタジェを目指したい

残暑厳しかった今年の夏ですが、あっという間に秋がやってきました。
楽しかった菜園ライフも、収穫ラッシュが過ぎて寂しい限りです。

さて、夏野菜を収穫した後の畝に、何を植えようか迷っていましたが、何も植えるのは野菜でなくてもいいのだということに気が付きました。
来年の畑は、単なる野菜畑ではなくキッチンガーデンを目指したいと思います。

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夏野菜収穫後

9月も中旬を過ぎ、すっかり秋の気配が深まりつつある今日この頃。
きゅうりやトマトを片付けたので、畑も寂しい姿になってきました。

秋田は、秋の季節はとても短く、あっという間に冬がやってきます。
なので、以前は夏野菜の収穫が終わったら、それで畑仕事はおしまいにしていました。

ところが、昨シーズンの冬は暖冬で雪が積もりませんでした。
なので真冬にキャベツを収穫するという、秋田では信じられない出来事も起こりました。


2019年1月 キャベツ

それに気温が低ければ低いなりに、不織布のトンネル掛けをして簡易的な温室を作り、秋野菜を育てることも可能だということに、今更ながら気づいたのです。

そんなわけで、春大根とサニーレタス収穫跡地、そしてフリルレタスと人参の収穫跡地に、何を植えようかあれこれ考えていたのですが、結局決まらないまま今になってしまいました。

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連作障害

これから植えたい野菜はサニーレタスと大根だったのですが、春に植えたところにまた同じ野菜を育てるとなると、連作障害のことを考え躊躇してしまいます。

連作障害とは、同じ野菜を同じ場所で作ることにより、生育不良や病気になってしまう障害のことです。
野菜は、その種類により土の中の必要な栄養が違いますが、同じ野菜を同じ場所で育てることにより、土壌中の特定成分が不足しバランスが崩れることで生育障害を引き起こします。

また、その野菜を好む特定の害虫が集まりやすくなり、繁殖するので害虫被害も多発します。

ただでさえ今年の春に植えたオクラは病気で全滅したし、畑に虫がいるのは当たり前だけど、やっぱり害虫被害は極力減らしたい。

だから大根やレタスの収穫跡地には、もうなんの種を蒔いてよいのかわからず、放置していました。

野菜ではなく花を植える

そして先日、ひらめいたんですよ。
なにも、畑に植えるのは野菜じゃなくてもいいんじゃないの?

増殖を続けるマリーゴールドを移植したらどうかしら?
夏野菜を撤去して寂しくなった畑に、お花が増えたら華やぐよね。

というわけで、大根とサニーレタス跡地にマリーゴールドを移植しました。

春に、じゃがいものコンパニオンプランツとして畑の真ん中にマリーゴールドを植えていたのですが、それが10倍にも増えていたので、少しずつ株分けし畝に植えてみました。

 

すごくいい!!
キャベツの隣にマリーゴールド。
ナスの隣にマリーゴールド。

 

あっちにもこっちにもマリーゴールドで、畑がパッと華やかになりました。

 

今まで私は、畑は野菜、お花は花壇・・・というようにゾーン分けして考えていたけれど、花と野菜を一緒の場所に育てるってなんだか素敵!

キッチンガーデンを作りたい

野菜やハーブなどと一緒に、相性のよいお花(コンパニオンプランツ)を育て、収穫も鑑賞も両方楽しむガーデンのことをキッチンガーデンといいます。

鑑賞用でもあるので、美しく見えるデザインであることも大事な要素です。
収穫した跡地も美しく維持する必要があるので、区画ごとに板材や石などで囲っておくと、いつでも整然とした印象を保つことができます。

・・・なんていうことが、ガーデニング講座のテキストには書かれていましたが、そこまで厳密なキッチンガーデンでなくてもいいんです。
ただ、キッチンガーデンという概念は、畑には野菜のみ!という凝り固まった私の概念を取っ払ってくれたのは事実。

そうよ、野菜だけでなくお花も楽しめる畑なのよ。
そんな来年の野望が沸き起こってきました。

ちなみにキッチンガーデンとは、英語で家庭菜園を意味する言葉で、フランス語ではポタジェという言葉が当てはまります。
キッチンガーデンがさらにおしゃれに進化したのがポタジェガーデンともいうらしいけど、そんなことはどっちでもいいんです。

収穫と鑑賞。
この両方を兼ね備えたというところが、一石二鳥、または一挙両得で、お得が大好きな私の得意とする分野ではありませぬか。

来年は、畑のポタジェ化を目指します!
Merci!!

 

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