今年育てた小玉スイカは、黒皮小玉スイカ。
5月中旬に苗を定植しましたが、このたび初収穫を迎えました。
今年はまだ梅雨明けしていませんが、甘くておいしいスイカができました。
黒皮小玉スイカを育てる
昨年育てた小玉スイカは、ラグビーボール状になるシャリっ娘という品種。
今年は黒皮のスイカを育ててみたくなったので、黒皮小玉スイカの苗を2つ買いました。
苗を定植したのが5月14日。
1番花(雄花)が咲いたのが、約1カ月後の6月12日。
その3日後の6月15日に、雌花が咲きました。
翌日(6月16日)、雌花と雄花が咲きそろったので人工授粉をしました。
人工授粉から35日め(7月21日)、黒皮小玉スイカを初収穫しました。
小玉スイカの収穫のめやす
小玉スイカの収穫の目安は、受粉してから35~40日後だといいます。
収穫時期を迎える頃には、子ヅル、孫ヅル伸び放題で、葉っぱもワサワサ。
なので、人工授粉した小玉スイカの側には、支柱を立てて受粉した日付を記しておきます。
これが収穫のめやすとしては、一番わかりやすいです。
しかし、中には虫たちによって自然受粉するものもあるんですよね。
こうなると、気づいた時にはけっこう大きくなっているので、受粉したのがいつだったのかわかりません。
そんな時は、スイカの実が付いている節の巻きひげが茶色くなって枯れた頃を収穫の目安にすることもできます。
(写真は昨年のもの)
ところが、たまに巻ひげが見当たらない時もあるんですよね。
こんな時は、スイカのお尻部分が凹んでいるので判断したり、叩いてボンボンと濁った音がする時が、収穫の目安だと言われます。
でも、お尻の凹み具合は、素人にとっては比較してこそわかるものですし、ましてや叩いた音で判断するのは、なかなか難しい。
昨年は、収穫の後半になってようやく音の違いがなんとなくわかるようになりましたが、そんなこと1年も経つと忘れちゃいますもんね。
今年のスイカが甘いわけ
というわけで、初収穫は人工授粉からきっちり35日めのもの。
重さを計ってみたら、2.7kgありましたから、上出来です。
黒皮小玉スイカって、最初は緑色で縞模様もちゃんとあるのに、大きくなるにつれて黒光りしてくるんですね。
そんなことも、育ててみて初めて知りました。(最初から黒いと思っていた)
そして、緊張のスイカカット式。
中を見るまではやっぱり心配でしたが、真っ赤なスイカがお目見えで一安心。
食べてみたら、とっても甘くておいしいスイカで、さらに安心しました。
さて、甘いスイカを作るうえで最も重要なことは、水管理だと言われます。
受粉後、水を与えなければスイカの糖度は増し、甘いスイカができるそうですよ。
でも、家庭菜園で地植えのスイカに水を与えないなんて、そんなこと無理ですよね。
お天気は、天に祈ってもどうすることもできませんしね。
ましてや、スイカが育つ時期はちょうど梅雨時期でもあります。
さらに私の住む地域では、まだ梅雨明けしていないんですよね。
なのに、甘くておいしいスイカができたワケ。
それは、苗を植える場所を、20cmくらいに盛り土したからです。
高畝にして、とにかく水はけを良くしたつもりですが、きっとこれが功を奏したと信じたいです。
まだまだ小玉スイカの収穫は続きますが、早く梅雨明けして、夏空の下でシャリシャリっとスイカをいただきたいです。
↓2年前に初めて小玉スイカを育てた時には天に祈るしかなかった
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